アジア・アウトリーチ・AR233

 神様は、日本にリバイバルを送ろうとしていらっしゃると信じます。しかし、 目に見える兆候があるかと言うと、それほど顕著な変化は見られません。では、 どうして日本にリバイバルが来ると信じることができるでしょうか? 
 幾つかの理由がありますが、その一つは、神様が執り成しの祈り手を起こして いらっしゃるということです。日本のために祈るように導かれた人々や教会が起こ されています。日本の霊的な収穫ために祈る祈祷会が、海外で始まっています。
 そして神様は、日本に宣教師たちを送ってくださっています。今から70年前、 50年前は、宣教師と言えば西欧の国から送られる人々でした。しかし現在は、 むしろアジア諸国から、宣教師たちが送られて来ています。そうした方々のお証を、 今回から連載したいと思います。
 第1回目は、韓国人ビジネスマンの李さんです。李さんは、北朝鮮への宣教を 日本からする重荷を持って働いてくださっています。北朝鮮の共産主義政権が崩壊 するのは時間の問題と考えられます。そしてもし崩壊が起こるならば、日本は北朝鮮の 隣国ですから、私たちが想像する以上の影響を受けると考えられます。


 KRIN (Korea Reconciliation Initiative & Network) Japan の李炯雨と申します。 韓国・釜山生まれで、約26年前1995年2月8日に東京駐在員として日本国に上陸しました。
 仕事熱心で平凡なサラリーマンの私のような人間が、駐在員を経て日本国に定着して 生きていたころ、不思議にコーナーストーンという宣教団体の代表者であるリ・イサク先生 との出会いにより創造主なる神様に導かれました。2003年頃の出来事です。以前には想像も しなかったことですが、宣教師になりました。驚くばかりの父なる神様の御恵みと計画だと 言うしかありません!ビジネスの働きに携わりながら、宣教師をしています。
 2015年1月に宣教師としての任命を受けた後、2016年秋、山梨県の‘恵みの里’祈祷院で イサク先生と、日本人の牧師の方々と集い、祈りによって KRIN Japan日本委員会が発足しました。
 その時以来、 日本のクリスチャンの方々と北朝鮮の為に、毎月第一月曜日に北朝鮮の ための祈り会を開催しています。今年の12月で25回目を数えます。
 未だ日本宣教師として経験が浅い者ですが、その目線から見えて来た日本の教会は、 クリスチャンの数が全人口の1%以下であり、次世代の若者クリスチャンが減ってきている 状況です。加えて、教会の高齢化に対する心配の声が聞えてきます。
 今現在、日本のクリスチャンと日本の教会のご支援を受けながら日本国から北朝鮮宣教の 為に働いております小生の立場としては、大勢の日本人クリスチャンと共に働きたいと切に 願っております。もしかすると、日本教会のリバイバルは主イエス様が言われた 「敵を愛しなさい!」のみことばを基に現在日本国に対して、敵性国家である北朝鮮を愛し、 イエス様の福音を宣べ伝える働きこそ、父なる神様が喜ばれ、聖霊様の油注ぎが日本列島に 溢れて、日本国に霊的な復興が来る秘訣ではないかと信じ、お祈りしています。
 過去悲しい歴史上の問題で苦しんでいる日韓両国の関係が、イエス・キリストの十字架の 血潮によって和解し、お互いに赦し合い、愛し合って日本国と韓国が手を組んで共に働き、 朝鮮半島の福音による統一を成し遂げた後「バック・トゥー・エルサレム!」即ち、 全世界の福音化のため、西へ西へと進み、中国とイスラム圏の国々を越え、一緒に進撃 して行く夢を見ております。
 皆様のご応援とお祈り、宜しくお願い申し上げます。 アーメン ハレルヤ!




アジア・アウトリーチ・ジャパン・・・アジア・リポート No.233

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OCTOBER - DECEMBER   2020.