わが家では水槽は玄関に設置しています。本当はリビングに置きたいのですが、狭い日本の家庭事情がありまして、やむなく玄関に置いています。家を建てるときには水槽のためにコンセントを増設もしました。
玄関設置ではその利点と欠点があります。

まず欠点から・・・
@玄関は居室ではないために、常に水槽内の観察ができない。
Aくつろいでいるときに視野にないために、癒しの効果が少ない。
B
空調設備がないために四季の影響をもろに受ける。また玄関の開け閉めでさらに影響が大!
このB番目が一番きつい点です。

で、このコーナーでは欠点をアピールしたいのではなく、その利点を伝えたいのです。

利点は・・・
@お客さんが来たときに、一番に目に付き自慢できる。というか、「きれいですね〜。みんな生きてるんですか?」と必ず言ってくれる。
Aあまり人通りがないために、さかなが安心できる。(特にディスカスなんかは)
B
うちの玄関の特性上、自然光が入りやすく昼間はライトなしでも無脊椎が生き生きとしている。
C仕事で疲れて帰宅したときに、一番に目に入るために帰宅直後の癒しの効果がある。(私だけですが)
このB番目を特集したいと思います。


うちの玄関のつくりです。こんなもの紹介してもしょうがないですが。

玄関は北向きで直射日光は入りません。
図の青い四角が水槽設置場所ですが、すぐ横に窓があり西日がよく入ります。
玄関・窓から直射日光が入ることは少ないですが、間接光はよく入ります。
午後になると写真の窓から明るい陽射しが… この水槽の手前にある玄関からも間接光が…
照明をつけるまではこの写真のようにライトを
はずして上から陽射しが入るようにしています。
何れの写真もフラッシュなしで2/13午後3時に撮影です。

それでは実際に無脊椎がどれだけ元気なのか見てみましょう。
下の写真はすべてライトをつける前の生体を撮影したものです。本当に…(^o^)

2/13午後3時まぶしいばかりの陽射しが…
フラッシュ・ライトなしです。
中央の白いケヤリムシのところに陽射しがあたっています。
これもフラッシュ・ライトなしです。
このLTが分かりやすいですね。
陽射しが入ってくるほうにグ〜と伸びています。
2代目のスターポリプです。
朝早くから満開です。写真は午後1時撮影
初代スターポリプです。満開です。
マメスナも満開です。
ウミキノコはツルツルです。(^_^;)
このシャコガイは多分H14年9月頃の購入です。
調子を落とすことなくライト・間接光のみで絶好調です。

このようにライトをつける前からよく開いています。だからライトの点灯時間は夕方の4時頃から夜11時か12時までの7〜8時間照射です。人によってはサンルームに水槽を設置できる幸せな場合もありますが、貧乏人にはそんなことは無理です。なんとか設置場所を工夫して、生体にいい環境を提供してあげたいですね。
ただ、玄関の場合は夏場が正念場です。H14年の夏はエコクールシャワーと扇風機でなんとか乗り切ることができました。水槽用クーラーを設置するだけのスペースと金銭的余裕がないので、今年の夏も去年と同じ作戦でがんばります。それに高水温に弱い生体は入れないことですね。要するに根性のあるものだけが、うちの水槽に入っているのです。