では少し、宿命と運命についてお話ししてみましょう。
この地球上での世界人口は約62億人、そのうち日本の人口は約1億2千万人と言われています。
その人々の中にはまったく同じ性格、宿命、運命の人はいないとされています。
宇宙の誕生や地球の創生、又、人間が生れてから死ぬまでの人生は「宿命」という
盲目的で絶対的な支配力によって定められていて、
それらすべてに対してはまったく無力でどうすることも出来ないのです。

人間に生れたい、とかいつ生れたい、とか男に女に生れたい、というような選択権は
男女産み分けの出来る現代になっても産まれる側には一切の選択権は認められない、というのが宿命論です

これに対して各人の生活環境に密着し、他人から見たもう一人の自分を悟ったり
新しい発想の転換をしたり、ある程度人知の及ぶところとされているのが「運命」です。

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