遙かなる時空(とき)の中で | ADV(アドベンチャー) | PlayStation |
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Koei(コーエー) | 2000/04/06発売 | 6800円 |
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ファミ通評価; 27点/40点 | 販売本数; 4万0612本 | 俵屋評価;
測定不能!/10点 (こっそりと)3点 |
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現在の価格;知りたくもない | 1ブロック〜 | 備考;プレミアボックス版は8800円 |
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[概要] 『アンジェリーク』って知ってますか? そう、本来男性には縁のない女性向けの(恋愛要素が多分に入った)シミュレーションです。ライバルの他に登場するのは美男子・美少年、という漢には本気で縁のないゲームです。 ちなみに僕は恋愛ゲームにはとんと興味がないのですが、僕の友人たちには女性ながら恋愛ゲームを愛する人たちがおり、なんの因果か僕にゲームを貸してくれるわけです。しかも普通の恋愛ゲームじゃなくて、『アンジェリーク』とかを無理矢理。今回も『ドラクエVII』を貸したら、 はぁはぁ…。 このゲームは男性に貸したら嫌がられる(家庭用)ゲームでは並ぶモノのない『アンジェリーク』を作った、コーエーのルビー・パーティー制作です。 舞台は平安時代のような異世界で、主人公(むろん女)は学校近くの古井戸を覗いたらどこぞの異世界に招かれて、実は龍神の神子とやらで、八葉とかいう男どもを従え京を鬼の一族から護るのが使命で、ついでに八葉と仲良くなることもできて、と言うか八葉と仲良くなるついでに世界を護る、まぁありがちなゲームです。 ちなみに某週刊ファミ通の紹介は「8人の男性と関係を深めながら鬼と戦っていく物語」という『8また女・春物語』(18禁)って感じの説明でしたが。まぁ、間違いではない。 |
[総評] 出来は悪くない。コンセプトがアレなので根本的に楽しむことは出来ないが、システム的な出来は標準以上だと思う。ただ説明書19ページの「見返りのっぺら女」は本気で気持ち悪い。 ゲームの基盤は非常にシンプルな作りで、ごちゃごちゃした部分は八葉の男性各キャラとの相性関係がほとんどで、1プレイも大して時間がかからず、主人公の行動で物語は(狙っているキャラが同じでも)かなり変わってくる。つまり気に入れば繰り返し遊べるし、気に入らなくてもダメージが少なくてすむ。女性ならな。 誉めてるのに点数が低い(3点)? 男に愛を囁かれ(ボイス付き)るゲームが面白いわけねぇだろう。 あときつかったのが登場キャラクター。多い。主要味方キャラが10人も出てくるのは覚えきれない。所記と能記がさっぱり結びつかないので、自分流に呼んだ。簡単に言えば名前がさっぱり覚えられんので、あだ名みたいなのをつけた。
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良かった ところ | |
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フルボイスじゃない | 助かった。 |
アクラム様 | 敵のボス。悪いことをたくらむから、アクラム。なんだかんだ言ってジャイアニズムに基づいて行動するナイスガイ。 |
駄目な ところ |
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戦闘 | 単調。要らないんじゃないか。 |
愛のメッセージ。 from 男 |
地獄。 |