永遠に。




「ミロ。これから軽く一杯、どうだ?」

というカノンの誘いに、ミロは首を振って答えた。


「悪いなカノン。今日も駄目なんだ。」
「そうか。」
「すまんな、この埋め合わせは今度必ず!」

ミロは心苦しそうな顰め面をしてみせると、小走りに十二宮の階段を下りていった。
そのワンシーンを、は一歩下がったところで目撃していた。
執務当番終了後の、教皇の間の前でのこのやり取りは、これで連続3日目である。
昨日と一昨日は気にせずに帰ったが、3日目ともなると流石に少し気になり、
はその場で微動だにしないカノンに歩み寄った。


「・・・・・・・」

ヒョイと覗いて見たカノンの顔は、実に見事な仏頂面になっていた。
1ミリの隙間も空かない程に固く唇を引き結んでいるカノンに、はそっと、静かに、声をかけた。


「今日もまたフラレたの?」
そうじゃない!!語弊のある言い方をするな!!

カノンは堰を切ったように、猛然と捲し立て始めた。


「フるとかフラレるとかいう話じゃない!失礼だというのだ!
おのれミロめ、俺の誘いを毎日毎日断りおって!もう殆ど1週間だぞ!週間!」
うわあ、1週間も毎日毎日誘ってたんだ。
「普通は3日目ぐらいでどうにか都合をつけて応じるのが礼儀というものだ!
というか『うわあ』とはどういう意味だ!?
「いやいやいや、別に・・・・。う、うん、そうね、いや、まあ・・・・、そう・・・・、なのかな・・・・」

は肯定も否定もせず、言葉を濁した。
どう見てもフラレて逆上しているようにしか見えないというのが本音だったのだが、そんな事は勿論、言える筈もなかった。


「でも、そんなに気になるんなら、本人に言ってみれば良いんじゃない?」
「そういう事は人から指摘されるものではない、自分で気付かねばならんのだ!」
「・・・・何か屁理屈っぽいなぁ・・・・・」
「何だと!?」
「いえいえ何でも・・・・!」
「それにそもそも面と向かって言えるような雰囲気ではないのだ!!」

カノンはそう口走ってから、ハッとしたように言葉を切った。


「何?どういう事?」
「・・・・・・・・」
「何なのよ?」
「・・・・・・・・・そうだな、お前になら・・・・、いや、お前にしか頼めんだろうな。」
「え?」

首を傾げるに、カノンは耳を貸せと手招きした。
訳が分からないままひとまずそれに応じると、カノンはいやに声のトーンを落として再び喋り始めた。


「奴がこのところ毎晩入り浸っている場所は割れている。宝瓶宮だ。」
「な〜んだ、カミュの所?」

それは、ミロの居所としては、何の不思議もない場所だった。
ミロとカミュは長年親交のある友達、いや、親友なのだ。


「『な〜んだ』ではない。お前はおかしいと思わんのか?」
「何が?だって二人は親友・・」
「そう、親友だ。あいつらの付き合いは今に始まった事ではない。
それなのに、何故今更になって毎晩遅くまで入り浸る?」
「それは・・・・・・」

言われてみれば、確かに不思議な話だった。


「宝瓶宮など、ミロにしてみれば、独り住まいの2DKの使っていない方の部屋みたいなものだ。
季節外れの服だのガラクタだの実家から送られてきた日用品だのをとりあえず置いてある物置部屋みたいなものだ。」
「それはちょっと暴言だと思うけど・・・・・・」
「それぐらい自分のテリトリー同然の、何の特別感もない場所だという事だ。
そこに今更一体何の用がある?毎晩毎晩、睡眠時間を削る程。」

張り込んでたのかとツッコむ事も忘れる程に、カノンの口ぶりは真剣だった。


「・・・奴等には何か、秘密がある。」
「秘密、って・・・・・?」
「恐らく、あまり良くない事だろう。普段口数の多いミロの、あの余所余所しい態度を見る限りはな。」
「そんな・・・・・・・」
「カミュに至っては言うまでもない。秘密の100や200、奴ならば涼しい顔をして抱え込んでいられるだろう。」

