闘いの全貌(笑)

早速胃カメラ報告をしてみようかと思います。
始まりは6月末の風邪。
たまたま先生が胃の辺りを触って感触が悪かったことから
とうとうこんなところまで(苦笑)
↑それだけ悪かったのだから仕方ない(^^;
枚方市で一番カメラが上手だという先生を紹介してもらい
そこまで行ってくることになりました

前日の月曜日
もちろん胃カメラですから絶食っちうのがあります。
しかし腸ではなく胃なので
前日の晩は食べてもよくて
当日の朝は水もダメ…という状況なんですね
一応8時ごろ、遅くても9時までには
食事を済ませないといけないようですが
月曜日はワタシは午後も仕事なので
8時半頃まで仕事してるのに
そら無理でっせ(^^;
というわけで先生に聞いてみると10時頃までは大丈夫だろうとのこと。
でも、こういう日に限って仕事遅くなるんだよね(−−;
仕事が終わってちょっとカメラのレクチャーを受けて
車に乗ったら9時だった…
大体8時半過ぎ、遅くても8時台には車に乗れるのに(・・;
ま、嘆いても仕方がないので
途中で家に電話を入れてご飯の準備をしておいてもらいました
消化のよいものをってことだったので
きつねうどんにしてもらうことになってたんです。
ほいで、帰ってすぐにうどんを食べて
12時までなら水を飲んでもいいって言うから
それまでにお風呂に入り
最後のアミノサプリを飲んで(笑)
床に就きました

さて、勝負の日です。
気になるのか5時15分に目が覚めてしまい
↑自分の誕生日と同じ数字ってのは偶然だけど(笑)
そんなに早く起きても仕方ないので二度寝
でも結局7時頃からモゾモゾ…
早く起きたらお腹が空くし喉も渇くし…
結局8時半頃に起きて歯磨きをし
化粧をしてから出かけることにしました
そして何か前日になってオカンもついていくというので
タクシー代も出してくれると言うし
一緒に行きました(笑)
オカンは家までタクシーを呼ぼうかと言ったんですが
別に歩けるし、駅も近いので駅のタクシー乗り場まで歩いて
そこから乗ることに。
しかしさすがに胃カメラを飲むというので
こちらも何となく気が浮かず
↑なんか悪い病気だったら…と思うんでね(^^;
オカンもさすがに運ちゃんがいるので
ベラベラしゃべるわけではなく(苦笑)
ここどこやろ?とかボチボチ話しながら…
そしたら着きました(苦笑)

すでに予約も取ってあるので
名前を告げて紹介状と保険証を渡し
全くの初診なので、あの病院で書かされる
住所とか既往歴とか書く紙に記入をして
勝負の時を待つ…(笑)
一応予約は10時半だったんだけど
10時半過ぎても呼ばれないので
オカンが遅いなぁ…って言うんだけど
病院勤務のワタシとしては時間通りに事が進むことなど
あり得ないと自覚しているので
全く気にすることもなく(^^;
他に患者さんがいるからねぇ
んで、しばらくしてから診察室に通され
仕事場の先生が言ってた話をちょっとして
とりあえずベッドに横になりました
血圧を測られて、多少血圧が低かったらしく
いつもこんなモンですか?と聞かれ別の不安を煽られ(笑)
お腹を押さえられる…
胃の方はすんなり終わったんですが
どうも腸の方に空気が溜まっているのではないか…と。
ワタシも前からそれは気になっていたので
調べてもらうことにしました。
胃の痛いところが二個所あって
右側、十二指腸の辺りはピリピリと痛み
左側の方はなでられるような痛みがあったんですね
どうも何かが当たっているような、そんな感じがしていたんです。
左側の方には膵臓もあるので
膵臓が悪かったら大変。
一生注射しなければならない糖尿病になってしまいますからね。
というわけで多少気にしていたんですね
先生もどうも空気が溜まっているようだというので
超音波検査をまず受けることになりました
お腹にゼリーを垂らして…ウニウニと(苦笑)
お腹の内部の様子が画面に映っています
やはり胃だの腸だのに空気がたんまりと(苦笑)
ほいでどれくらい空気が溜まってて
どんな具合になってるのかレントゲンを撮ることになりました
最近レントゲンなんて撮ってなかったので
どんな風になってるのか知らなかったんですが
とりあえず…全自動(苦笑)
何かウイ〜ンって台が真横まで動き
さらにウイ〜ンって動いて垂直になり…
ニヤニヤしてしまいました(笑)

