SINCE2004.11.27

寒くなってきた11月に採集家のSさんと串本へ行ってきました。しかし私は寒さでシュノーケリングを途中で断念しました。2m底にはミスジやトノサマが泳いでいたのに採集することができませんでした。
採集プロのSさんは寒さに負けずスミツキトノサマダイを2匹ゲットしていました。この結果に満足できずさらにポイントを移動して今度は古座あたりで網採集です。ここでもSさんに網採集のノウハウを見せていただきました。岸壁には11月というのに
ナミチョウ、チョウハン、フウライ、トゲチョウ、ハタタテダイ、ツノダシなど多くのさかなを見ることができました。しかしこの時期のチョウは成長していて逃げ足も早かったです。人や網に対して警戒心を持っていました。それでもSさんは60cm枠の網を使いトゲチョウ、ナミチョウ、フウライをゲットしました。見ていてとても難しそうでした。
ずっと見ているだけの私でしたが、採集したチョウを頂きました。ありがとうございます。m(__)m
おまけにSさん宅にいた餌付け中のトノサマダイ、アケボノも頂きました。
これはなんとか成功させたいと思い、30cmキューブ水槽での餌付けが始まりました。

日付 写真 日記
12/1 今日で1週間ほどがたちました。左側水槽のトゲチョウ・トノサマは調子よく乾燥ブラインをつついています。心配なのはフウライ・スミツキア・ケボノです。まだ積極的ではありません。特にフウライがまだまだ餌付きそうにないです。ちょっとは興味を示すのですが時間がかかりそうです。
今日は嬉しいことに左水槽のトノサマLが乾燥ブラインをいったん口に入れて吐き出していました。餌付けの第一歩は乾燥エサに興味を示すことだと思います。口に入れて食べ物であると認識してくれたらこっちのものです。時間はかかると思いますがじっくり餌付けたいと思います。
11/29 ショックなことに最初に頂いてきたミスジチョウが1匹☆になってしまいました。エササンゴの死滅により海水の水質がかなり悪化していました。仕事から帰ってくると海水が真っ白けでした。ミスジは☆になっているし、トノサマもひっくり返っていました。慌てて水替えの実施です。天然海水は昨日とってきていたのですが、海水の温度を調整する予備のヒーターがありません。しかしこのままでは残りのチョウも☆になる可能性が高いので、冷たい新しい海水にチョウ達を入れました。バケツの中でも残ったミスジがひっくり返っていました。しかし水槽掃除もしなければならず、フィルターもすべて洗いました。セットが終わってからミスジ・トノサマ・ハマクマノミ・ルリスズメを水槽に投入しました。写真は投入後数時間経過したものです。今のところ元気に泳いでいます。しかしこれからの問題は餌付けです。このLサイズのミスジとトノサマはまったく餌付いていません。困ったものです。
右側水槽の餌付けは順調です。あのフウライも時には乾燥ブラインをつつこうとしています。今日までで乾燥ブラインを食べているのはトゲチョウ・トノサマSです。他のチョウももう少しのようです。昨日からアサリをストップしています。
2004
11/27

アサリに群がるトノサマ・トゲ・アケボノ
アサリを与え始めて今日で4日目です。諸先輩方のHPによると3日以上はアサリを与えないほうがいいとありました。アサリしか食べない子になってしまうようです。
うちの子たちは昨日からアサリをつつき始めています。Sさん宅で餌付け中だったアケボノ・トノサマがすぐに食べていたので、トゲチョウとナミチョウもつられてつつき始めていまいした。食べなかったのが食べ始めると嬉しいですね。一番小さな串本スミツキは乾燥ブラインを入れるとつつこうとしていました。アサリを入れたときに必ず乾燥ブラインも入れるようにしています。今乾燥ブラインに興味を示しているのはナミチョウと串本スミツキです。チョウは小さいほうが好奇心旺盛で餌付けもしやすいと思います。あと少しで食べてくれるように思います。