「夢畑」10万HITおめでとうございますメッセージ
 
『塀の中の懲りない面々、一度限りの休戦協定』




ジュウザ「ジュウザで〜す。」
リュウガ「リュウガです。」
ジュウザ&リュウガ「二人合わせて、仲悪イケメン兄弟でーす。」
ジュウザ「という訳で、Nekoちゃん、『夢畑』10万HITおめでとう☆」
リュウガ「いつも司会をやっている例の兄弟に代わって、今回は我らが進行役をやらせてもらう事になった訳なんだが…(隣をちらりと見ながら)何故、お前とペアでやらねばならんのか、理解に苦しむ。(溜息)」
ジュウザ「そりゃ、こっちの台詞だ。俺だって嫌だぜ、お前となんか。楽人の奴、最初の予定通りの組み合わせにしてくれりゃあ良かったのに。」
リュウガ「(思い出しながら、嫌そうに)ああ、お前とデスなんとかいう男の『ダブル兄貴司会』か。そんな事をした日には、二人が好き勝手やりすぎて話の脱線は言うに及ばず、放送コードにひっかかりそうな会話も多々出てきそうだから止めてくれと楽人に言ったんだ。そうしたら、じゃあ代わりに出ろと無理やり連れてこられた。」
ジュウザ「無理やりねえ…(ジト目で見ながら)その割にはえらく力入った白スーツ着てんじゃないの、お兄様。花まで挿しやがって、花婿かお前は。」
リュウガ「Nekoさんのサイトの10万HITの祝典だぞ。これくらい当然だろう。それに引き換え、お前という奴は…。」
ジュウザ「何か問題あるか?」
リュウガ「ありありだ。何だ、その格好は!」

  リュウガは怒鳴りながらジュウザを指差す。
  ジュウザの本日の服装は、アロハシャツ(どピンク地に白いハイビスカス柄)に丈の短いパンツとサンダルという、常夏仕様。何処から調達してきたのか、首に携帯用の扇風機までぶら下げている。

ジュウザ「だってよ、今日は野外だし、面子考えたら見た目だけでプラス5℃位いきそうだろ、唯でさえクソ暑いのに。これくらいしておかないと暑くてしょうがないと思ってよ。」

  ステージ前を指差すジュウザと、そちらに視線を移すリュウガ。
  会場には、お祝いに駆けつけた北斗キャラ達が、所狭しと集まっている。祝い酒も振舞われていて、出来上がってしまっている連中が、既に続出していている。
 デビルリバースが、嫌がるジャッカルを抱っこしながら「アニキ、オレ、刑務所嫌〜い!!」と号泣していたり、黒ヘルメットの男がショットガンを乱射していたり。二人でナイフ投げしている奴らもいれば、汚物を消毒している奴もいるし……はっきり言って、もう無法地帯だ。


リュウガ「…確かに、マッチョな男共がこれだけ密集していると、暑苦しい事この上ないな。」
ジュウザ「だろ? こいつら、全員このままここに収監しちまえば? そしたら、少しは温暖化が防げると思うぜ。」
リュウガ「考えておこう。(気を取り直して)さて、今回は、Nekoさんのサイト『夢畑』の10万HITを祝して、カサンドラの野外広場にある特設ステージからお送りしています。」
ジュウザ「それにしても、よくこんな場所使えたな。」
リュウガ「今回のメッセンジャーの職務を考えると、ここでやるのが一番だからな。拳王様にそう願い出たら、心良く承諾してくれた。」
ジュウザ「…ラオウの奴、意外と頭柔らかいな。」
リュウガ「ああ見えて、お心が広いんのだ、あの方は。それはそうと、この会場に来る事ができなかった連中からも、沢山の花束が届いているぞ。」

  リュウガの言葉通り、ステージ上は、Nekoさん宛に届いた色とりどりの花で埋め尽くされている。

ジュウザ「『笑っていいとも』のテレフォンショッキングのコーナーみたいだな(笑)」
リュウガ「大半が黄金聖闘士らしいぞ。」
ジュウザ「そりゃ、北斗キャラにそんな気がきいた奴は少ねえだろうからな。」
リュウガ「花より食料だからな、俺たちの世界は。なお、花はあまりに多くて会場に入りきらなかったので、残りは会場外に並んでいます。」
ジュウザ「どうでもいいが、このステージ、花が多すぎて狭いんだよ。(真横の花を指差して)特にこれ! 誰だ、こんなドでかい花輪贈りつけてきやがったのは(怒) パチンコ屋の新装開店じゃねえんだぞ。」
リュウガ「同感だ。何処の馬鹿だ。邪魔でかなわんな。」
ジュウザ「(付いてる札を見て)あ、ラオウだ。」