カノンの話には、妙な緊迫感と説得力があった。


「そこでだ。お前に調べてきて貰いたい。」
「え・・・・、えぇっ!?私!?
「あの二人の間にごく自然に割って入れるのは、お前くらいのものだろう。
宝瓶宮に忍び込んで、二人の秘密を暴いてこい。お前なら簡単に出来る筈だ。」
「ちょ、ちょっと待って!何でそんな命令形!?」
「教皇補佐だろう!いいから行け、早く!」
「それ教皇補佐の仕事!?」

かくしてはカノンの手により、殆ど強制的に宝瓶宮へと送り込まれたのだった。



















それならせめて一緒にと懇願するも、カノンは無情にも一人で宝瓶宮を抜けて行ってしまった。
怪しまれるといけないから双児宮で待つ、帰りに報告に来い、と言い残して。


― いやだもう〜・・・・!緊張するじゃない・・・・・・・!


ここ宝瓶宮と、ミロの守護する天蠍宮は、にとっても馴染みの深い場所である。
流石に自分ちの物置部屋とまでは言えないが、常日頃からよく出入りしている場所なのだ。
にも関わらず、は宝瓶宮の中を忍び足でコソコソとうろついていた。
いつもはごく自然に、堂々と出入り出来るのに、こんな任務を与えられてしまっては、それが出来ない。
妙に意識してしまって、変に緊張するのだ。
こんな嫌な任務を一方的に押し付け、一人でさっさと帰って行ったカノンを改めて恨めしく思ったが、
しかし、任務を放棄して帰る気にもなれなかった。

カノンが怖いからではない。(いや、全くそうでないとは言えないが。)
自身、少なからず気になっていたからだ。
確かにこの1週間、ミロやカミュから誘いがなく、二人がの家に顔を出す事もなかった。
聖域を離れていたり、多忙だったりというような理由でもない限り、1週間も行き来がないという事は今まで無かった。

後から入ってきた余計な女は弾き出して、男の友情を深め合いたいという事なのだろうか。
本当は邪魔だったのだろうか。
二人は優しいから、気を遣って誘ってくれていただけで。
ふとそんな事を考えると、小石を飲み込んだみたいに胃が重くなった。


「・・・・・・・!」

は決心すると、居住区へと続くドアのノブに手を掛けた。
そして、音が鳴らないよう、そっとドアを開けた。
その瞬間、の耳に、二人の男の声が飛び込んできた。


「ミロ、そこは違う・・・・・」
「違わない。」
「ああっ、駄目だそんなっ・・・・・!」

カミュの少し上擦ったような声に、は思わず呼吸を止めた。
彼のこんな声を聞いたのは、初めてだったから。


「ん・・っ・・・・、少し固いな・・・・・」
「だから違うと・・」
「大丈夫だ、俺に任せておけ。少しばかり狭いだけだ。入れればピッタリ嵌るさ。昨日だってちゃんと入っただろう・・・・・?」
「駄目だミロ、そんな強引に・・・・・、ああっ・・・・・!」
「っ・・・・・!!」

は声を上げそうになった口を自らの手で塞ぐと、元の通りにドアを閉めた。
これ以上、聞いていられなかった。
中の二人に気付かれぬよう、ドアをそっと閉めるだけで精一杯で、後はとても、平常心など保てなかった。


「はぁッ、はぁッ、はぁッ・・・・・・・!」

逃げるようにして宝瓶宮を抜け出し、無人の人馬宮まで来てから、は床に座り込んだ。


「はぁッ・・・、はぁッ・・・・、はぁっ・・・・・・・」

どうして、こんなに震えがくるのだろう。
同性愛を嫌悪しているつもりは、断じてないのに。
それは自分の思い込みで、本当のところは軽蔑しているのだろうか?


