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1.点検整備:前回の車検で使用した点検整備記録簿を見ながら点検整備
を進めよう。
2.電話予約: 声は女性でも相手は機械。裏技もあるよ。
3.車検場までの道順を下調べする:和歌山港の南海フェリー乗り場入り
口を左に曲がり約630m。
4.用意する物:納税証明書、自賠責保険、車検証。
5.車検場での手続き:受付1番で必要書類を40円で買い、必要事項を
記入して受付5番に提出。
6.車検を受ける前に:車を駐車場に置き、車検の手順を観察。何故って
それは次で・・・。
7.イザ車検にチャレンジ:検査の凡そ半分は自分で機械の指示に従い車
を操作して排ガスも自分で測定。
8.無事合格すれば良いのだが:不合格だとこのまま帰るの?。
9.やっと合格:検査標章の黄色いシールは張って帰りたいね。
10.車検費用:いくら安く出来たのかな?、検査手数料がなんと140
0円 |
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1、定期的な点検整備は義務付けられているので車検時には点検整備記録簿の提出が求められます。車検場には申請用紙等と併せて点検整備記録簿が40円で売っているので、事前に前回の車検で使用した点検整備記録簿を見ながら点検整備した内容をその場で記入すればよいでしょう。(当たり前の事ですが全ての項目が良でなければいけません)私は、Vベルトを交換したりブレーキを分解してライニング、パッドの磨耗を測定し、各部点検して整備記録簿に記入しましたが、車検ではボンネットを開けたり分解したりしなかったので、車が正常に動き、保安部品等に異常がなければ、エンジンオイルや冷却水の点検補給ぐらいだけでも良いかも?。ただしブレーキオイルは吸湿性が高く、吸湿して古くなると沸点が下がり走行中にブレーキが効かなくなる場合があるので、車検の時に交換するのが良いと思います。(事故例あり、知人がブレーキオイルを注ぎ足しながら走っていた時、突然ブレーキが効かなくなり衝突) ブレーキのライニングやパッドの厚みは、前回の記録簿に記入した寸法が十分にあれば前回より少し少なめに記入すれば、整備記録簿に関してはこれで良いだろうと思います。ここで書いた事柄は車検を安く済ませるにはと言う思いから書いているだけですので、点検整備に自信のない方は車検に落ちた時のことを考えると多分高くつくと思うので、最初から信頼できる自動車屋さんにまかせる事をお勧めします。【写真5】 |
2、車検の受ける日が決まれば、電話予約をします。電話番号073-421-7756に電話をかけると女性の声で各サービスの番号案内が流れますので、その途中に内線番号09111と押せば予約受付につながります。これも女性の声で受付が始まりますが、これらの女性の声は機械ですので余計な事を言っても相手にされず、次々と進んで行きます。希望の車検日と午前または午後を番号で押して予約してください。その日が空いていれば受け付けられます。その後、案内に従って暗証番号を打ち込みますが、これは簡単な番号で良いと思います。最後に、予約番号が付けられますのでその番号を忘れないようにしてください。車検受付の時に必要です。 |
3、車検は陸運支局または指定工場(民間車検場)で行いますが、軽自動車のユーザー車検は和歌山港南海フェリー乗り場を南に約630mの左にある(社)全国軽自動車連合会で行っていました。
(和歌山市西浜中川向坪1660-389 電話073-433-4655)【図 4 】 |
4、車検を受ける為に用意する物は、納税証明書、自賠責保険(新しい保険と古い保険)、車検証、印鑑、予約番号と前回の点検整備記録簿を見ながら点検整備した結果を用意して車検場に行きます。まずは駐車場に車を置く。
【写真2】 |
5、用意した書類を持って車検場の受付事務所に入り、【写真1】受付1番で必要書類【写真5】(点検整備記録簿、重量税納付書、継続検査申請書)を40円で買って必要事項を記入捺印し、重量税印紙代8800円と検査手数1400円を受付?番(ごめん忘れました)に支払い、受付5番に提出します。この時、何番のコースに入ってくださいと言われますので、【写真10】そのコース通って車検を受けます。 |
6、私は、初めて自分で車検を受けたので何も分からないままに指示されたように1コース【写真9】に入ってゆきました。何やら前の車の人が機械のスイッチを押してローラーの上に乗り、タイヤを回したりライトをつけたりしているので、あれ・・・自分でするのかと不安になってきました。初めて受ける人はコースに入る前に他車の検査の様子を見ていた方が良いかも。【写真12】
