お正月





               お正月は一年の始まり。年を越えるという不思議さにひたりながら除夜の鐘を待ちます。         HOME→
               そこにはいつもとは違う空気が流れているよう・・・。                                
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今、住んでいる上越で迎える初めてのお正月。
生け花用の花器も引越し荷物の中だし、お重もないし、あるものだけで、なんとなくお正月気分になれたらなあと今年は試みのつもりでお正月の準備をしました。お飾りもお料理も力を入れずに気楽にしてみたらこんな風になりました。「上」という字を書いたお祝い箸は取り箸に使います。おみくじつきが好評のお箸でした。

      

大晦日から正月気分。もう数時間の秒読み態勢。
おそばはいつも取り寄せている「わたやのへぎそば」。そばをゆでるのは毎度のことながら主人の役割り。私は天ぷらを揚げました。後は家族の好物の鱒寿司と白えびの押し寿司。前日に買って、傷まないようにとベランダに出しておいたら寿司飯が硬くなりすぎました。外って冷蔵庫よりも冷えるんです。でも、白えびは甘くて美味しかった。

年が変わり、2005年になりました。みんなで「明けましておめでとうございます。」とまだパジャマ姿で朝ごはん。
前日に作っておいた栗きんとんと田作りはタッパから出して、ベッキオホワイトの角皿をお重代わりに、盛り付け。
お祝いにふさわしいように赤いいくらを中央に盛りました。それと年末に取り寄せておいた「河内屋」のかまぼこ。チーズかまぼこと笹寿司かまぼこを創作器に盛りました。お恥ずかしい程度のおせちです(^^ゞ

それぞれの家庭の味がするお雑煮。これも初めて自分でだしをとって作りました。お雑煮は主人の実家と同じように作ったつもり。だしは鶏がらとこんぶ。具は鯛のつみれ、うずら玉子、かまぼこ、三つ葉、とろろ昆布、焼餅。お澄まし風です。
とにかく、結婚して15年にして初めてのおせち作り。いつも私たちが帰省でどこかへ出かけてしまっている間に義母が作ってくれていました。今回、おせちらしいおせち料理は作っていないけれど、全部作れば大変な作業だなあとつくづく義母への感謝の気持ちがわいてきました。

お正月も3日目。おせちに飽きてきた頃。スーパーも最近は開いているので夕食は手巻き寿司にしました。素麺が入っていた桶は寿司飯を作る時用に再利用。具は、刺身、ねぎとろ、いくら、うなぎ、ツナ、納豆、玉子、かにかまぼこ、サラダ菜、きゅうり、大葉。それぞれ好きなものを包みながら食べる手巻き寿司は会話もはずみます。


                                                                                 2004.01.19