輸血に関する問題12(2006.12作成)


○×問題。
1.ABO型不適合妊娠による新生児溶血性疾患(HDN)は、第1子から起こることはない。(  )
2.ABO型不適合妊娠によるHDNは、Rh型不適合によるものと比べて重症になりやすい。(  )
3.ABO型不適合妊娠によるHDNは、直接抗グロブリン試験が強陽性となることが多い。(  )
4.新生児血小板減少性紫斑病(NAITP)は、第1子から起こることがある。(  )
5.日本でのNAITPの原因は、抗HPA-4b抗体によるものが多い。(  )
6.ヘパリン起因性血小板減少(HIT)は、血小板輸血の適応となる。(  )
7.血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)は、血漿交換療法の適応となる。(  )
8.TTPおよび溶血性尿毒素症候群(HUS)は、血小板輸血の適応となる。(  )
9.突発性血小板減少性紫斑病(ITP)は、血小板輸血の適応となる。(  )
10.輸血後紫斑病(PTP)は、血小板輸血の適応とならない。(  )





解答
1.× 
2.× 
3.× ベビーの血液型抗原が未発達なため弱陽性から陰性となる。
4.○ 
5.○ 
6.× 血小板輸血は禁忌である。 
7.○ 
8.× 原則として血小板輸血の適応とならない。 
9.× 通常は血小板輸血の対象とはならない。 
10.○