H15年10月12日現在、約8ヶ月間水替えしていません。こんな状況で生体が生きていけるのかと思われる方がほとんどではないでしょうか。しかし、生体の種類によっては好調を維持できています。
コケはよく発生していますが、単身赴任の私に代わって、妻がたまにコケ掃除をしてくれています。海水が減った分の真水補給もしてくれています。もちろんエサやりもです。驚きなのは私自身がまったく管理していない状況にもかかわらず、がんばってくれています。でも残念だったのはハタタテハゼがいなくなってしまったことです。いつの日かきちんと管理できるときがくれば、生体を追加したいと思います。
いろいろありましたが、そんな最近の状況をまとめてみました。

このLTは平成14年12月に海水館で購入したものです。驚いたことに買った時よりも大きくなっています。しっかりと砂中にもぐりこんでいます。飼った当初はハマクマノミのおうちでしたが、今ではカクレクマノミが独占しています。給餌はまったくしていません。ライトの光合成だけで大きくなっています。うれしいことです。
上の写真4枚はスターポリプです。これは海水館で平成14年の7月くらいに購入したものです。最初はシャコガイの貝殻2個に半分ほど活着した状態でした。それがご覧のとおりにかなり増殖しています。右下の写真のスターポリプのみ一時かなり萎縮してしまいました。しかしまた少しずつ増えてきています。上の写真2枚は1枚の貝殻からここまで増殖させることが出来ました。サンゴ岩にまで増えてきて、さらにはマガキガイの貝殻にまで増えてきています(左下の写真)。
3灯式のライトのみでもここまで成長することができています。それも水替えなしで。これも驚くことです。
このシャコガイは今年の2月28日に購入したものです。写真ではガラスで弯曲して写っていますが、いっぱいに外套膜を広げています。シャコガイはメタハラでの飼育でないと、と思われる方も多いでしょう。確かにその成長を考えるとメタハラにはかないませんが、ライトのみでも十分です。このまま少しずつ大きくなってほしいものです。左の写真は水槽の横から撮影したものです。
このケヤリムシも去年の11月からがんばっています。2回ほど自切しましたが、小さくなることなく順調に育っています。