一軒茶屋から西に向かって進みます…
<六甲最高峰から復路の下山コース…>
一軒茶屋→西お多福山→五助堰堤→白鶴美術館(→JR住吉・阪急岡本駅) 所要時間/約2時間半  
<コースのポイント>
 一軒茶屋から西お多福山入口まで
 は縦走路を通って約15分。車道で
 も良いが縦走路を歩く方が楽しい。
 西お多福山からの下りは、眺めの
 良い場所もあれば、ブナ林も…。
 下りの坂道に石ころが多く足元注
 意。山中は人少なく道迷い注意!
 
<コース紹介> 
  
★崩落1ヵ所あり…「通行注意!」

 一軒茶屋の前の道路を横切り、最高峰への坂道を登
 ります。登りきった東屋の前に縦走路の道標、ここ
 から下って行きます。車道沿いに西に向かって歩く
 ことも可能ですが、往来の激しい山上のドライブウ
 ェーですので、くれぐれも車には気をつけて下さい。
 縦走路は山腹の北側を進んだと思うと車道を横切り
 次の山腹の南側…というように進むこと約10分程で
 舗装された狭い車道に突き当たります。右へ行くと
 ドライブウエー。左へ、直ぐ右には縦走路の石段…。
 西お多福山へは曲がらず南へ進みます。
 やがて前方に鉄塔が見えて、車道の右に無線中継所
 の施設。(施設の手前、右側に針葉樹の森への入口…)
 中継所を過ぎるころから眺望も開けて来ます。車道
 をそのまま歩くと前方に広場が見え、その手前に見
 落としがちな西お多福山登山道:入口です。
 (初心者は道迷い防止のため経験者同行が望ましい)

 入ると直ぐに山道の下り坂…。下るとT字分岐…道標
 には左・ブナの森(阪急御影)の文字が…。
 (右方向からも行けますが、分岐もあり方向感覚に自
  信の無い人は避けてください)
 道標どおりに左へ下っていくうちにやがて分岐が…。
 先ほどの分岐を右に進むとこの場所に出て来ます。
 いつの間にやらブナ林を通り過ぎ、道標には直進/峠
 の小径…このまま進みます。平坦な道、雑木林を抜け、
 やがて尾根道に…。その後、山腹を巻くように続く道
 の木々の間からの眺望もなかなかのもの…東お多福山
 が一望出来ます。
 直ぐに下り坂へ…少し足元も悪くなります。しばらく
 は足元にあるこぶし大の石に注意を。やがて少し広く
 なった所に…山火事注意の標識を見ながら左方向へ。
 緩やかな下り坂が続き…やがて崩落現場=2020年
 7月の大雨で南西斜面が崩落。現在、通行注意!の規
 制ですが、今後の降雨量によっては通行止めの可能性。
 さらに下って行くと下の方から住吉川の水音が聞こえ
 て来ます。徐々に谷間に下り、森林管理道との合流点
 に到着。一軒茶屋から約1時間の行程。
 杉林の中を通り抜けると住吉川に…住吉道との合流点。
 ここから川を渡り左岸沿いに南に進みます。歩き易い
 所もあれば、少々危険な場所もあるコースです。
 降雨後は増水で渡渉不可の場合も…。
 住吉道の休憩ポイントは、川から少し離れた所にありま
 す。休憩後、進んでいくと石畳の道になり、進むうちに
 分岐が…。左は黒五谷・打越峠方面。直進し五助堰堤へ
 …再び石畳の道…、前方に水面が見えると五助堰堤の北
 側に到着です。
 小休止の後、五助堰堤の土砂で埋まった所を通り抜け
 ます。所々に木道があり、雨の時は湿地帯を進む気分
 …。東から西に抜けると大きな五助堰堤が左に…堰堤
 下に進むと五助堰堤の説明板。道も広くなり、道なり
 に進みます。やがて打越山方面、石切道、渦が森・白
 鶴美術館方面の四辻分岐。水音を聞きながら住吉川沿
 いに南へ…白鶴美術館を目指します。
 しばらく進むと、渦が森・住吉台方面との分岐。
 疲れたら直進し、住吉台へ…マンションの南側に…
 くるくるバスの停留所があり、JR住吉駅まで乗れます。
 
 歩いて下る場合=左の崖の狭く急な道を下ります。下
 りきった所は住宅の側の狭い車道…。その車道を道な
 りにどんどん下って行くと甲南斎場横へ…。
 この辺りから車の通行も多いので注意して下さい。そ
 のまま下っていくと、マンションが立ち並び、カーブ
 を曲がった所が渦が森方面への幹線道路。目の前に落
 合橋…道路を横切って歩道を南下、ようやく白鶴美術
 館前に到着です。(一軒茶屋から約2時間半)
 ここで疲れきった人は市バス…。少し疲れた人は南西
 方向に下ると阪急御影駅。元気な人は川沿いに下って
 JR住吉駅へ、もっと余裕のある人は阪急岡本駅へ…。
 それぞれ体調と相談の上お決め下さい…。
 
バス停から、白鶴美術館を振り返る…