<コースのポイント>
 このコースは最もポピュラーで、休日
 ともなれば多くのハイカーで賑わうと
 ころです。コースの一部には危険を伴
 う岩場もあり、ちょっぴりスリルが楽
 しめるでしょう。
 滑りやすい砂岩帯を行きますので、擦
 過傷防止のため軍手などの着用を、お
 勧めします。

風吹岩からの眺望

<阪急芦屋川駅から風吹岩を目指して…>
阪急芦屋川→高座の滝→中央尾根→風吹岩 ●所要時間/約1時間  
<コース紹介> 
 芦屋川の西岸沿いに北へ…。開森橋を右手に見ながら
 進み、支流の高座川の橋を渡り、そのまま北上すると高
 座の滝への道標があります。その辺りから徐々に急坂に
 なっていきます。(車の往来もありますので注意を…)
 S字カーブを過ぎると、ますます急坂になり、日頃、運
 動不足の人は大抵バテ気味…。また、閑静な住宅地でも
 ありますので大きな話し声は、しばらくご辛抱を!
 左手に会下山遺跡方面への道標、少し行くと右手に城山
 方面への道標があります。白いマンションを通り過ぎる
 と、左に高座川のある山域に入ります。ここまで来れば
 高座の滝まであと少し…。
 川沿いの道を進むと、右側に崩落防止の大きな壁面があ
 り、そこを過ぎると「滝の茶屋」、少し石段を上ると
 「大谷茶屋」…そして、ようやく高座の滝に到着です。
 (トイレ設備はここが最後…女性の方は今のうちに…)

 
 小休止の後、滝のそばにある崖道を上っていきます。
 上ってすぐ左への道もありますが、それは地獄谷方面な
 ので目の前の石垣を上がる中央尾根ルートへ…。
 不揃いの石段を上ると、すぐに堰堤に到着。
 (この付近は野生のイノシシが時々出没します)

 ここからの崖にはいくつかの道筋がありますので、ルー
 トを見極めて安全な道を選んで下さい。また、滑り易い
 砂岩帯ですから、軍手などをしていると安心です。
 途中、鎖のある岩場もありますので十分気をつけて登っ
 て下さい。岩場帯を越える頃には、一段と眺望も良くな
 ります。
 (このコースの良い事は、一気に高度を上げられる事で
  …だらだらとした上り坂は非常に疲れますが、ここの
  疲れは、ひと時のこと…)
 次第に六甲山麓特有の砂岩の山道になり、急坂を登りき
 ると最初の送電鉄塔に到着…ベンチもあり、小休止。
 一休みの後、緩やかな山道を進んだり急坂を登ったり…
 しばらく行くと第二の送電鉄塔。そこを過ぎると最初の
 眺望ポイントに到着。ここまで来ると風吹岩も目前。尾
 根道を少し下り、アップすると風吹岩に到着です。
 標高437m。案内板には震災で崩れる前の447mに
 なっています。ここはいくつものルートの通過点で休日
 には多くの人たちで賑わっています。
 天気がよければ、大阪湾一帯から関空、紀州の山並みま
 で一望可能。
 風吹岩周辺ではイノシシが出没、ザックを狙っています
 ので地面に置いたまま離れると奪われます。