ほら、ここにも見ている人がいてるよ。 |
7、指定されたコースに入り、【写真11】検査の順番を進みながら待っていると何やら説明板が見えてきました。理解しながら読んでいたつもりですが良く分からないままに、自分の番がやってきたので、先の人に真似て車種選択のボタンを押したら、(4WDのボタン)アナウンスで、前に進みローラーに乗ってくださいと聞こえたので、ジムニーに乗り前進してローラーに乗りました。【写真12】その後のアナウンスがエンジン音で聞き取りにくかったので少しあわてましが、前の電光掲示板の指示に従い車を操作しました。どんな検査をしたのか分からないし、順番も正しくないと思いますが次のような操作をした様に思います。・フットブレーキ、サイドブレーキを操作しました。・ローラーの上で40kmまでスピードを上げてライトをパッシングしました。ここではこれぐらいしか覚えていません。ローラーの上での検査が終わると、前に進み、今度は排ガスの測定で、これも自分で測定します。長い管を排気パイプに差し込み、CO2等の測定をして自分で書き込むのですが、この時は検査官が書いてくれました。(初めての人と見抜かれたんでしょうね…)次に、前のリフトに乗り持ち上げられてから、検査官がテストハンマーでボルトやナットをキンコンカンとたたいて調べたり指示器やライト等の保安部品を検査して最後に車体番号、を調べて終わりました。(ボタンを押してから終わるまで約10分〜15分)隣のラインで若い女の子が手馴れた様子で車検を受けていました。どこかの自動車屋さんの人なんでしょうか…?きっと慣れたら簡単なのでしょう。 |
8、やれやれと思ったのが束の間で、後でつけた部品が見つかり(昇降ステップを外すのを忘れていた【写真15】)を取り外すように言われました。「さあ〜大変」ここに来るまでに改造した部分は全て直したつもりだったので、道具は何ももって来ていなかったから外す事が出来ず困りました。「今日中に外しているのを見せて下さい」と言われたので、近くの親戚の家まで走り、ステップを外してから再度検査官に見せて、やっと合格し検査標章をもらいました。【写真16】(ロス時間、2時間30分)教訓、その場で【写真2】分解や調整が出来るように道具は忘れないように持って行こう。(道具類は無くてもせめてプラスのドライバーは持って行こうヘッドライトの調整が出来るから) |
9、近くの自動車屋さんで車検を受けていたときは、しばらくしてから車検証と検査標章が郵送されて来たのですが、ここで車検が通るとその場で車検証と検査標章がもらえます。こんなにすぐにもらえるとは思っていなかったので少しうれしくなり、せっかくだから黄色いシールをフロントガラスに貼って帰ろうと思い、古いシールを剥がしにかかったのですが、これが思うようにはがれなかったので、結局は自宅に帰ってから溶剤を使って剥がしました。これからユーザー車検を受けて、検査標章を張り替えて帰ろうと思う方はシール剥がし等の溶剤をお持ちになった方が良いと思います。 |
10、初めてしたユーザー車検は、安く済ませたいからだけではなく、機械好きの私にはレジャーを兼ねた楽しみとして高3の長男と二人で受けに行きました。車検費用もずいぶん安く出来たのでその内訳を書きます。
車検費用
・自動車損害賠償責任保険:20.300円
・重量税印紙代
: 8.800円
・検査手数料
: 1.400円
・軽自動車燃料代 : 1.739円(田辺市〜和歌山市〜田辺市)
・高速料金
: 1,830円(和歌山〜御坊)
・合計
34,069円
業者ユーザー車検代が 49,000円(整備なし料金)
自分でした車検代が −34,069円
浮いたお金が
14,931円
【今回の車検代】
タイヤ3本新品に変えたので、タイヤ代34,650円+34,069円=68,719円
車検費用合計は、68,719円で済みました。(部品合計34,650円)
浮いたお金を、息子と二人で使ったので、何も節約は出来ていませんが結構一日遊べました。
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11、新車からの1〜2回の車検でしたら、簡単な点検だけで検査に合格するような感じがしました。予約して行くので、ほとんど待つ事も無く検査時間も短いので、何かのついでに行く事も出来ると思います。
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