症状と行為

症状と行為の混同


抜け毛や白髪、脱毛など毛髪の変化は「症状ではなく行為」です。  症状は身体にあります。


「症例」1・・・・抗がん剤治療による脱毛

抗がん剤の治療をしますと、毛髪が急激に抜けることがあります。 
これは、薬が強いからではなく、抗がん剤は、がん細胞にとっては有効?に働くかもしれませんが、
正常細胞にとっては有害物質でしかありません。
毛根はこれらの有害物質を取り込んで 抜ける という 排泄行為(受動的細胞死・・ネクローシス)を
して生命の維持を図っています。(結果として排泄行為であり、毛髪は排泄器官ではありません)

毛髪が抜けるのは「薬の副作用」ではなく「体の防御作用」です。

「体内に取り入れて脱毛する物質は、“毒” だけです。
腐敗した食べ物を取り入れても、脱毛はしません。
抗がん剤という名前にごまかされ、副作用という説明に “毒” ということを認識できなくなっています。」

もしこの時、抜け毛を止めるとどうなるでしょう? 「抜けてくれてありがとう」 です。

抗がん剤の脱毛で悩んでおられる子供さん、女性の方々、毛髪が緊急に抜けてくれて 命を守る為に頑張ってくれているのです。

その考え方を持たれますと、抗がん剤の脱毛に悲しまれることもなく、病気と前向きに向き合えます。


* 脱毛と同期して色素も薄くなります。これは、色素細胞が能動的細胞死(アポトーシス)をして
緊急に生命を守ろうとしている行為です。(色素細胞の能動的死(白髪)の例として、加齢による機能低下、
生命にかかわるような精神的ストレスなどがあります。)


癌になったから生命に危険があるのではありません。
生命に危険があるから(トライアングルのゆがみ) 癌になるのです。


生命という建物が傾いたのです。建物本体の傾きにより、例えば肝臓という部屋のドアの開閉がうまく いかなくなったとします(肝臓癌) ドアの修理をして開閉がスムーズになりました(数値の安定)
一安心です。
しかし、生命という建物は傾いていっています。
次に膵臓という部屋のドアの開閉がうまく いかなくなりました(転移) 又、ドアの修理をします。
又スムーズになり
一安心です。でも肝心の建物は どんどん傾いていっています。
次に肺という部屋のドア、胃という部屋のドア、腸という部屋のドア、と 次々と不具合が生じます。
とうとう柱が傾きました(骨に転移) 建物の崩壊です。(死亡)
各部屋をどうするかより、建物本体を建て直すことの重要性がご理解いただけたと思います。

それが、トライアングルを正三角形にするということです。

それと同時に、「転移」「合併症」という言葉の無意味さもご理解いただけますでしょうか?

「症例」2・・・・若年性関節リウマチ

関節の痛みがあると、関節が悪いと診断し、膝が腫れるとひざが悪いと考え、痛みを抑ることを考え、
リウマチといわれる症状をいかにして治そうと研究しています。
それでは何年研究しても解決するはずはありません。
若年性関節リウマチを考えます時、殆どが出生時の障害が起因します。
その障害により、生命の機能として正常に回復しないまま、日常生活を送る為に生ずる「ひずみ」があります。

いくら血液検査をしても、数値を計っても、痛いところを検査をしても、無理です。不可能です。

出生時障害による完全に機能回復していない生命全体を回復させ、それからトライアングルを正三角形にしますと
簡単に改善します。
テクニックにより改善した子供さんのお母様は、「6年間、無駄な時間を過ごした」そのように言われています。

症状からの視点で、その病気をいかに改善しようと研究しても、その症状を抑えたり、活性化したり、切除したりしか
考えられません。

リウマチの遺伝子発見と報道されていましたが、個々の物質の発見をして何の意味があるのでしょう?

