ICF-SW7600GR 使用記

最終更新日:2006年10月7日



1.導入時期: 2003年9月20日より本格稼動、2004年1月に第2号機を導入。現在2台体制

2.購入の動機: 同期検波に惚れて!

3.使用記:
(1)感度: 良い、ポータブルでこれだけ聞こえるとまあ普通の人は満足でしょう。あと、混信がなくても、常に「同期検波」の状態で聞くのがこのレシーバーの正しい使い方です。というのは、多分IFフィルターとのマッチングもあるのでしょうが、AMで聞くより同期検波で聞くほうが、すばらしく了解度(&音質)が向上するからです。私の場合は、常に同期検波を"USB"にしており、混信があるときだけ"LSB"にして逃げています。AMにすることはまずございません。

(2)選択度: どうもIFのフィルターには、MU社製のセラミックフィルターが使用されているようです。通信型に比べたらサイドの切れが甘く、隣接局からのかぶりも多いですが、ポータブルならこんなもんでしょう!混信があったら「同期検波」を使って逃げればよい。両サイドにいらっしゃる場合は"アウト"ですが… でも、今まで両方から挟み撃ちにあったことはあまりないですから、あまり気にしなくて良いかもしれません。

(3)音: ポータブルだけのことはあって良い音、特にローカル局や日本語海外向け放送はきれい。録音を録っても非常に高音域まで伸びたきれいな音が録れます。内蔵SPで聞いてもよし、ヘッドホンで聞いてもよし。

(4)その他:
・同期検波: この性能は本当に良いと思います。が、弱い局についてはロックが外れるのがちょっと早いというか、もうちょっと頑張って欲しい気もします。でも、これは無い物ねだりかも知れません。でも、同期検波が外れても、AMモードで聞いたら聞える場合がありますから。
・Sメーターが無い: これはBCLラジオとしては欲しい機能です。これは最大の欠点かもしれません。でも慣れてくると上記「正しい使い方」をなさっていれば、信号があるチャンネルでは、"SYNC LOCK"が点灯しますので、これでそこに放送があるかどうかわかるようになります。SINPOコードのSは、聞いた感じで付けられるようになると思います。でも、SONY様!Sメーター付きを出してくださいな!
・ロッドアンテナ: これが機械的に、ちょっとヤバイ感じ。無理やり回そうとすると壊れそうだし、遠慮していると伸ばせないし。とにかく使わないのが一番のようです。(笑)
・デザイン: とてもかっこいいレシーバーですね。見ていても本当に美しいです。飾りに良いかも?(冗談!)作りも結構きれいです。

4.使用方法: 我が家のスタンバイレシーバー、主にアクティブプリセレクター+ベランダロングワイヤーをつないでハイバンドを受信しています。また、この受信機は、自費で2台購入済ですが、1台は自宅に、もう1台は田舎に置いてあります。なお、自宅にあった1台はDRMを受信するために、455kHzのIF出力が出るように改造をしてDRM受信に威力を発揮しています。いずれは通信型のIF出力があるものに変えたいと思いますが、それまではしばらくDRM受信専用機になるかもしれません。

今後内容は更に充実させます。

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