「はぁッ・・・、はぁッ・・・・、はぁっ・・・・・・・」

しかし、思い返して感じるのは、軽蔑ではなかった。


「うっ・・・、うぅっ・・・・・・!」

只々、ショックだったのだ。
二人に何も打ち明けて貰えなかった事も、
良い関係の三人組だと勝手に思い込んで良い気になっていた自分の馬鹿さ加減も。


「うう・・・・・!」

トリオじゃなくてペア、いや、カップルだったのに、
何も気付かないで、気付こうともしないで、無神経に二人の間に割って入って。


「うう・・・・・・!」

やり場のない気持ちを涙に溶かし、は暫し、その場で泣いた。
そして、涙が止まると再び立ち上がって歩き出し、双児宮を訪れた。







「おお、思ったより早かったな。で、どうだった?」
「うん・・・・・・、別に何も。」

これが、の精一杯の気持ちだった。


「良くない秘密なんて、何もなかったわよ。」
「宝瓶宮の中を覗いてきたのか?」
「うん。」
「奴等に声は掛けたのか?」
「掛けなくても分かるわよ。いつも通りだったもの。」

ミロとカミュ、二人の秘密を、せめて守り抜こう。
好奇の目に晒されないように、傷付けられないように。
それが、愚かな自分に出来る、二人の為のたった一つの事だと、は信じていた。


「いつも通り・・・・・、か。」
「そうよ。」
「その割には、泣いた形跡が見受けられるが?」

下手な誤魔化しがカノンに通じない事くらい、分かっていた。
だからは、まっすぐにカノンを見据えた。


「関係ないわ。とにかく、カノンが心配しているような事は何も無かったから。」
「何だ、珍しくいやに強気じゃないか。」

カノンは微かに笑うと、のすぐ前に立ちはだかり、顎を持ち上げて無遠慮に瞳を覗き込んだ。


「・・・何を隠している?誤魔化すつもりなら無駄な事だぞ。」
「誤魔化せるなんて最初から思ってないわ。」
「ほう?」
「カノンが心配しているような事は何も無いの。それだけ信じて、もう放っておいて。お願い。」

射抜くようなカノンの鋭い視線に負けないよう、は彼の目を見つめ返した。


「・・・・・駄目だ。」

しかしカノンは、の想像以上に冷徹だった。
それこそいつになく厳しい目でを睨むと、カノンはふと手を放し、に背を向けた。


「お前が言いたくないのなら、仕方がない。俺が自ら確認してくるまでよ。」
「待って!!」

は歩いていくその背中を追いかけ、必死に引き止めた。


「私、何も嘘はついてないわ!お願いだから信じて放っておいて!」
「俺が案じているような事は何も無いと、なぜ言い切れる?」
「何故って・・・・・・・!と、とにかく、断言出来るの!」
「だから何故断言出来る?」

カノンは振り返り、に向き直った。


「百歩譲って、お前の目には何事も無いように映ったのだとしよう。
だが、俺の目にも同じように映るという保証はあるのか?」
「ど、どういう意味よ・・・・・!?」
「奴等がもしも、何か良からぬ事を企てていた場合、お前がそれを見抜けるのかと訊いているのだ。」
「よ・・・・、良からぬ事って・・・・・・・」
「たとえば、謀反。」

カノンの呟いたその言葉は、重く圧し掛かるように、の耳に響いた。


「そん・・な・・・・・・。本気で言ってるの・・・・・・?」
「無論だ。」

眉一つ顰めない、カノンの冷たく厳しい無表情に、はカッとなった。


「何言ってるの!?仲間でしょう!?」
「俺達は女神を護り、女神と共にこの地上を護る聖闘士だ。
俺達にとっての『仲間』とは、共にその使命を全うする同胞という意味。
その目的が変わってしまえば、それは最早、『仲間』ではない。」

カノンはそう告げると、の横をすり抜けて行った。
もしもその瞳が冷たければ、もっと食い下がる事も出来ただろう。
しかしそれをするには、カノンの瞳はあまりにも哀しげだった。



















― 待って、待って・・・・・!


