*1)途中「梅花を折って頭に挿せば二月の雪衣に落つ」ということばがでてきます。
梅が咲いても雪の降る日もあるのが二月だわな、と思っていましたが、
『二月の雪』とは白梅の落ちるさまをいってるそうです。こういうところ、
「座布団3枚!」と叫びたくなります。
*2)このシーンは「高砂や。この浦舟に帆をあげて〜月もろともに出汐の。」
と謡われ、結婚披露宴でおなじみです。が、プロの能楽師は
『夜の船出』→『新婚初夜』ということで恥ずかしくて?謡わないそうです。(師匠談)
*3)この部分を舞囃子(能の略式)で舞いました。512KByte(期間限定)
*4) 松は千年の齢といわれ、長寿の象徴。
掃く姿は災いを掃き清めるというイメージ。舞台では「久」という字で掃くらしい。
老夫婦は住吉・高砂と離れていても一心同体→夫婦道の理想
*5)このページの背景は青海波。
「高砂」では住吉の海面に松が映っている情景を、青海波とはこのことだ、といってます。
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