飼料小屋



  このページでは馬に関する書籍そのほかを紹介しています。

  選抜はかなり独断と偏見の色が濃いかもしれません(管理人が専門的な突っ込んだ分野にまだまだ未踏

の現状のため)。選んだ基準は<馬含む動物の福祉関連について読みやすいと思ったもの> <(自分で

読んで)単にお勧めしたくなったもの>といったところです。

まとまりに欠ける点はどうか大目に見てやってください。順序もバラバラですが…。

一般では入手できないものが含まれる場合がありますが、古書(Google検索がかなり有効です)などで探せば

入手できるかも知れません。

※2005.7.2立ち上げました。現在、きちんと整理するまで行っていません。量が充実してくるようなことがあれば整理したいと思っております。


 アニマルウェルフェア
  
動物の幸せについての科学と倫理〜

 
佐藤衆介/著 
  東京大学出版会/版 2005年06月 発行 
 「<動物への配慮>という発想:
人類生存の糧となる動物たちにとって<幸せ>とはなにか。」 重いテーマにもかかわらず、写真豊富で読みやすく、客観的な科学的見地に基づいた著書です。
 新しい見地に立った、注目すべき一冊ではないでしょうか。
 競馬よ!〜夢とロマンを取り戻せ〜

 野元賢一/著 
 日本経済新聞社出版局/版


 2005年06月 発行
 
 著者の野元氏は日経新聞運動部の記者で「サラブnet.」でコラムを執筆されています。
 表向きの競馬の世界からはなかなか見えにくいさまざまな面を、冷徹な目で見て辛口にまとめられていて、写真も豊富です。
 軽種馬飼養標準(2004年版)
  
 
日本中央競馬会競走馬総合研究所/編集
 アニマル・メディア社/版 2004年出版
 (資料)
   
 健康な馬のために必要な飼料の基礎知識がとてもわかりやすくまとめられています。
 専門的な知識がなくても、写真や図が豊富なので見やすくなっています。
 umacco―最後の働く馬たち
  
 
小田 聡子/著
  新風舎/版 2006年5月発行
 
(写真集)
 
 今ではすっかり激減した「働く馬」(競走馬や乗馬以外の)たちの、小さな写真集。
 山仕事で頑張る馬たちの姿を、美しいカラー写真で見せてくれます。
 星の牧場
  
 
庄野 英二/著
 理論社/版 (1964年初版)2003年 再版
 (文学) 
 
   
 戦争が終わり、故郷の牧場に帰ってきたモミイチは、戦地でかわいがっていた軍馬ツキスミの蹄の音を聞く。音を辿っていった彼が出会ったものは…。
 児童向きとされていますが、モミイチのツキスミに対する思いが淡々とした文体から大変よく伝わってきます。
 音楽好きにも馬が好きな人にも読んでいただきたい作品です。