最終更新日:2000年12月31日(日)

パーフェクトダーク ACT(アクション) Nintendo64
Nintendo(任天堂) 2000/10/24発売 5800円
ファミ通評価; 28点/40点 販売本数; 7万6873本 俵屋評価; 10点/10点
現在の価格;4000円ぐらい バックアップ 備考;米・レア社制作。『007 ゴールデンアイ』のシステム的続編

[概要]
欧米では軽く400万本を突破したにも関わらず、日本ではさっぱり売れなかったロクヨン初期の名作アクション『007 ゴールデン・アイ』のシステム的続編。欧米ではあっという間に売れまくり、日本でも熱心なファンは海外版を買ってまでプレイした。

舞台は近未来、主人公は女スパイ。クライアントの指示に従って、様々なミッションをクリアしていくスタイルは前作と同様。前作は原作モノゆえにある種の束縛があったが、今作は良い意味で自由に作られている。
[総評]
面白い。一人プレイでミッションを極めるのも良いし、対戦も文句なしに面白い。ただし難易度は高い。全体的なバランスはいい感じであるが、高レベルだと同じミッションでも任務が高度になるのは前作同様、洒落にならんほどの難易度。アメリカ人が辛口ごのみなのは聞いていたが…。からいっつーか、辛い。

クリアしてからの楽しみが多いのもこのゲームの特徴。おまけ要素を充実させるも良し、ひとつのミッションのスペシャリストになるも良し。

↓ネタばれ、あるかも
気をつけて読んでね

良かった
ところ
助け合う ミッションを二人協力して挑戦できる。ひとりが敵を引きつけている間に、もうひとりが任務をこなすことが出来る。うっかり味方同士で撃ち合ったりすることもあるけれど…。
殺し合う ミッションで敵と味方に別れて殺し合うこともできる。やり(殺り)すぎると面白くないが、ある程度のルールを決めてプレイすると新鮮。
対戦 このゲームの対戦の奥深さは、前作の比ではない。コンピュータを最大8人も参戦させることが出来、その強さ・性格もそれぞれ設定できる。対戦ルールもたんなる撃ち合いのほか、陣取り、鬼ごっこ、アタッシュケース争奪などが出来る上、チーム戦も可能である。
駄目な
ところ
グラフィック ぱっと見、前作とほとんど変化がない。現在のレベルでは「粗い」グラフィックと思われても仕方がないほど。

ただし、細かい。いや、グラフィック的には粗いのだが、ゲーム的には非常に細かい。手に持っている爆弾を撃ち抜くと爆発したりとか…。

さらに前作に比べるとコンピュータが非常に頭が良く、数も多くなっているので、グラフィックよりはゲーム部分に力を注いだ結果だと思う。
接近戦闘 前作のチョップほどではないにしろ、今作でも接近戦当時の当たり判定というか、戦闘には納得がいかない部分がある。

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