我が家の弓のルーツは? | スポーツでリフレッシュへ |
父の実家(京都府相楽郡加茂町)(当尾と呼ばれるところ)に弓がある。代々伝わったものである。何時頃のものかは不明であるが、父が現在83歳で、父の祖父の時代に家の屋根を葺き替えたと言うから、この家はその前の代からあるとすれば、150年は経過すると思われる。弓にいたっては何時からあるのか分からない。竹の節が無かったから、今の竹の弓とは違う。黒光りした茶系統の色をしており、ある人は漆塗りではと言う。鴨居も3本の弓が掛けれるようになっている。この掛けも値打ちがあるとか。 手にとって握ってみたところ、背丈よりかなり長かった。長年我が家では誰も弓道をしていたとは訊いていない。ずっと鴨居に掛けてあっただけだろうか。父に聞いても詳しい事は知らないようだ。この家の主(父の弟)はすでに死亡している。最近、私は弓道に興味を示し、ふと子どもの頃から田舎へ帰った時、目にしていた鴨居の弓の事が気になって、今回墓参りに訪れた時にじかに触ってみた。これが私の家のルーツに由来するものかもしれないと思うと少し興味が湧いてきた。墓の年代を調べると天保(1841年頃)文久(1861年頃)があったので160年前にご先祖さんが弓を使っていたかもしれない。長年の事で形は本来の状態ではないと思う。何か手がかりがあれば更に調べてみたい気はする。次回訪れた時には、土蔵など覗いてみたいと思っている。