バングラデシュは貧しい国なので、多くの信徒は、スマートフォンを所持していません。 ですから、牧師たちは、家から家へと家の教会を訪問して働きをしています。牧師たちが家々を 訪問する時には、除菌スプレーをし、マスクを用います。人々は、ソーシャルディスタンスに 気を配って、着席します。
　牧師たちは、スマホやフェイスブックによって、連絡を取り合います。スマホを購入することが できない場合は、古い携帯や固定電話で連絡します。信者の家には直接訪問します。
　コロナ禍で閉鎖された教会はありません。オンラインで集会をする教会はありません。 家々に行って、集会を守っています。
　首都のダッカでもそれ以外の地域でも、基金を用いて、食糧援助の働きをしています。 ダッカ市内の田舎の区域で、今年は２回の医療キャンプを計画しています。イスラムの背景から 救われてきた新しい信者たちのためのシェルターとなる施設と聖書の訓練を受ける学校の場所の 建設工事が始まりました。
　しかし、コロナの影響で亡くなった牧師が二人います。私たちのビジョンは、 BCC訓練センターを建設し、人々が訓練されるトレーニング・センターを建て上げ、 人々を助けるべく新しい信者のシェルターも整えることです。このトレーニング・センターと シェルター・ハウスでは、学校と聖書訓練所を経営し、作物の栽培などによって、 自活していくことができることを目標としています。
　昨年は29人の受洗者が与えられました。感謝します。