さて、それから懸案のアレです。
看護婦さんが「若いから眼圧なんて高くないよね?」って聞いたんですが
眼圧なんて滅多に測らないから
「多分大丈夫です」なんてマヌケな返事を(^^;
それから、「タオル持ってますか?」って聞かれて
「は?ハンカチなら…」と答えたら
「ちゃんとしたタオルが一枚必要なんですよ」と言われ
そんなこと一言も聞いてなかったので
「すんません、持ってません(・・;」と告げると
新しいタオルを一枚提供してくれました。
誰も教えてくれなかったじゃないか(−−;
と思っても仕方がないので
言われるままベッドに座って待つこと2,3分
前処置開始です。
なんぞよく分からん白い液体が
ちっちゃいゼリーが入ってるあのカップみたいなのに入ってて
まずそれを飲み干せとのこと。
これがペパーミント味?いや…微妙にそんな気もする、とか思いつつ
今度は注射です。
先生が「この注射痛いからね」というけど
意外と注射には慣れたモンなので(笑)
↑昔盲腸の時に1日4,5本打たれたからそれで慣れてしまったワタシ(苦笑)
タカをくくっていたのですが
この注射は筋肉注射(上腕部にプスっといくやつね)で
久しぶりに筋注したので…ホントに痛かった(・・;
「痛いっすね〜、イデデデデ」とかゆうてしまいました(爆)
↑全く緊張感のないヤツだ(^^ゞ
この注射はブスコパンという注射で
普通は痛み止めに使われることが多いんだけど
胃カメラの場合は痛み止めというよりは
胃の活動を抑えるために注射するもの。
動くから痛くなるわけで、動かなくしたら痛くない、と言う訳みたいです(苦笑)
さ、注射が終わったらベッドに仰向けになって
今度は喉に麻酔をします。
これはキシロカインというスプレー状の麻酔で
2回シュッシュと分けて麻酔しました
↑やられる方がこんだけ詳しく説明するのも何だかね(苦笑)
麻酔が効くまで先生が説明します。
かいつまんで説明すると
さすがに管が入るんだから、えづくのは仕方がないけど
人間はつばを飲み込むとモノは入っていこうとするから
先生がつばを飲み込んで下さいって言った時には
そうするように努力すること。
それからしんどいと患者さんはしんどさをアピールをするために
動いたり、息を荒くしたりするけれど
そうすることで胃が動いてしまうので余計検査に時間が掛かるし
えづいてしまう結果になるので
出来るだけ息を整えて落ち着いて検査を受けるようにとのこと。
やっぱり、うげぇ〜ってなるのね?と思ってしまいました(笑)

