SINCE 2003.2.28〜

シャコガイはそのきれいな色彩が最大の魅力です。大きなものから小さなものまでありますが、カラーバリエーションが豊富であり水槽内での観賞価値も非常に高いものと思います。
自然界ではサンゴ岩に穴をあけるぐらいに成長しますが、水槽内ではそこまでの成長はみられません。また、外套膜に褐虫藻を共生させているために強い光が必要で、一般的にはメタハラでの飼育が基本です。
しかし、うちにはメタハラなんかつけることはできません。仮にメタハラを買えたとしても月々の電気代が爆発しそうになり大蔵大臣の大目玉を食らうことは避けられません。(^_^;)だから蛍光灯での飼育を強いられるのです。

そんな無謀なことをして、と思われる方もいるでしょうが、無謀なことをしようとは思いません。それなりに対策があっての挑戦なのです。
その対策ですが、実は全然たいしたことではありません。


【対策その1】
〜蛍光灯でも光量UP作戦〜

これは2灯式蛍光灯を3灯式に改造してもらったものです。さらに水温上昇対策としてファンも取り付けてもらっています。
そしてさらに光量をUPするためにご家庭のアルミホイルを内側に貼り付けてあります。かなり明るいですよ〜。
蛍光灯であっても2灯式では、他の無脊椎類の飼育も難しいでしょう。本当は4灯式以上がいいのでしょうが…
【対策その2】
〜底上げ作戦〜

これはYシステム設置にあたって、サンゴ砂を10cmくらいの厚さにしたものです。うちの水槽は深さ45cmですが、これで底から10cmは上に配置することができます。せこいですが少しだけでもライトに近づけることができています。

うちでは以前から蛍光灯でヒメジャコ(青ベタ)を飼っています。もう数ヶ月になりますが、調子を落とすことなくがんばっています。きっとメタハラでの飼育とくらべると成長速度が違うのでしょうが、ライトをつけると外套膜をいっぱいに広げる姿はとてもきれいです。ちょっと前にもヒメジャコ(青ベタ)岩付を購入して、上のほうにレイアウトしました。
本日さらにヒレナシジャコを2個買ってきました。今までいた青ベタとくらべて大きく、これもきれいです。

ヒレナシジャコ約10cm
2003.2.28Pバルーンで購入
外套膜を広げるとかなり大きくなります。
写真写りは悪いですが、上から見るときれいです。
ヒレナシジャコ約7cm
2003.2.28Pバルーンで購入
ラインがとても美しいです。
シャコガイ4兄弟です。
青ベタもきれいです。
水槽全景です。2003.3.2撮影
蛍光灯のみの飼育でも
みんなこんなに元気です。
うちに来て3日目の状態です。
来たときよりもいっぱいいっぱいに
外套膜を広げています。
お店のメタハラで飼われていたときよりもよく開いています。
〜後記〜
3/6現在、非常に状態良好です。ライトなしの間接光だけでも十分に開いています。ライトをつけるとさらに広がっています。
実はこれを買うときに店員さんに「メタハラはお持ちですよね?」ときかれました。すかさず「えぇ。」と答えました。
メタハラがないとシャコガイは飼えないというイメージは、こうやって植えつけられていくのかな、と感じました。
はっきり言って、ショップにいたときよりも、外套膜を広げています。
H15.7/20の写真です。悲しいことにストライプのほうが☆になってしまいました。水質の悪化が原因と思います。
残った大きいほうは元気なので、サンゴ岩の上に設置しました。落ちなければいいのですが、いっぱい広がっています。