かぞくしんぶん「あさま」  
   025号 2002年9月14日 (土)   
 

 

<人参いも>

 


 我が家のHPにのっているパンの写真を見て、パンを食べたいと言う人が4人集まった。朝からお母さんはがんばってパン作り。「焼いたパンに埃がかかったらいけないから、早く掃除機をかけて」といわれながら、ぼくは部屋のかたずけ。
 4人は11時すぎにやって来た。おみやげに果物と野菜を持ってきてくれた。そのなかに、しわしわのさつまいものようなものが2個入っていた。それが人参いもというめずらしいもの。
 3種類のパン(ドイツ風ブリオッシュ、シナモンロール、マヨネーズ・コーン)と野菜サラダと夏みかんぜりーが並び、紅茶とコーヒーでいただきます。一口食べると、アレッ、いつものパンはふっくらしているのに、今日のパンは……と思ったら、
「実は緊張してしまい、温度を少し間違えてしまったけど。」「いやいや、とても美味しいですよ。おいしい、おいしい。」と、お喋りをしながらパクパク食べてくれた。しばらくすると4種類目のパン(豆太鼓)が焼けて出てきた。やー、すごいサービスだと思っていたら、「ハイ、これもどうぞ。」見ると、先ほどの人参いもが、人参色のいもきんとんに変身していた。味もなかなかいけた。デジカメにおさめ、テレビにつないで、ニューカレドニアで撮った写真と一緒に見た。
 4人を西向日の駅まで散歩がてら送った。「この辺の空気は大阪の空気と違うわ。」と感想を述べた人がいた。

これが人参いも

これが人参いもケーキ


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