すべての病気、不定愁訴についても、たんぱく質とか、遺伝子、因子を発見など何年研究しても改善は不可能です。

生命の根幹からその症状を見ると、簡単に改善します。

「症例」3・・・・リンパ浮腫

子宮がんなどの手術の後、特に右側の脚が大きく腫れることがあります。
それ用の靴下を使用したり、リンパマッサージをしたりと、改善するはずがありません。
リンパ浮腫という名前のために、リンパを出発点として考えてしまいます。
出発点は、抗がん剤などの薬剤による「視床下部」のゆがみです。視床下部が歪むということは、
当然、視床も下垂体も、そして脳もゆがんでいます。(その人にとっての所定の位置からずれています。)
それにより、視床下部が支配する「回盲弁」に不全が生じます。それは右側にあります。(厳密には、構造的なゆがみも複雑に起因します。)
回盲弁の不全は、そけいリンパの滞留をもたらします。
生命の根幹を正常にすることにより、脳、下垂体、視床下部全てが正常になりますので、結果は当然です。
症状に視点を置いても、何の解決にもなりません。
神経系(脳)、内分泌系(下垂体)が歪んでいるのですから、当然免疫系の構築は得られません。
免疫不全が顕在化した毛髪は、脂漏性です。



「症例」4・・・・パーキンソン病


パーキンソン病の症状の一つに震え(震顫)があります。
神経難病ですので、当然神経系の一辺が短くなってバランスを崩しトライアングルが正三角形に
なっていない状態です。(すなわち、中枢神経が体の正中からずれている状態です。)
中枢神経は名前のごとくからだの中心(正中矢状面)にあるべきです。
(パーキンソン病は、正中のずれと三角形のゆがみが複合しています.)
抽象的な表現ですが、パーキンソン病の正中のずれは 線としてのずれと
面の傾きによる線上のずれが複合しています。

テクニックによりトライアングルを正三角形にし、正中のずれを正すと、震えが止まり、タオルが絞れますし 物をしっかり握れるようになります。
ドーパミンの生成がうまくいかないから震えが生じるのであれば、
テクニックで神経系、内分泌系、免疫系のトライアングルを正三角形にすると震え(震顫)が止まり
かかとから歩け、物がしっかりつかめ、頭上のものが取れたりする行為が出来るのは
どう説明がつくのでしょう。
神経難病の場合「細かいフケ」が出ることが多くあります。
細かいフケを改善するには神経難病を改善できなくてはなりません。

「症例」5・・・・線維筋痛症


全身の筋肉に痛みが生じる病気に、線維筋痛症 があります。原因が不明で治療法を模索している
段階だそうです。
テクニックをされた方の話では、筋肉に痛みが生じているのは、筋肉が硬いからではないか?という
診断から、筋弛緩剤 を服用されたそうです。 それでも効果がないので 痛み止め を服用し、
結局、精神的なものだろう ということで、精神安定剤を処方されたそうです。
”筋肉が痛い”というのは 行為 であって 症状ではないのです。
筋肉の痛みによって、身体の危険を教えているのです。 それは何か?
神経系の一辺の長さが短くなったからです。 筋肉が痛いから痛み止め、あまりの苦しさにより、気持が不安定になったからといって
精神安定剤 其れはあまりにも短絡的であり、生命の根幹を無視した方法です。
「線維筋痛症」は、簡単に改善します。強いストレスなどは原因ではなく、それらに対応できない身体が  
原因です。強いストレスなどは「引き金」です。
対応できない身体とは、生命の恒常性の維持が保てない身体、即ち「神経系」「内分泌系」「免疫系」の
トライアングルが正三角形でない状態の事です。


  「症例」6・・・・糖尿病及び緑内障

糖尿病に完治はないといわれています。しかしテクニックにより多くの方が改善しています。
緑内障も改善しています。緑内障はその場でかなり改善します、糖尿病の合併症で緑内障と診断
された方は緑内障が改善したとき糖尿病はどこに行ったのでしょう? 
そもそも合併症ということ自体がおかしいのです。
身体を格子と考えますと良くご理解いただけるはずです。一つ一つの格子を体の部位と考えても
病気と考えても同じですが、健康を害するということは格子がゆがんだということです。
そのゆがみが大きい格子のひとつが「病名」として現れます。人間の体は複雑ですので、ゆがんだ格子が
すべて平行四辺形にはなりません。
糖尿病という格子が大きくゆがんだときに「視神経」という格子も大きくゆがむのです。
それにつられて次々と大きくゆがんでゆく格子のひとつひとつを合併症と呼んでいます。
それら一つ一つを解決してゆくよりも、格子全体の角の端と端を持って元の形に戻す事で
改善します。