は一足遅れでカノンの後を追った。
やはり、このまま知らん顔はしていられなかったのだ。
カノンの心配はまるで見当違いなのだが、今、宝瓶宮の中に踏み込まれて困る事には変わりない。


― 待って、待って・・・・・!



「待って、カノン!」

宝瓶宮の中に、カノンの姿はなかった。
既に二人の『愛の巣』へ踏み込んでしまった後なのだ。
は血の気の引く思いで、居住区への扉を見つめた。
この扉の向こうで、今、どんな修羅場が展開されているのか、考えただけで恐ろしい。


「・・・・・・・!!」

は一思いにドアを開けた。
てっきり大騒ぎになっているとばかり思っていたが、中は意外にも静かだった。
は息を殺して奥へと進み、灯りが洩れて見えるリビングを恐る恐る覗いてみた。



「・・・・・・・・え?」

そこには、の想像を遥かに超えた光景があった。


「な、何なの・・・・・・・・?」

立ち尽くすカノンの目の前で、床に這い蹲るような姿勢をしているミロとカミュ。
そして床の上には、作りかけの大きなジグソーパズル。


パ・・・・、パズル!?

が叫ぶと、3人の男達は一斉にの方を見た。


!」
「何だ、まで来たのか。」

ミロとカミュはキョトンとした目で、


「・・・おい、何だこれは」

カノンは唖然とした顔で。


「何だこれはって、私に訊かれても・・・・・!」
「見ての通りのジグソーパズルだ。」

に代わって答えたミロは、立ち上がり、ちょっと休憩とばかりに大きく伸びをしたり、首を回したりなどし始めた。


「自分の持ち込んだ絵や写真でジグソーパズルを作ってくれる所があるんだと。
カミュの奴が、そこでわざわざ注文して作って貰ったそうだ。
しかも、よせば良いのに5000ピース。呆れるだろ。
暇なら暇で、もっと他に何かやる事があると思うんだがな。」
それを一緒になってやっているお前が言うか、ミロ。

カノンのツッコミは、これ以上ない程ごもっともだった。
しかしミロは何ら恥じる事なく、ウンウンと頷きさえしてみせた。


「まあ、そう思うだろうな。俺がお前でも同じツッコミをするだろう。
だが、これだけは手伝ってやろうと思ってな。」
「じゃあ、このところ毎晩ここに来てたのは、パズルをする為・・・だったの?」
「ああ。」
「今日もずっとコレやってたの?」
「ああ。何せ無駄に細かいだろ?俺が手伝ってやらないと、カミュ一人じゃいつまで経っても完成しないからな。」

自信たっぷりにそう言い切ったミロを、カミュがジト目で一瞥した。


「どの口が言うのだ。形の違うピースを無理矢理嵌め込んだりして、邪魔ばかりしているくせに。」
「邪魔ばかりとは何だ!何だかんだで大体は合っているだろうが!
このピースはカットが少し雑なんだ!だからグッと押し込まないと嵌らないのが結構あるんだ!」
ピースのカットも雑かも知れんが、お前の考えも大概アバウトだ。
大体合っているというが、割合的には6:4ぐらいだぞ。そしてその失敗した4割を手直ししているのは私なのだ。」

ゴチャゴチャと小競り合いを始めたミロとカミュの間に、妖しげな雰囲気は一切なかった。
全くいつも通りの、の良く知る二人だった。


「な・・・・・・、何だぁ・・・・・・・!」

色んな意味で安心したは、思わずその場にへたり込むようにして腰を下ろした。
そして、ふと何の気なしに、作りかけのパズルに目を向けた。
大きくて、しかも無駄に細かいので、まだまだ完成には遠そうだった。


「これ、何の絵なの?」

それはどうも人物画のようだった。
だが、油絵や水彩画ではなく、写真のようだった。


「写真・・・、かな?誰の写真?」

が尋ねると、ミロは何だか含みのある微笑みを浮かべ、カミュは少し照れたようにそっと視線を逸らした。
何故そんなに真逆の反応を示すのだろうか。
が首を捻っていると、ミロが一枚のスナップ写真を差し出してきた。


