☆ニシキテッポウエビ編

2003年1月衝撃のランドールズ事件の後、1/5 MARINE HOUSEでニシキテッポウエビを買いました。
キューセンとの格闘があるのか…慎重に水合わせの後、ネジリンボーの巣穴へそっと入れてやりました。
その後、水槽の前で観察すること約1時間、キューセン君は近くまで来るのですが、襲い掛かりません。
今度は2匹のネジリンボーが完璧にガードしています。心強いです。
ランドール君は体長3cmと小さいために、狙われやすかったのだと思います。
ニシキ君は現在体長4cmほどですが成長すると、5〜6cmになります。小口のキューセンには大きかったのでしょう。
触覚の長さを合わせると、もっと大きくなるのです。

自分と同じ大きさぐらいのサンゴ砂も運びます。 数時間でこんな山を作ってしまいました。
立派に用心棒をはたしています。(^_^)v

観察して分かったこと・・・
ニシキテッポウエビはランドールズよりも触覚が長いため、巣穴から出るときは絶えず
ネジリンボーの尾びれに触覚を触れるようにしています。
それで安全が確認できてから、砂を運んでいます。その様子はランドールズとは違いまるでブルドーザーです。
ランドールズは一粒一粒ハサミで運ぶのに対して、ニシキはハサミ全体を使って一度にたくさん運びます。
底砂が穴だらけになってしまうことは間違いなしです。
だから、そんなのは嫌だ、という人にはお勧めできません。
実際翌日には巣穴のサンゴ岩が掘った穴に埋もれて傾いていました。
うちではアクリル棒でレイアウトサンゴ岩を支えているために、崩れることはありません。

大自然の共生する姿は本当に素晴らしいですね!