SINCE2004.5.30
黒鯛工房のカセ筏師チヌLmited競技65W−R(赤)を購入したので、赤い竿を作ることにしました。
瀬川彦次さんと同じような赤いかかり竿を作りたいのです。
一人で作ることは無理なので、師匠に教えてもらいながらです。
ここでは竿の自作の工程と、実際に釣れるまでを残したいと思います。
日 | 画像 | 価格 | 備考 | ||||
6/12 | |||||||
ついにやりました。 全てはこの日のために竿作りに励んできました。 このアングルでの写真を撮りたかったのです。 自作竿での初日に見事チヌをゲットできました。 詳細はチヌ日記にも書いています。 帰ってから師匠と竿磨きに励みました。 |
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6/9 | いよいよ最終段階になってきました。 穂先にガイドを取り付けエポキシで固めました。 ミクロガイドの取り付けが慣れるまで大変でした。ガイドの位置調整も難しく何回かやり直しました。しかしこれで一応は竿の形は完成です。後は漆での仕上げだけです。 |
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6/6 |
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ここまで毎日のように漆塗りを行っています。ようやく光沢が出てきましたが、表面をならすために紙やすりで乾いたらこする作業もあります。 繊細な作業はなくなりましたが、時間がかかるのでゆっくりと仕上げていく必要があります。 家では塗っては扇風機で乾かしています。 今日までで10回は塗りました。 |
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6/3 |
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今日の工程は @金糸を巻く Aチューブラーにガイドをつける B穂先に色を塗る でした。 この作業だけでも5時間近くかかっています。でも昨日のようにことはなかったので、比較的スムーズにいきました。 でも疲れました。 |
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6/2 |
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【特製うるし】 252円 【専用うすめ液】 294円 |
今日は過去3日間の工程の中で一番過酷な一日でした。 糸と籐を巻いていく作業なのですが、これがかなり苦戦でした。チューブラーに巻くのは問題ないのですが、元竿の先端部分がうまくいかなかったのです。ここはパテで固めているところなのですが、パテに丸みがつくように削っていなかったために糸がうまくのりません。隙間が生じてくるのです。機能的には問題ないのですが、見た目は最悪でした。師匠と相談した結果、もう一度削っていくことにしました。せっかく1時間以上の時間を使って巻いてきたのですが、最初からやり直しです。最初よりもマイナスのスタートになってしまいました。カッターで削って紙やすりで表面をならしていくと、いい感じで丸みがついて円錐形に近くなってきました。これで糸を巻くときっちりとのりました。 この作業が終わる頃にはクタクタでした。 |
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6/1 |
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【リールシート】 1323円 【Uガイド】 126円 【SICリング】 425円 【パテ】 490円 【人造籐】 494円 【紙ヤスリ】 184円 |
今日はチヌ釣り帰りの師匠と一緒に釣具屋へ行って最低限必要なものを購入して来ました。ちなみに師匠は夏チヌを2枚上げていました。 お金がないので少しずつ揃えていくつもりです。 籐は天然物は1000円〜2000円もするために安い人造籐にしました。リールシートもステンレス製の安いものにしました。 今日の作業はチューブラーと元竿をパテで固定したのと、穂先の竿尻をチューブラーに合うよう紙ヤスリで削りました。パテは完全硬化する前にカッターでできるだけ削って薄くし、さらに紙ヤスリで整えました。さらにリールシートを糸で固定したのですが、竹の節にあたってシートが反ってしまい、リールが確実に固定できない状態でした。このため固定位置を変えて最初から巻き直しました。これからはこんな地道な作業の繰り返しのようです。 下の写真は今日の工程が終わった元竿に黒鯛工房筏リールをセットしたところです。一応形になってきました。 完成まではあと1週間はかかりそうです。 |
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5/31 |
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【たこ糸】 師匠からもらう |
たった1日だけで元竿の原型が完成しました。 というのも師匠のマンツーマンの指導があったからです。 大変だった作業は布袋竹の節抜きでした。ドリルが届く範囲はよかったのですが、届かないところは手作業です。キリ状のヤスリで根性で節抜き作業でした。おかげで指にマメができました。元竿作りで一番大変な工程だと思いました。あらかじめ節抜きしてある布袋竹も売っています。 写真はすでにチューブラーと元竿が合体したところですが、これを合体させて布袋竹の先端を加工するのも非常に大変でした。 今日の作業時間は約2時間半でした。 |
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2004 5/30 |
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【布袋竹】 1330円×1本(オーシャン) 1000円×1本(アングラーズ) 【チューブラー】 1380円×2本 【ソリッド穂先】 820円×2本 【握り糸】 240円 |
自作をするには材料を揃える必要があります。 しかし私のいる田辺や白浜の釣具店では、肝心の布袋竹や穂先のソリッドがなかなか手に入りません。 あこがれの赤い竿を作るために、オーシャン(国体道路店)と大阪のアングラーズ(河内長野店)まで足を運びました。 布袋竹はこの2店とも置いていましたが、アングラーズの方がたくさんありました。また、穂先の材料であるソリッドは5mm×90cmが欲しかったのですが、これはアングラーズにしかありませんでした。6mmとか7mmはあったのに… 元竿に入れるチューブラーもアングラーズに5mm径のがありました。あとは師匠に言われて握り糸の赤極細を買いました。赤の糸もなかなか置いていないようです。 これでうまくいきますかどうか… この他にもうるし、はけ、接着剤などまだまだ揃える必要があります。徐々に買い揃えていきます。 |