|
紬の羽織の黄変落しです。 古い酸化したシミです。 古いシミなので生地に気を付けながらの作業になりました。 画像では少し分かりにくいですが、同じような黄変が30箇所位ありました。
手間隙かけて、全て処理しました。
|
|
結婚式で赤ちゃんを抱っこした時にミルクが付き、数日後にシミが浮き出た留袖です。 2〜3日後に気が付かれ持って来られました。 まだ早い段階だったので比較的簡単に処理出来ました。 その時はシミになっていなかったそうですが、乾くとこの様に浮き出て来るものもあります。 長年放置すると、酸化して茶褐色のシミになったり、動物性の蛋白だと虫食いの恐れもあります。
着用後は、なるべく早めにお手入れ下さいね。 |
|
七五三の祝い着です。袖や見ごろにケチャプが大量に飛び散り、そのままの状態で持ち込まれました。 そのままの、触らない状態が、我々にはベストな状態(物にもよりますが)
手間が掛かりましたが、無事収まりました。
|
|
和服の丸洗いを依頼されました 身頃に古い酸化したシミがあるので、出来れば落として欲しいとのことでした。 表面の茶色い汚れは比較的簡単に落とせたのですが、
残った黄色の色素が意外と手ごわく、中々落ちてくれませんでした。 しかし自店で処理できました。 |
|
金彩加工の着物です。 お醤油が付いたのでおしぼりで拭い為、広がったそうです。 水性しみ抜き処理で落とすことが出来ました。シミ付いたときは擦るのではなく、上からそっとティッシュや タオルにしみ込ませる様にするとこがポイントです |
|
古い振袖の脇の汗シミの茶変色です。 最近の着物なら黄変で済むのですが、茶色い脇の裏地を見ていただければ分かるようにかなりの年月を経た汗シミです。 生地とのにらめっこでの作業になりました。無理をすると生地が破れてしまいます。 どこまでしみ抜きをするかの見極めが大切になってきます。 |
|
金彩加工の着物の黄変抜きです。 金加工が溶けないように慎重な作業になります。 一度に強いシミ抜きをすると地色も飛んでしまします。 様子を見ながらじっくりと・・・ キレイになりましたよ! |