解答6


1. × Rh(D)陽性の遺伝子型はDDまたはDdです。両親がともにDdの場合、Rh(D)陰性(dd)の子供が生まれる可能性があります。

2. × D陰性確認試験を実施して、抗D(陰性)Rhコントロール(陰性)となった時にRh(D)陰性と判定できます。 

3. ○   4. ○ 偽陽性反応を起こすことがあります。 

5. ×Rh(D)陰性患者にRh(D)陽性の赤血球MAPを輸血すると抗D抗体を産生する可能性があります。

6. ○ D抗原を持っている患者さんにD抗原陰性の赤血球MAPを輸血しても抗D抗体産生の恐れはありません。赤血球の混入が少ないFFP、血小板の場合も同様です。血液センターでは不規則抗体検査が実施され抗体陰性の製剤が供給されていますので、抗D抗体陽性の製剤が供給されることはありません。 

7. × 約50%  8. ×D抗原が一番強い  

9. × 抗E抗体が一番高い。E抗原陰性(約50%)はD陰性(0.5%)と比べて高頻度で、妊娠による免疫の機会が多い上に、輸血の際にもEの適合性はほとんど無視されているため。

10. ○