とりあえず指示通り左頬を下にして横になりました。
「余裕があったら画像も見ていいよ」とのこと。
昨晩の仕事場の先生のレクチャーでは
喉をカメラが通ると思うと意識するから入りにくいし
さらに入らないから苦しいと思って
あごを突き出して喉をまっすぐにしようとすると
喉の筋肉が硬くなってしまうので余計はいらないから
気持ち少しあごを引いて
目を閉じて1,2,3と数えるといいと言われました。
3秒もあったらカメラは喉を通るそうです。
と言うわけで、喉に意識が行かなきゃいいのね?と思ったまいっち。
歌を頭の中で歌うことにしました。
横になってから、例のあの口にくわえるヤツ(笑)をくわえて
先生が「始めますよ」と言ったので
目を閉じて何か歌を…と思ったら
たまたまRipの♪楽園ベイベ〜がでてきたので(笑)
♪とこな〜つの楽園ベイベ〜と歌っていたら
「はい、もう喉通りましたよ〜上手ですよ〜」という声が
「あ、通ったんや、はや」と思った瞬間に…うげぇ!
やっぱり、意識してはいけないようです(爆)
うげぇ〜っとなった瞬間に先生が「つば飲み込んで〜」って言うけど
とりあえずそんな余裕はない(苦笑)
やろうと努力はして落ち着いたんですけど
先生が話しているウチで記憶に残っているのは
「ちょっと胃下垂みたいだからもうちょっとがんばってね〜」ってこと(苦笑)
何?胃下垂だったの?ワタシ…とか思う余裕もありつつ
でも、さすがにカメラを見るまでの余裕はなく
↑うげぇ〜ってなった時に涙がボロボロこぼれていたので(^^;
そうこうするうちにカメラは胃に到着したようです(笑)
「大分荒れてますねぇ、はい胃の出口まで来ましたよぉ」と言われ
ほっとした瞬間に「はいっ、十二指腸まで行きますね〜」(グリグリっ!)
↑ホントにモノが通っているような感覚があった(苦笑)
その瞬間にもう一回ウゲゲ〜ッ(×△×;
吐かないようにずいぶんお腹に力を入れてしまったので
先生に「はい、息整えて〜」と大分言われてしまいました。
ほいでずいぶん目を閉じていたのですが
胃カメラなんてそんなするわけでもないんだから
この目で見なければ!という妙な使命感がわき出てきて(爆)
カメラの映像を見ることにしました
十二指腸はみみず腫れのようになったところがあって
そこを先生がさしながら、「ここはたぶん十二指腸潰瘍の痕ですねぇ…」
と言いながらシャッターを押す。
↑このシャッターを押す音、ピーって鳴ってるんだけど
それがシャッター音だと気付いたのは大分後になってからだった(苦笑)
それからカメラを胃に戻してきて
さらに一回ウゲ〜(笑)
↑もういわなくていい?(苦笑)
先生が「こりゃひどいな〜、まだ20代とは思えない胃の荒れ方やで…」
とか言うのを聞きながら
先生がカメラの映像をさして
「胃の全体に赤いぽつぽつがあるでしょ?」(シャッター)
「ほら、こっちも」(シャッター}
「ほら、ここなんて爪でひっかいたみたいになってるよ」(シャッター)
「ほら、こっちも…4,50代の胃みたいやで…」(シャッター)
と、これをずーっと見ながら、たまにウゲウゲと(苦笑)
んで、あまりにも荒れ方がヒドいので
組織を採って検査をすることになりました。
いわゆる内視鏡下生検、というやつです。
細いワイヤーをカメラの管に合わせてしゅるしゅると入れて
画面の所まで到達すると、カメラにワイヤーの姿が映ります。
ワイヤーの先はUFOキャッチャーの先みたいになってて
胃のお肉、いや組織(笑)を掴んで…引っ張る!
ぜぇんぜん、痛くありません(笑)
血はじわ〜っと出てきてるんですが…
それを二個所やりまして検査は終了。
「カメラを抜きますよ〜」と言ってすごい勢いで抜いていきます(−−;
さすがに最後途中でうげぇ〜っとなりましたが無事終了。
随分写真を撮られたみたいだったけど
たぶん検査自体は15分もなかったんじゃないかな?
検査自体は早いもんでした。
先生には「すごいしんどい胃やのによう頑張ったね」って褒められました(苦笑)