糖尿病の出発点を膵臓、ランゲルハンス島と考えると何も解決しません。
神経系(中枢神経)と内分泌系(脳下垂体)をその人にとっての所定の位置に戻す事が出発点です。
再生細胞で膵臓を入れ替えたところで、その膵臓に不全を生じさせた大元(トライアングルのゆがみ)が同じなら、
また同じ症状が出るのは当たり前です。

甘いもの食べたから糖尿病になったのではありません。糖尿病になったから血糖値に変化が生じたのです。
それらの改善がないと当然毛髪の改善もありません。


「症例」7・・・・ 多動症(ADHD)・・・注意欠陥多動性障害

多動という症状があり、脳に何らかの異常があるために起こるといわれていますが、
多動はそうしなければ、恒常性の維持が図れないためにやむをえずとる 行為 で
あり、症状は 脳 にあって、症状が起こる原因は他にあると考えます。
テクニックによって多動行為が改善するということは、生命バランスのトライアングル 即ち
神経系、内分泌系、免疫系の三角形のゆがみこそが真の原因だと思います。

「症例」8・・・・喘息

ダニや、ホコリ、汚れた空気などが原因といわれています。 しかし、山奥の空気のきれいな
所に住んでいる子供さんでも 喘息 になっています。そういう子供さんの事例は、どう説明
が、つくのでしょう。
そういう事例が特別なのではなく、空気や、ダニが 原因 では無いということです。
子供さんの場合、一回から二回のテクニックで、改善します。
激しい咳をするという 行為 で苦しいけれど、生命バランスを保っています。 
 
その原因は、やはり、神経系、内分泌系、免疫系のトライアングルのゆがみです。
もっと、細かく申しますと、神経系と内分泌系の相互作用が円滑に働かず免疫系が構築されない事が
本当の 原因 です。

「症例」9・・・・アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の人の肌は乾燥しています。しかし、頭皮は脂漏性の方がほとんどです。
ですから、皮膚だけに目を向けていては何の解決にもなりません。
皮膚の表面から薬剤や、何かを塗布することに何の意味もありませんし、木を見て森を見ずだと思います。
毛髪の変化は、体を守るためということは述べましたが、アトピーによる脱毛も其のひとつです。
また、皮膚の変化も体を守るため(生命維持のため)の 行為 です。
当然、生命のトライアングルが正三角形になることで アトピー性皮膚炎は改善するのです。
アトピー性皮膚炎もまた、このテクニックで改善します。
皮膚の表面から何かを塗布することだけは決してなさらないでください。

「症例」10・・・・花粉症

花粉症は花粉が原因ではありません。
花粉を受け入れて対処できない身体が原因です。「花粉は引き金です。」
それは言うまでもなく、生命の恒常性の維持が崩れた状態、即ちトライアングルのゆがみです。

花粉症を研究するのなら、花粉を研究するのではなく、花粉症になっている人の身体を研究するのでもなく
どんなに花粉を吸い込んでも花粉症にならない人の身体を研究するべきです。

テクニックで改善した人は、花粉情報にしらけています。


神経系、内分泌系、免疫系のトライアングルのゆがみによって生じるそれぞれの一辺の長さにより、
神経系がつかさどる病気になったり、内分泌系がつかさどる病気になったり、
免疫系がつかさどる 病気になったりすると考えます。
その時、毛髪の変化が恒常性の維持のために必要な場合のみ、抜け毛、脱毛、白髪などの
行為をして、 からだを守ります。





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