一泊二日のハードスケジュールで宮崎〜熊本までまわってきたのですが、九州には猫が多いのか
観光したところでは必ず猫がいました。(ほとんどがひとなつっこい)
撮った写真も旅行のというよりも、猫の方が多いっていうぐらいです。(^.^)
宿泊先は今年阿蘇に新しく出来たホテル、阿蘇Villageファームというところだったんですがこのホテルが
非常にユニークで一部屋、一部屋がメロンパンのような形をして完全に独立しているのです。
それが300軒(?)も広がっているのでとても不思議な光景なんですよ。色は黄色やピンクで
宣伝ではヨーロッパ調ということでしたが、私は古代のマヤやアステカ文化とかのような印象を持ちました。
それだけの戸数がありますので、敷地もかなり広くフロント、温泉、レストランから遠い部屋の人達は
マイクロバスで移動ということになってました。(私は偶然近かったので徒歩でしたが)
さて、ここからが本題です。(笑)
夜10時ごろ、温泉に入ろうとフロント前の送迎バス乗り場を歩いていたら、白黒の猫さんが地面にタオルを
敷いてもらってすわってたのです。近くに送迎バスの運転手さんらしき方がいらっしゃって、噴水の水を手で
くんで、その猫さんにあげようとしてたのです。
近寄って行った猫さんは、クンクンしただけで飲んでませんでしたが・・・。(笑)
これがまたとっても人懐っこい子で、スリスリゴロゴロの嵐でした。
首輪をしてたので、ホテルの飼い猫かしらと思って運転手さんに聞いたところ、違うとのこと。
迷い猫にしては、ここは山奥で民家もないので捨てられたんだろう・・・と。(TT)
「さっきカラアゲを買ってあげたんですが、ペロリと平らげたんですよ」
(うぅ。辛そう。だからお水を飲ませようとしてたのか〜。(笑))
どうやら運転手さんも以前から見かけており、気になっていたようで白黒でパンダのようだから、
「PANちゃん」と名づけていたそうです。(大きな♂で、未去勢のせいか顔がひろがってました。(^。^;))
確かに「PANちゃん!」と呼ぶと走り寄ってくるんです。=^^=
山の中なのでまだまだ気温も低く、こんなにかわいい子を捨てるなんて〜!!
耳も怪我してるし、全体的に薄汚れちゃって・・・。(TT)
内心ムムとしていた私でしたが・・・・
ここでびっくりする言葉を聞いたんです。
「もし自分の勤務時間の12時までここにいたら、家に連れて帰ってやろうと思ってるんですよ。」
・・・え?ま、まさか??! PANちゃんをもらってくれるの〜?とびっくりした私は嬉しくなって
「え??連れて帰られるんですか〜〜?!よろしくお願いします〜」と思わずお願いしてました。
運転手さんのお宅には三匹の猫ちゃんがいて、いかにも猫好きさんという感じでPANちゃんの
ことも満面の笑みを浮かべながらヨシヨシとかわいがってる姿は非常に安心できるものが
ありました。
PANちゃん、お願いだから運転手さんの仕事が終わるまでここにいておくれ〜と
祈りながら部屋に戻ったのでありました・・・・・・。(__)。。ooOZZZZ
翌朝は8時出発で早かったので運転手さんにはもう会えないかと思っていたらすでに勤務されてました。
これはラッキーと思って、早速PANちゃんのことを聞きにいったところ・・・
ちゃ〜んと昨夜連れて帰ってくれてました。(*^o^*)
心配していた先住猫さんともすぐ仲良くなって、一緒にかたまって寝ていたそうです♪
お風呂にも入れてもらってブラッシングもしてもらったとのこと。=^^=
奥さんも全然反対されずに、自然に受け入れてくださったそう。(^O^)
ホテルのお客さん(私・・・)は8匹飼っているという話を聞いた奥さんは、じゃあうちは4匹だから
まだ少ないね、みたいなことをおっしゃっていたそうな・・・。(笑)
怪我をしていた耳はどうやら他の猫にかじられたようです。(゚◇゚)~
(驚いたことに周辺には案外猫が多いそうです)
まさか九州に来てこんな嬉しい場面に遭遇出来るなんて思ってもみませんでした。
PANちゃんもいい方と出会えて本当に良かったなぁ・・・(*^_^*)
運転手さん、どうも有り難うございます♪★★★
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阿蘇Villageファームに行かれることがあったら是非その運転手さんとお話
してみてくださいませねっ♪
急いで書いたのでわかりにくい文章、誤字、脱字おゆるしください。m(__)m