ステップワゴン カーボンフューエルリッドカバー

燃料のふたに貼り付けるのを作りました。
今までに10車種ほど作りましたが、
ようやく、好い作り方がわかってきたので、紹介します。
シートワックスを使用しました。
板状のワックスで、片面は糊になっていて貼り付ける事ができます。
板厚は0.1〜5ミリまで0.1ミリ単位で揃っています。

マスター制作

ノーマルリッドを用意し、厚紙と両面テープとアルミテープでフランジを作ります。
シートワックスを必要分切り出します。
今回は1.0ミリ厚のシートを用意しました。

シートワックスを貼り付けます。
周囲はゆっくりとまんべんなく曲げて貼っていきます。
ドライヤーで軽く暖めるとやわらかくなるので、密着するように伸ばしながら仕上げます。
これでノーマルリッドより、1ミリ大きなマスター型の完成です。
メス型用ゲルコートを塗る為に、離型処理をするんですが
色々試したけど、離型が難しく、メス型にシートワックスが張り付いてしまって、どないもいきませんでした。
ワックスのくせに、めっちゃ食いいちゃうんです。
または、まったく離型剤が乗らないのかな?
そこで、塗装することにしました。
前回はマスター表面用樹脂でコーティングしたけど、イマイチだったので、いきなり塗装してみました。
前もって実験で塗料が乗る事を確認済みです。
まったく何の下地処理もしていないのに、綺麗に塗装が乗っています。
乾燥させればマスター型の完成です。

メス型制作

周りにスポンジテープでフランジを作ります。
フランジにアルミテープを貼ります。
離型処理をして型用ゲルコートをはけ塗り。
あとは今まで通りです。

製品制作

クリアゲルコートを塗ります。
硬化したらカーボンクロス、ガラスマットそれぞれ1プライ積層。
角が浮いてしまいますが、だいじょうぶ。
すぐにビニールをかぶせる。
さらにノーマルリッドをのっけて、クランプでぎゅっと押し固めます。
余分な樹脂がニュるっと出てきます。
硬化後、かんたんにノーマルリッドは取れます。
ビニールを剥がすとこんな感じ。
離型するとこんな感じ。
トリミングして完成!
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