パッチワークと私
- 初めて「パッチワーク」という言葉を目にしたのは、まだ12、3才の頃。
- 手芸が大好きだった私が、本屋さんで見つけた1冊の雑誌=セゾン・ド・ノンノ=に
- 「パッチワークのすべて」という巻頭特集がありました。
- カラー記事の美しさに惹かれ、その中でも「ログキャビン」の写真にくぎづけになり、
- ”どうやってこの細長い布をつないでいくんだろう”と、とても興味を持ちました。
- この雑誌は私の原点というか、20数年経った今でも大切に保存しています。
- パッチワークの数々の写真は今見ても素敵だなぁと思います。
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- ところで、当時中学生だった私は、パッチワークに興味を持っても、
- 出会っただけで教わるすべも何もわからないままに
- 実物に触れることもなく遠ざかってしまいました。
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- その後パッチワークに再会したのは、結婚してからです。
- 長男を妊娠した時にホビーラ・ホビーレのキットをみつけて、
- ハートのシリーズの巾着と母子手帳ケースを作りました。
- これが、私の初めての作品です。
- それから二児の母になり、しばらくはパッチワークとは縁のない生活でしたが、
- 下の子が幼稚園に入るのと同時に、パッチワーク教室に申し込みました。
- その文化教室には、パッチワークの講座がいくつかあったのですが、
- 幼稚園の給食のある曜日(笑)で選んだのが、柴田明美先生の講座でした。
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これが講座で作ったファーストキルト(1997制作)
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- 本科、高等科と約3年間続けましたが、その後仕事に復帰したために、しばらくのブランク。
- 2001年秋頃から仕事のお休みを利用して、講師科へ通い始めました。
- そして1年3ヶ月後、途中、自営の薬局OPENと重なってかなり苦難の道でしたが、
- 無事に手芸普及協会講師の資格を取得しました。
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- とは言っても、まだまだ勉強しなければいけないことがたくさん。
- 人様に教えるなんてとんでもない、という感じです。
- 自営のお仕事もあり、当面は空いた時間に趣味で楽しむのみですが、
- 布を選ぶ楽しさ、ものを作る喜び、そして、完成した時の嬉しさ・・・
- こういう気持ちをずっと大切にして、一生続けていきたいな〜と思います。
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