一軒茶屋から道路を越えて北へ向かいます…
<コースのポイント>
 最高峰から下山をするメインルート。
 下山後、温泉でゆっくり疲れを癒せ
 るので一番の人気。但し、土・休日
 は観光客が多く金の湯・銀の湯とも
 満員の場合も。整備された道は歩き
 易いが中盤から石ころ増え荒れ道。
 晩秋の頃、落葉の下の隠れ石に注意…
<コース紹介> 
 一軒茶屋の前の道路を斜め向かいに行くと、道標があ
 り、その先に石畳の道がありますので、そこを下って
 行きます。カーブを曲がった先辺りで石畳は終わり…
 ここからは湧水箇所で降雨後は増水、冬季は凍結する
 荒れ道です。ここを過ぎると緩やかな地道が続き、時
 には野鳥の声も聞こえたり。静かな山道ですが、休日
 には多くのハイカーが行き交いますので賑やか…。
 過去に台風で崩落した場所もあり、迂回路が出来てい
 ます。冬季:北斜面・日陰部分に残雪・凍結の恐れが
 あり注意が必要。
 そのまま道なりにどんどん下って進み、筆屋道分岐を
 過ぎると最後の登り坂、越えて下ると東屋の休憩所。
 小休止の後、有馬の裏山・射場山の山腹を巻くように
 進んで行くと紅葉谷分岐。そこからはくねくねした下
 り坂が有馬出口まで続きます。
 メインルートだけに広く整備されていますが、こぶし
 大の石、倒木には注意をして下さい。疲れた足で油断
 をすると、つまづいて足首を捻挫したりするかも…。
 下る途中、近道をすべく、崖を滑り降りたショートカ
 ット部分が多く見られます。しかし、大雨が降ると崩
 落の原因になり、結果として山が荒れることになりま
 すので絶対にやめたい行為です。
 しばらく行くと「稲荷神社への近道」という看板があ
 り、ガイドブックによっては魚屋道の本道という紹介
 もされています。確かにそのルートは稲荷神社の裏手
 に出れます。しかし、最初は歩きやすいですが、途中
 から急坂の下り坂で歩き難い所もあります…家族連れ
 の場合は整備されたコースを通る事をお勧めします。
 くねくねと下りきると有馬出口に到着…虫地獄のある
 T字道路に出て、右折すると左に「かんぽの宿」、そ
 の先右手に「稲荷神社」の鳥居があります。
 (稲荷神社への近道を通るとここに出て来ます)
 その先の左への坂道を下り、泉源公園、そのまま道な
 りに進むと、温泉街らしい情緒ある街並みに出ます。
 途中、道標があり左に進んで行くと「銀の湯」、温泉
 寺へも。古い町並みには、左折せずに突き当たり…そ
 のまま左に下って行くと金の湯、阪急バスのターミ
 ナルに到着。トイレは2階にあります。
 芦屋行き阪急バス=太閤橋がバス停:芦有道路を通り
 約50分…¥800。
 三宮=JRバス(太閤橋に停留所)あり。
 バス以外では、神戸電鉄で三宮へ帰ることも可能。
 時刻表を確認してから、温泉街を散策するのも楽しい
 でしょう。ただし、休日は大勢の人がバスを利用しま
 すので、バス停で早めに並んで待っていると、ゆっく
 り座って帰ることができます。
 

 
有馬からの帰路はバスが便利…
  ●一軒茶屋→(魚屋道)→有馬   ●所要時間/約1時間30分  
 <六甲最高峰から復路の下山コース…>