□□□□PIANO発表会 12.7.22□□□□

 2012度の発表会を7月22日に行った。

今回1番に考えたことは”みんなの手で運営できないかな”と言うことだった。
人任せで行う会というより、裏方にも参加、協力してもらい作り上げたいと考えた。 もちろん、自分で進めたほうが早い場合もあるし、ラクなこともある。しかしそれでは人は育たない。
団結や協力をすることにより、普段個人レッスンで全く人と共存することのない ピアノ教室を変えたいという思いがあった。

つまり関わることにより、個人教室では類の無い横の繋がりアップになればと言うことだ。 私の趣旨はそれくらいで、内容はあまり問わず個人が出来ることを発揮できれば 良いと考えた。
ご存知のとおり障害児が多数を占める教室なので障害児も出来ることを何か発表しよう!ピアノでなくてもいいよ!そう思っていた。

 各々25名がソロで舞台に上がったが、みな生き生きしていたようだ。
お母さんのコーラスも舞台に上がった。人前で歌うことって恥ずかしい・・うまくないし・・そんな声の中堂々10名の方が舞台に上がり私も参加した。

これも一体感を持つために、同じ色のTシャツを着用し又参加者の中の保護者がバンダナも作ってくださった。
Tシャツやバンダナ、おまけに最後のフリ?まで私が声を掛けたのではなく有志の中での発言で嬉しかった。

実はいちばん頭を悩ませたのが連弾。
二人で1台のピアノを演奏する。これがなかなか難しい。
伴奏役なら大きな音を立てずに、メロディが引き立つように弾かなければいけない。とにかく相手の音を”聴く”この”聴く”ということがなかなか難しく、マイペースで自分だけが演奏しがちになる。

 

 

こちらも障害児が多いので全く人の演奏を聞かずに自分だけがさっさと終わってしまったりする。
しかし回を重ねるごとにこれも進歩が見られた。

全員合奏はビリーブ。今回は入退場まで練習した。
簡単なようだが25名が定位置に着くのは難しい。全く違う場所に腰掛けたり、用意もせずにぼーと座ってるという場面も見られた。
しかし初めての生徒もいる中、よく演奏していたと思う。なんとなくだが二声にもなっていた。

最後は練習回数ベスト3を表彰した。
3人とも障害を持っているにもかかわらず、すごい練習量だ。
さすがやな・・・という声が上がった。もちろん声掛けや横に着くお母さんだって

たいへんなのんだ。お母さんも表彰もんです。

そしてそして1番大変なのは記念撮影。
写真やさんは汗だくで走り回る。子どもたちはずっと座ってニコニコなんてしていられない。
足をぶらぶらしたりあっち向いたりこっち向いたり椅子から降りたりとじっとしていない。

椅子運びや机並べ、メダルや賞状作り、またプログラムの表紙や、順番がわかるように大きな字で壁掛け用を作成してくれたり、合奏の並び順の名前カードなど、書いたらきりが無いくらいお手伝いをしてもらった。
それ以外にも受付や、司会、そして記念品渡しや合奏の先導や花を配ったりなどすべての人が関わってくれた。

私一人では何もできない。
いろんな方からエネルギーと協力を得た。

そうして私の理想の発表会が無事に終わった。


全員での演奏・連弾全員でのビリーブ

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