「え・・・・・・・?あ・・・・・・、これ・・・・・・・!」

それは少し前に撮った、ミロとカミュとの3ショット写真で、同じものをも1枚持っていた。


「そう。この間、シベリアに抑留された時の写真だ。
抑留とは何だ。オーロラ見物に招待しただけだろうが。」

不満げな顔のミロを窘めてから、カミュはの方を向いてはにかんだ。


「とても良く撮れていたから・・・、な。」

わざわざこんなパズルにまで仕立てて貰う位なのだから、余程気に入っているのだろう。
良いも悪いも、好きも嫌いも、自分の気持ちをあまり口に出さないカミュの胸の内を垣間見た気がして、は笑顔で頷き返した。


「だけどこれ、パズルにしたら難易度高いでしょ。」
「そうなんだ。だからまず、俺達の部分から組み立てていっているんだ。
今のところはまずまず順調に進んでるんだが、問題は背景だ。」

カミュのすぐ隣で、ミロが腕組みをしながら苦い顔をしている。


「この白一色の背景がクセモノなんだ。はっきり言って完成する気がしない。
只でさえ難しいのに、何だってこんな親の敵みたいに細切れにしたんだ、全く!」
「ふふふっ・・・・・、ほんと。これは相当手強いわね!よしっ!じゃあ今日から私も手伝うわ!」
「本当はカミュと二人で完成させてから、お前に見せて驚かせようと思っていたんだが、それはそれで助かる!頼りにしてるぞ!」

ミロは決まりの悪そうな顔で笑うと、の為に場所を空けた。
がそこにいそいそと座り込むと、カミュが少しだけ肩を竦めて小さくぼやいた。


「そもそもは私一人で完成させてから、お前達に見せようと思っていたのだがな。」
そんなモン無理に決まってるだろう!俺達二人でも手こずっているのに!
おいカノン、お前もどうだ?手伝わんか?」
「そんなヒマな事やってられるか、アホくさい。」

カノンは、肩を寄せ合ってパズルに向き合っている三人に心底呆れたような一瞥を投げかけると、素っ気なく出て行ってしまった。


「むう・・・・、拗ねたか。
拗ねたな。
拗ねたのね。

ミロ・カミュ・の三人は、その後ろ姿を溜息と共に見送ると、すぐさま手元に視線を落とした。
そこには、これでもかと細切れにされたパズルのピースが、無数に散らばっている。
見ただけでも気が遠くなりそうなのだが、しかし、嫌な気持ちは全くしなかった。
何日、何週間、何ヶ月かかるか分からないが、その間、こうして三人で過ごせるのだから。











後日、何とか無事に完成したパズルは、宝瓶宮のカミュの寝室に飾られた。
僅かにグラデーションがかかっているだけの白一色の雪原の中で、
穏やかに微笑むカミュと、青白い顔を死にそうに顰めているミロが、
鼻の頭を赤くしながら笑っているを挟んでいる。
三人の会話する声が聞こえてきそうな、いきいきとしたその画の右隅には、
流麗な細い字で、短いサインが記されていた。


永遠に、と。




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後書き

『ミロ・カミュ・ヒロインの3人での絡み』というリクエストを頂きました。
切ない昼メロ話とのご希望でしたが、ほのぼのでも可という事で、思い切って混ぜてみました。
春ですからね〜。ちょっとほのぼのしたくなりまして☆
で、『まさかのBL疑惑&想定外の三角関係→勘違いほのぼのEND』という、
とっ散らかった一品となった訳であります(笑)。
何となくの思いつきで、カノンも友情出演させてみました。
それもまた一層、とっ散らかりに拍車をかけたような気がします。
ままま、春ですのでね!賑やかにいきましょうよという事で!(←苦しい言い訳)

カミュはプラモとか模型とか、雑誌を毎号買って付録のパーツを組み立てる系の事にハマりそう。
で、ミロは逆にそういうチマチマした事が大っ嫌い!
・・・というようなイメージで書いてみました。

リクエスト下さったカズハ様、ありがとうございました!