高田先生の「自然配植」についてー
「人のために木を植える」
森をつくる技術というものがわが国で果たして培われてきたののだろうか? スギやヒノキ、カラマツの広大な人工林を植え続けた
林業者たちがエコロジーとエコノミーの二つのエコに裏切られ、スギやヒノキでだめなら、今度は広葉樹だと情緒的に無定見な
造林がなされることが一番恐ろしい。」
「木を植える前には、きちんと調べ、考えるべきことがあるだろう。 植えるときには、留意すべき点がたくさんあるだろう。・・・」
以前実践で教えていただいた宮脇昭先生の「鎮守の森つくり」とはまったく違い、本当に意味のある植樹を行う専門家への
教育訓練の2日間でした。
「緑化というものが、地球環境資源として、長く持続、発展する豊かな成果もたらすことを目的としているのであれば、
植物の本質から考えて、むやみやたらに百本の苗木を植えることより、丁寧に愛情と技術力を込めて五十本の苗木を
植えることの方がより大きな果実をもたらすことは、自然の姿を多少でも知っているものであれば、容易に想像がつく」
引用:高田研一先生の話より
我々が取り組んでいる「ふるさと演習林」の活動は、基本計画から失敗しているのではと考え、再考が必要かもしれません。
詳細な、技術指導や資料を頂きました。今後皆さんといっしょに勉強して行きたいと思います。
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