里山だより 第25号   発行2003.6.3
          直線上に配置

は満開を過ぎ、若葉とピンクの花が混じり、彩なす色は景色となり、格別の味があった。

森の中に一歩足を踏み入れると、ひんやりとして空気が流れて気分がさわやかになった。

 森はうすくらい。 きっと昨日の雨のせいだろう。  

山の道はよく滑る。「足元をよく見て歩くのだ。」後をふり返りふり返り教えて下さった。

思わぬ地面から水が湧き出て流れ、草木の根を洗い、又、薄暗い。 足音がしばらくコツコツ続く。  

急に目の前が変わった。 太陽がさんさんと降りそそぎ、そこには別世界が展開されていた。

そこには、それはそれは、うすむらさき色のすみれが一面に群生している。 すばらしい。 美しい。

そのすみれの花、みんな光を通し、影と共に、みんなゆらゆら動いて、地面にも光を映している。

 この自然の中で、きれいな調和のとれた美しさに、この一瞬の出会いに、自分の幸福に、自分を忘れ、

時のたつのも忘れてしまった。

 里山で うぐいすが啼いている。

                  自然の中での小さい生き物たちの生活をお伺いし、すばらしく感じた。

     みんな共存共生。 さあ、私も今日の目標に向かってがんばろう!      

       2003.4.13   贄川

 

 

2003年度総会の報告                 トップへ戻る

4月13日(日)晴 2003年度総会・畑の耕起一芋谷の棚田 

   8:30〜     今日の予定
   9:00〜10:30   畑の耕起等の{作業 
  10:30〜12:00  2003年度総会開始
   12:00〜13:30 昼食 
  13:30〜14:00 後片付け後,終了

 
(当日のご馳走メニュー) ブタ汁、山菜御飯  他 

 【主な内容等】 2003年度総会 ・2002年度活動報告  ・2002年度決算報告 ・2003年度活動方針と組織等

 今年の総会は、芋谷河畔のテントの下で午前中に行いました.報告されたこと、討議されたこと、決定されたことの主な事項を、簡単にまとめておきます。


○報告事項
 ◆2002年度活動報告・会計報告……別紙総会資料参照〈総会不参加の方には、総会資料を同封します〉
 ◆この1年間(2002.4〜2003.3)の統計数字のみ、ここに再録しておきます.
  年間活動日数
  ・定例活動日+臨時活動日……19日
   年間延べ参加者数----182人
   1回平均参加者数---9.6人く定例活動日だけでは14.0人〉
   1回での最高参加者数……17人〈2回:田植えの日、新年作業初めの日)
   1回での最低参加者数---5人(定例活動日こ水田粗起し・草刈〉
   野外料理を作った回数---12回
   会員以外の参加者数〈年間・延べ)……14人


○当面の活動・財政計画
 ◆活動のなかみは、基本的には前年度からのものを踏襲する.
 ◆会員数・会員の参加状況からみて、当面の棚田作業は、河畔の3枚に限定せざるを得ない。  従って芋谷での耕作は、会としての活動部分と会員個人としての任意の耕作の部分をきっちりと分ける.
 ◆芋谷での耕作、「ふるさと演習林」の手入れなど、季節に応じての作業があり、現在の参加者数では対応しきれない。特に、日常の地味でしんどい作業の時は人数が少なくなる、お互い多少無理をしてでも参加しよう。
 ◆会報やポスター・ちらし等を鮮明かつ手近に作る事ができるために、自前のカラー印刷機〈A3対応〉を購入する  (減額されたものの、さいわい本年度も橋本市より補助金を頂けるので、本年度予算の最重点事項として)。


○本年度の役割分担
  (A) 会運営の役割分担
◆代表 柳本清史    ◆副代表……井奥恵三・中西正和
◆事務局長   中岡 準   ◆事務局……木村幸男・吉田珠代  
◆会計……九鬼 堅     ◆会計監査    亀谷哲夫・真壁政子
◆広報〈インターネット〉 井奥   ◆広報(会報)・‥…吉田 
◆記録く映像・文書)   井奥・中西  ◆機械・道具の管理  木村 
◆橋本ひだまり倶楽部役員  木村
◆紀見地区公民館サークJレ連絡会  倉田太郎

 (B)活動分野別責任者(決った分のみ)
  ◆ソバ……中西 ◆イモ類・・・・木村  ◆演習林・・・・九鬼
 (これ以外に、米、麦、炭焼、椎茸など、いろいろありますので、各自1つ以上事務局までお申し出下さい。)

○今後の方向
 じゆうぷんに煮つめることが出来ませんでしたが、めぎすところは結局、芋谷の休耕田と地元の人たちと都会の人たちとをどう結びつけるかということです。その場含、組織的取組みは、アクションチームとして行うか、別の組繊として取り組むかも課題となるでしょう。
(※地元の方で、すペての休耕田を借りてレンゲを植栽するとの構想を持たれている方もあるようです。)

    

 

 

 

    自然観察会の様子
    

     

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              kansatu0304276.jpg (94828 バイト)

 

 

5月12日(日)雨のち曇り  
   田起こし・草刈り−芋谷の棚田           
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 8:30〜9:30  ・機具調整。燃料、肥料等の搬入。
 9:30〜12:00 ・有機肥料(牛糞・もみぬか等をラクト菌で発酵させたもの)7袋施肥。 上の田、田植えの為の荒起こし (レンゲの花を鋤き込 む)。 草刈り(田の周りを猪よけの電柵周囲を草刈り機・鎌で/手掘りトンネルから 芋谷川までの畦道を草刈り機で)荒起こしの最後に、受水口から3本の溝を付けて 川の水を引く。
12:00〜16:30 田起こし終了の11時過ぎ、木村さんが上の田の土手でバランスを崩して 中の田に転落し、左脇腹を打撲するという事故が起きました。大事をとってすぐに 井奥さんの車で、救急指定病院である外科医に行きましたが、精密検査も受けられる 病院ということで、木村さんが普段がかりつけの近大病院で受診。検診の帰りを待ったが、1:00前に昼食。その後、草刈り、片付け等。3時過ぎ、井奥さんが帰ってこられて 経過・結果報告を受ける。 後日、精密検査の結果「異常なし」のうれしい結果を得ました。この結果が出る まで、ご家族や仲間の心痛の程がしのばれます。この件に関しては、次回活動日に 詳しく報告・検討される予定。

(感想) 私は.電柵下の草刈りをしました。草刈機をあてて下さった後なので作業もしやすい。 きれいに咲いているあざみも、倒れて電柵にあたってはいけないので、可哀想だけど刈取ってしまう。 ごめんねと心であやまりながら。・・・・ 雨降りしきる中での作業でしたが、鮮やかなあざみや緑の 美しさに励まされて、思ったより心軽やかな作業でした。昼前、木村さんが畔から転落、腹部を強 打されてすぐ病院へ、後で内臓にも異常なかつたと聞き.本当にホッとしました。注意してでも起 こる事故。 農作業の大変さを痛感した1日でもありました。