GA-915GVPM3-RH(HITACHI Prius Air type R:AR13R1S用マザーボード)


概要


2007年7月ごろからGENOQC-PASSで売られている抜き取り品マザーボード「GA-915GVPM3-RH」についての情報のまとめです。
このページの情報を元に改造などを行う場合は自己責任でお願いします。

仕様


元々このマザーが積まれていたPCは、Prius Air type R:AR13R1Sで、
マザー単体としては、Intel915GVチップセットの仕様とほぼ同じです。
GbLANチップが積まれており、接続は32bitPCIです。
IEEE1394およびSD・MSカードリーダーを搭載しています。
上位機種Prius Air:AR37N用のパターンが複数あります。

ドライバ


チップセット用ドライバ:Intel 915 Express チップセット・ファミリ
内蔵グラフィックス用ドライバ:Intel 82915G/82910GL Express チップセット・ファミリ
GbLAN用ドライバ:RealTek RTL8110S-32/RTL8110SB(L)/RTL8169SB(L)/RTL8169SC(L)RTL8169
サウンドチップ用ドライバ:インテル デスクトップ・ボード D865GSA ダウンロード
PCMCIA/IEEE1394/SD・MSリーダー統合チップのドライバは残念ながら見つからなかった
リコーの製品ページによると、サポートはチップ供給先任せらしいが、このチップを搭載していてなおかつドライバを配布しているサイトは今のところ見つかっていない
鶏の飼育日誌(仮称)様によると下記サイトからダウンロードできるらしい。鶏の飼育日誌(仮称)様に感謝
MSリーダー用ドライバ:lenovo RICOH SD/MMC Bus Host Adapter Driver(Windows 2000/XP) - ThinkPad Z60m
SDリーダー用ドライバ:ビジネス向けPC FLORA:ダウンロード

詳細

SD・MSリーダーとPCカードスロット用パターン
さらに、RICOHのPCカード/IEEE1394/フラッシュメモリー制御チップR5C842
FDDケーブル用のパターン。FDD1のシルクがある方はノートFDD用。
周りの表面実装パーツ類にも開きパターンが目立つので単純にコネクタを増設するだけで使用できるかは疑問。
PCIe16xと謎のパターン
偽PCIe16xは下記の専用ライザーカード用なので絶対に通常のPCIeカードを刺してはいけない
その右の謎のパターンはおそらくPCI
上位機種ではここに地デジのB-CASカードが刺さるので、B-CASカードの受け皿となるPCIカードが刺さるものと思われる
専用ライザーカード GC-RS3PMR-RH
PCIeとPCIは電気的に互換性が無く、PCIカードをPCIeに刺すには(たとえばDCT-FUTA1のように)ブリッジチップを介さねばならないにもかかわらず、このライザーにはそのようなチップが乗っていない
つまりこのPCIe16xは形状がPCIe16xであるだけで実際にはPCIであるということになる

(しかし、マザー上には確かに「PCIE_16」というシルク印刷がある。無用の誤解を招く罪な印刷と言える)
はパラレルポート、はシリアルポートです。
こちらも省略されているパーツが多いので自分で増設するのは難しいか?
SATAポートとパラレルATAポート。SATA2は省略されている。
上からフロントUSB、ヘッドホン、マイク、IEEE1394
字が潰れて見にくいが、pin1と2がHDD LED、9と10が電源LED、11と12が電源スイッチ
GbLANチップ、RealTek RTL8110SB
サウンドチップ、RealTek ALC655

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