「みなさまに質問!」に寄せられたコメント
アンケートにご回答頂き、本当に有り難うございました。
たくさんのコメントを頂くことができ、とても考えて書いて下さったことに(このような怠慢なサイトにもかか
わらず!)驚き感謝しています。
厳しいご意見や温かいお言葉など、考えさせられております。本当に有り難うございました。
以下、紹介させていただこうと思います。
●悪友に誘われ中学生時代から宇都宮競馬場へ出入りしていました。大学時代も帰郷
時のお盆、暮れの開催には必ず足を運んでいました(かなりやられました・・・)。初めて
見たレース、「泥棒に追い銭だ〜」などと言いながらしっかり全レースの馬券を買ってい
た漁協のおっさん、いつの間にかいなくなっていた内馬場のポニー、結構いた親子連れ、
100円焼きそばのおばちゃん・・・いろいろ上がってきてしまうので廃止以来跡地には行っ
ていません。数々の喜怒哀楽と名勝負を残した競走馬達、競馬場やトレセンの人々がどう
なったかも、おそらく全ては分からないでしょう。また、もう跡地には行くことは無いでしょう。
競馬はあくまでギャンブルです。大きなお金の行き来なしでは、一頭の競走馬も生き延び
ることは出来ません。いいファンとは廃止廃用と聞いて初めて金切り声を上げる人間では
なく、競馬の世界にたくさんのお金を入れてくれる人だと思います。宇都宮最終日も当然行
きましたが、「ファンのような人(ファンとは言いたくありません)」が備品を持ち去ったり「馬頭
観世音も用済みですね」などと放言しているのには殴って地面に伸ばしてやろうかと思う位
腹が立ちました。見ない顔だったのでよそ者でしょう。物目当てであったり、最終日しか見に
来ないようなにわかファンには、大きな口を叩いて欲しくありません。
今はたまに浦和競馬場に行っています。売り上げは南関最下位、赤字といわれますが構内
には母子家庭の親子のための福祉売店もあり、ささやかながら地元社会に貢献していると
断言できます。予想は宇都宮以来相変わらず絶不調ですが、関東の「草競馬最後の砦」を
可能な限り最大限馬券を買いつつ見守り続けようと考えています。
●「引退競走馬について望むこと」についてですが馬主・生産者・関係者・馬券購入者が少し
ずつお金を出し合ってその基金をもとに引退した馬(オープン馬か、最低でも重賞勝ち馬だけ
でも)の繋養施設を運営してほしいです。本来なら、重賞を勝ってくれたような馬だけでも馬主
が終生面倒を見てくれればいいのですが…。
理想は少しでもたくさんの馬が長く幸せな余生を送れることです。ですが、現実的に考えて繁殖
にあがらなかったすべての引退馬の余生の面倒を見ていくことはできないと思いますので、せめ
てオープンまで勝ち上がった馬だけでもなんとかしてもらえれないかと思っています。厩舎や放牧
地をJRAが用意して、経費は基金から捻出するとか、ファンが一口馬主のように少しずつ出資す
るとかでまかなえないものでしょうか。また、競走馬の余生については公表されたもの(繁殖・地方
へ…など)以外はあまり考えたことがありません。好きだった馬の引退後は特に、考えないことにし
ています。最悪の結果が待っているかもしれないと思うと臆病になってしまって…。
●馬を引き取れる方法を知りたいです。
●引退馬の一口馬主だと言っている人のほとんどだと思いますが、養老場牧場等に預けっぱなしで
一年に1,2回会いに行くだけだと思います。そういう人が預かってもらっている人にあれこれ言わな
いでほしい。ほとんど閲覧されてないようなサイトで、このようなアンケートをする意味があるのでし
ょうか?
●ひなたちゃんのことをFPの会のHPで知りました。本当に何と申し上げていいか…
虐待馬を保護された時、ほんの少しですが募金をさせて頂いたのを覚えています。
私も自分の馬を一昨年の夏、亡くしました。私の馬は引退前から腰が悪かったのですが、余生の生
活に入ってから1ヶ月半後同じように立てなくなり、その日のうちに安楽死をして頂きました。
そのことがあるものですから、関係者の方々、本当におつらい日々が続いておられるのでは…と思
います。でもみなさんに保護されてから、ひなたちゃんは本当に幸せな日々を送られたのではないで
しょうか? 長くはなかったかもしれませんが、彼を愛する人たちに見守られて天国に行けたのです
ものね。
私は馬の仕事をしている者ですが、すべての馬を引き取ってあげることは残念ながらできません。
自分の亡くなった馬も、ひなたちゃんも愛情をたくさんもらって天国に行き、お墓を作ってもらえたこと、
本当に幸せなことだと思います。(毎日自分をこう言って慰めています)
何だか、同じアラブの馬で、同じように亡くなったひなたちゃんを他人事と思えなくてついつい長い文章
になりました。1頭でもたくさんの馬に幸せな最期のおうちが見つかりますように…
ひなたちゃんのご冥福をお祈りします。
●ひなたちゃんのご冥福を心から祈ってます。
●引退馬の余生としてたとえば乗馬をもっと一般の人々に身近にできないんでしょうか。農耕馬はもう
普及しないでしょうけれど、生産牧場も北海道に集中しないで全国に分散して利用者が集まるように
なれば、競走馬の引退後、乗馬クラブの経営も併せて出来るのでは?(そっちのほうが普及すれば
経営も安定するのでは?)と、ど素人の意見ですが…。
●競走馬の福祉に対して大変素晴らしい活動をされている方がいらっしゃると敬服しております。
私は馬事文化としてもギャンブルとしても競馬を愛するだけでなく、競走馬の福祉向上を考えた上で
競馬関係の職を目指そうかと考えたことがあります。しかし、馬を含めた全ての動物に対する権利向
上を探るために現在は獣医師を目指しています。競馬界は非常に閉鎖的な社会であり、現状ではい
わゆる大動物の臨床獣医師を目指しても福祉向上には献身できないとあきらめています。
今後はおそらく小動物を対象とした獣医師を第一に進路を決めていくことになると思いますが、引退
馬の一口馬主など、なんらかの形で競走馬の福祉に関わっていきたいと考えています。
●馬の余生をと言ってるファンは、人(馬主、生産者)をアテにしすぎ。
自分が気になる馬は、自分でできるだけのことをするべき。自分でできないからと、人に押し付けない。
馬主の苦労を知らなすぎ。(だからこそ、馬主に負担負担など言うのだろうけど)馬が行方不明になる
のは、ファンにも原因がある。(マナーがなっていない)
●100円の馬券のうちの1円でも、強制的に引退馬への基金にするべきだと思う。
それと、競馬好きな人の中には、ギャンブル目的だけではなく、馬好きだったり馬に夢や浪漫を求める
人たちも多くいるはずなので、引退馬たちの現状やみんなで手軽に出来ることを広めていくべきだと思う。
とくに、JRA自身ももっとそういう部分を公にしていくべきじゃないかと思う。
●肉や乗馬という名の扱いに心から怒りを覚えます。
馬主になったからには、最後まで面倒をみるべきです。それができなければ、馬を買わないこと。
私は今処分されそうだった馬のサポーターとして援助しています。これ以上安易に馬を増やさないこと、
命あるものを粗末に扱わないこと、特に年取った馬は残り少ない日々をしあわせに暮らしてほしいといつも
思っています。
●日本の引退競走馬の福祉がしっかりと生きるために良くなる様に願います。