最終更新日:2000年11月12日(日)

実況パワフルプロ野球2000 SPT(スポーツ) Nintendo64
コナミKCEO 2000/04/29発売 7800円
ファミ通評価; 34点/40点 販売本数; 22万7672本 俵屋評価; 7点/10点
現在の価格;3000円ぐらい コントロールパック:128ページ 備考;全選手実名。
GBソフト『パワプロくんポケット2』の選手が使用可能

[概要]
野球ゲームで最高峰に君臨するパワプロの最新作、64版。正統ナンバーをプレステ2に譲ったが、ニンテンドー64のコントローラとの相性が抜群のゲーム。
[総評]
ゲームシステムなどに大きな変更はなく、そこら辺は4や5くらいで完成されているので安心して楽しめる。前作(『6』)と同様にストレートが速くなっていて、本格派投手も対戦に使えるのが嬉しい。

ただバグが多い。
(■はよく起こる、もしくは必ず起こるバグ。□は滅多に起きないバグ。)
■ドラマティックペナントで、サクセスで造った選手が各チームに勝手に配属される。
■ドラマティックペナントで、コーチさんが錯乱する。(選手の名前を間違える、試合の勝ち負けを間違える、活躍した選手を間違える…、etc...)
■試合中、選手が怪我した場合に、ゲームがフリーズ。
■ゲームデータが消える。
■GB『パワプロくんポケット2』で造った選手のデータがおかしくなる。
□試合中、敵の選手が怪我した場合に、なぜか敵チームの選手交代をコンピュータがしてくれない。(2Pで操作できる…)
□試合中、投手が1塁へ牽制しようとして暴投した場合、(1塁側フェンスにボールが直撃して)「エンタイトル・ツーベース」を宣告され、走者は進塁し、打者は2塁に行く。ただし、2塁に行ったはずの打者はそのまま打席に残って同一人物が2人いることになる。その直後(ヒットを打ったりすると)、ゲームはフリーズする。
(僕が持っているのは初回版です。バグは修正されている可能性があります。)

ちなみに前作(『6』)は9点並の出来で、今作も前作並にゲームは面白いのだが、いかんせんバグが多すぎる。

↓ネタばれ、あるかも
気をつけて読んでね

良かった
ところ
「野球」を感じることができる 『パワプロ』が人気があるのはこのせいだろう。グラフィックでも実況でもない、野球らしさをゲームにしているところが素晴らしい。この野球らしさっていうのは、プレイヤーが感じるものではなく、試合を見ている人が感じる野球らしさです。僕は野球なんて出来ません。
コンピュータが良い 難易度をあげたら滅多やたらに強くなるのではなく、低めぎりぎりに変化球が決まれば見逃すし、速球だと振り遅れる。そういったところが良いなぁ。でも弱いときのわざとらしさはちょっと嫌。
駄目な
ところ
バグが多い これに尽きる。直せ。
やっぱりバグ 2回書いてしまう。バグさえなけりゃ、傑作だったろうに。
牽制多投が鬱陶しい 気が狂ったように牽制球を投げるコンピュータ。1塁に10球以上投げ込んだら十分だろうがっ。しかも下手したらバグってゲームがフリーズするんだから余計なことすんな。
サクセスの投手が… なんか、半年ももたずに腕とか肩とか爆発するんだが。ん?バグじゃなくて僕の運が悪いだけか…。

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