終了後、後処置があるとのこと。
まずはうがいから(苦笑)
一旦薬を飲み始めたのですが薬がたくさんあるみたいなので
おかんが待ってるから薬を一旦飲んだら報告しに行く
と看護婦さんに告げて薬を飲み始めました。
まずは飲み薬二種類。
緑色のどろっとした液体(名前は分からん)と
白いさらっとした液体
何となく最初に飲んだ白い液体と同じかもしれないとか思いつつ飲む
それから錠剤一つと粉薬一つ。
名前から見て胃の粘膜を保護する薬じゃないかと思われます。
その後に組織を採って出血してるので
止血するために小さい点滴を打つとのこと。
その前にオカンに終わってこれから点滴ということを報告。
ついでにトイレも行きたかったのでその事を言うと
ほなついでに尿検査も…と(苦笑)
トイレに行って、それから点滴です。
もう随分フラフラだし、点滴なんて痛くもかゆくもないので(笑)
言われるままに点滴の所に。
看護婦さんに「どっちがいいですか?」って聞かれて
「どっちでもいいです」って答えたんですけど
たまたま左側が通路のベッドだったので
「んじゃ、左側で…」って言いました。
わたしは昔から点滴をよく打ってましたけど(笑)
血管が細くていつも血管が細い人用点滴針
(翼状針といいます)を使ってたんですね
でも最近はそんなことなかったんですけど
看護婦さんが「血管細そうやね」というので
翼状針を使っていた旨を伝えると
「ほな使わせてもらおかな」と言って
「はい、ちくっとしますよ〜」と言ったら…結構痛い(・・、
ちなみに血管に刺す場合は下手くそだと痛いので
あの看護婦さんは…(×m×;(笑)
ちなみにウチの病院の看護婦さんはお二人とも上手でした(笑)
↑なんぼ注射しとんねん(苦笑)
10分程度で点滴は終わり
点滴後に検査の結果を先生が説明するとのことでした。

点滴も終わり、とりあえずオカンの元へ。
オカンも検査結果聞く?と聞いてみたところ
「お母さん、そういうの得意じゃないねん…」とかいいながら
呼ばれたら一応ついて行く…と言いました(^^;
んで、先生の所に入ると
とりあえず胃の荒れ方がヒドいと
ヘリコバクターピロリ菌(めんどいのでこれ以降はピロリンとします(笑))が
いるんじゃないかなと…
普通は20代でピロリンがいるなんて言うことはないんだけど…と言ったので
ワタシが「実は母親が胃潰瘍になってまして…」というと
なるほど納得、って感じでした。
オカンは17歳の高校生の時に胃に穴が開くほどヒドい胃潰瘍になってて
さらに母方のおばあちゃんも胃が悪い人だったので
ま、そらしゃあないわなと(苦笑)
だいたいピロリンの存在も分かってなかったから
子供の時に口移しでご飯を食べたりとかしてたから
そんなことしてたらピロリンも移りますわな(^^;
みなさん気をつけましょうね。
おっと、閑話休題。
それで、診断としては胃潰瘍…まではいかないけど
カナリヒドい胃炎。
十二指腸潰瘍の痕が認められた。
こんなところです。
あと、レントゲンで大腸や胃に
空気が溜まりまくっていたのが写っていたので
空気が胃を圧迫しているのだろう…ということ。
空気が溜まりやすい体質のようです。
できるだけおならをするようにと言われました(苦笑)
出来るかよ…意識的に(^^;
後腸の動きがよくなるように運動をするように…とのこと。
これは…努力次第ですな(苦笑)

さて今後のことですが
ピロリンがいるかどうか検査を受けたので
その検査で陽性だった場合
今度は尿素呼気検査というのをやるそうです。
最近テレビとかでよくやってますが
息を袋にぷ〜っと吹くヤツです(苦笑)
それはもしかしたら来週の火曜日にやるかもしれないとのこと。
一応説明を受けて、タクに乗って帰ってきました。
さすがに疲れてヘトヘトだったし
食欲もあるわけないので
いつも食べてる鍋焼きのきつねうどんがいいと
オカンに頼んで買ってきてもらいました
そしたら残念ながらいつものうどんはなかったとのこと
まぁ普通のうどんでいいか…と思って食べようとしたら
オカンが「イモ天買ってきたから食べ」という…
あのなぁ…胃カメラの後でタダでさえ食べたくないのに
油モンとは(−−;
さすがに「なんで…なんでイモ天なん?」と聞いたら
「え…消化にいいから…」って事も無げに…
「食べたくないからいらん」と断りました(苦笑)
全く困った人だ。

とりあえずこんな感じで終わったんですが
あまりにも胃の荒れ方がヒドいので
またしばらくしたら胃カメラを飲まないといけないらしいです…
はぁ…憂鬱(・・、

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