  途端に凍りつき、冷や汗を垂らすリュウガ。

リュウガ「(両手で切るジェスチャーをしながら)今のは、カットだ。」
ジュウザ「いや、生放送だって。」
リュウガ「……。(何事も無かったように)お花の他にも、多数の祝電が届いています。(極上の笑顔)」
ジュウザ「あ、無かった事にしやがった。」
リュウガ「時間の都合上、名前だけで失礼させて頂こう。アテナ様・黄金聖闘士一同様・KING・聖帝・拳王様…。」
ジュウザ「またラオウか…。あいつ意外とマメだな。」
リュウガ「(咳払いを一つして)それでは、今回のメインイベントへ移ろうか。」
ジュウザ「(格闘技中継の場内アナウンス風に)そんじゃあ、今回のメッセンジャーの入〜場!!」

  ジュウザの声と共にドラの音が響き渡り、それを合図に奥の建物の扉が重々しい音と共に開いていく。そこからウイグル獄長が、御輿で担がれながら登場する。

ウイグル「フッハハハハ〜ッ!! Nekoさん、『夢畑』の10万HIT達成ご苦労であった。これも、ひとえに貴女の愛と努力の賜物である。これからも、星矢・一歩・北斗の素晴らしき夢共を生み出していくがいい! このウイグルも、このカサンドラで影ながら応援しておるぞ〜☆ それでは10万HITを記念して、10万号獄舎の囚人を…」
リュウガ「そんな獄舎があるか!」
ウイグル「じゃあ、10万人の囚人の首を…」(断頭台が運ばれてくる)
ジュウザ&リュウガ「やめんか!!」
ウイグル「うがげふ!」

  二人の強烈なダブルツッコミを受けて、ステージ下へ落下するウイグル獄長。

ジュウザ「だから、めでたい席でそういう血生臭い祝い方をするなっつうんだ、Nekoちゃんに失礼だろうが!(怒)」
リュウガ「まったくだ、ご婦人に対する配慮の欠けた奴め。早くその物騒な代物を片付けろ!」
ウイグル「しゅ、しゅみましぇ〜ん…」
リュウガ「いやはや、申し訳ない。後で、こっぴどく叱っておくから許してやってくれ。」
ジュウザ「そんじゃあ、メッセージも終わった事だし、今回はこの辺で。」
リュウガ「そうだな。」
ジュウザ「そういえば、いつものあの兄弟はどうしたんだ? こんな大事な時によ。」
リュウガ「それが、大事な用があるからと言って旅に出たらしい。」
ジュウザ「はあ?! 何やってんだ、あいつら。」



  所変わって、山奥の花畑。
  ここでは、とある兄弟が大きな体を小さく屈めながら、一心に草をむしっている。

ギル「あ、あった! これで、九万と九千九百九十九本だ。」
ハズ「俺も見つけたぞ。これで、二人合わせて十万本だ☆ やったな、ギル!」
ギル「おう、兄貴!」

  抱き合って、嬉し涙を流す二人。

ハズ「だが、これで終わりじゃねえぞ。急がねえと!」
ギル「そうだな。Nekoさんが引越し開始するまでに用意しないといけないからな。」

  二人が一生懸命集めていたのは、小さな四葉のクローバー。どうやら二人は、十万本集めたこれを、Nekoさんのサイトのお引越し先に敷き詰めておく気らしい。

ハズ「これだけあったら、ご利益あると思うんだが……Nekoさん、気に入ってくれるかな?」
ギル「大丈夫、きっと気に入ってくれるさ。」
ハズ「そうだな。じゃあ行くか!」
ギル「ああ、急ごうぜ、兄貴!」

  四葉のクローバーが山ほど入った巨大な袋を担いで、花畑を駆けて行く二人でありました。











という訳で、「『夢畑』10万HITおめでとうメッセージ」でございました。
謹んで捧げさせて頂きますm(_ _)m 話の展開上、獄長の扱いが悪くなってしまいました。すみません(汗)
最後のハーン兄弟の辺りのBGMは、「裸の大将」の主題歌にして頂くと、よりほのぼのしていただけるかと(笑)
10万HITおめでとうございます。お忙しい中、大変かとは思いますが、これからもサイト運営頑張って下さい☆





野に咲く〜ルルルル〜ルル〜♪(←JAS○AC未許諾の為、ハミング)
有難うございます!クローバーはこの通り、しっかり届いておりますです(笑)。
いかつい顔して乙女ですね、いたいけですね、ハーン兄弟。好みです。ときめきます(笑)。

そしてそして、獄長からのメッセージ!
獄長に応援して貰えるなんて、そりゃやる気も出るというものです!有難うございます!
10万人分の生首が並ぶのも圧巻でしょうが(笑)、ひとまずは止めて下さったリュウガ&ジュウザの兄貴に
感謝致します(笑)。

リクエストしました獄長のみならず、デビルリバースにジャッカルにジャギに、
果ては汚物消毒係やナイフ投げメン(誰)まで!大好きな悪党キャラのオンパレード、
これぞ正にパラダイス、夢の回転木馬です。(←何) おまけに黄金聖闘士達まで!
良いんですかね、こんなにサービスして貰っちゃって・・・・・(恐縮)!
素敵なメッセージ、どうも有難うございました!