その2 : 『酒は呑んでも呑まれるな。』 編
wakaちゃんが2台、さとちんが1台のクルマを提供してくれて、クルマは合計3台。
先頭:waka旦那号→ドライバー・waka旦那 ラビどん、はなたろりん、Pサマご夫妻。
後列:wakaちゃん号→ドライバー・wakaちゃん ぎょっちゃん、なのさん、ルネさん、セバちゃん。
最後尾:とうちゃん号→ドライバー・さとちんとぅちゃん さとちん、うさっぺ、なお↑ちゃん、わたし。
なるべくして(?)わたしゃ、とうちゃん号・・・それはそれは車内は騒がしく・・・・喉が痛くなるくらいに大はしゃぎ・ハイテンション。
カーステレオから流れてくる森山クンの歌となお↑ちゃんの音頭に合わせて「そ〜けんびちゃ〜♪」と大合唱する始末。
まだ1滴も呑まずにこの状態。夕食時に呑んでたら一体どうなってるのさ、わたしたち。
さてクルマは勝浦へと山道カーブをぶっ飛ばす。
とうとうゲロ・ギブ者が出てしまう。
そうだよね・・・こんなにクネクネと揺れたら三半規管もやられちゃうよね、なのさん。。。
(けどゲロは今回のおふのテーマなのだ〜)
途中、深呼吸休憩をしたり、小さなスーパーで明日の朝食用のパンや今宵宴会用の食材やビールを買いに寄る。
お好み焼きの具セット(関西ではごくフツーに売られている)に驚く北海道住人P様。
おいおいラビどん!!携帯で写真なんて撮るんじゃありませ〜〜〜んっ!!
そしてこちらでは「冷奴を買おぅ〜」と言うルネさん。
「お醤油はどうすんの?」と聞くと「持ってるよ〜♪」とのこと。 な・・・ なんで持ってる?
そんなこんなで計画当初より大幅に遅れて宿泊ホテルに到着〜
と思ったら・・・・・
駐車場の場所がわからない!!
明日はクジラ船乗車のため早朝チェックアウトなので、従来のお客様スペースへは止めずにウラの駐車場に止めるように事前にホテルから言われていたそうだ。
ウロウロウロウロ〜〜〜〜〜〜〜
うさっぺが携帯でホテルへ何度も場所の確認するも、ホテルサイドの対応が悪くちっとも要領を得ない。
自動的に閉まってゆく裏門にとぅちゃん号がはさまれそうになったりするアクシデントも発生。
うさっぺのイライライライライラ〜〜〜ッツ!!!が頂点に達しそうになってるぜ。
ホテルのネオン 見よ!!トンネル内駐車!! ぞろぞろ団体様〜
うさっぺのチェックイン風景
ちょっと怪しげなホテル内 おとなの飲み方組部屋 ぞろぞろ団体様〜
結局はホテル敷地内のトンネルに止めることとなった。
夜中に接触事故でもされてたら責任とってもらうからな〜〜〜(プンプン)!!
さてなんとかチェックイン。
15名サマは予約してあった3部屋に荷物を持ち込み、温泉へ〜。
(内緒:途中ぎょっちゃんがエレベーターのところで豪快に転んでいたりもしたが・・・・・)
わぁ〜〜〜、温泉にニホイ〜〜〜。何年ぶりだろうか? きんもちいい〜〜〜
岩の洞窟内の大欲情、じゃなくって大浴場。
わたしの持ち込んだシャンプーが大人気で(みんなシャンプーは浴場に備えてあると思って持参してなかった。)あっちこっちに飛んでたみたいだけど、気持ちよく昼間のアセ(含:冷アセ)も流せたよ〜。
家の風呂はあんまり好きじゃないけど、温泉ってやっぱりいいねぇ〜。
また来たいよ。
と、あんまりゆっくりもしてられない。
なんせ時間がおしているのだから。
これから夜の宴会があるのでR。
パジャマに着替え、洗い髪をドライアーで乾かし、大浴場から廊下に出たその場所に何とも美味そうなビールが売っていたが(セバ子にたしなめられ)、何とかガマンして無料の水を飲み、宴会に割り当てられた部屋へ突入〜〜〜!!
そうそう、今回はラビどんが新潟から八海山の一升瓶を持ってきてくださっていた。
この八海山、酒飲み軍団み〜んなが楽しみにしてたんだよねぇ。
けど、何度もしつこいようだが明日は早朝に船に乗らねばならぬ。
くれぐれもお酒は控えめに、早々にお開きにしておとなしく就寝せねばっ!!
な〜・・・・・んて・・・
そうは問屋が卸すもんかーーーーーーーーい!!。
このメンバーで、ましてこの酒で、んなことできまっしぇ〜ん。無理、無理!!
なんてったって酒はたくさんある!!
八海山のほか、P様がはるばる北海道から持ってきていただいた酒もあるし、セバ子のくれた“ゆい太郎”もある!!
wakaちゃん手作りの梅酒だってある!!
そして買出しのときに買ってきたビールもある!!
ひゃっほ〜〜〜い いっぱい呑めるぜ〜〜〜
(注意:ここから記憶がさだかではありません。)
ええ〜っと酒の席でのわたしの左隣はなお↑ちゃん、そしてその向こうがうさっぺ、ぎょっちゃん。
前にはwaka旦那、wakaちゃん、ルネさん、P様ご夫妻。
右隣にはさとちん、とぅちゃん。
が、ごく近辺の方々の所在。
何の音頭で始まったか分らないくらい、気がついたら酒がどんどん開いてた・・・・・
wakaちゃんが用意してくれたお菓子、わたしが持ってきた“わさび鉄火”というわさびのキッツ〜イおかき、そして例(ルネさん)の冷奴、なのさんのホタルイカやドライフルーツなどなどたっくさんのツマミがテーブルの上にところ狭しと並べられる。
八海山は当然のようにわたしたち(なお↑&ゆい)の手元にゲット。
しか〜し、みんなも八海山は飲みたい!!呑みたい!!
てい!!てい!!て〜〜〜いっ!!
みな焦るな、焦るな!!
わしが一人一人にツイじゃるっ!!
と、ツイであげるフリをしてちょびっとしかツイであげなかったり・・・とありとあらゆる姑息な手段にでる。
・・・・・なんだか酒争奪戦が真剣になりつつある・・・・・・
わたしが小股にはさんだりして防衛したが四方八方(左からはうさっぺ、前からはwakaぼん、右からはとぅちゃん)から狙われるので死守できず!!
それをなお↑ちゃんに報告すると頭をぶたれる。 バシッ!!
す〜ん〜ま〜そ〜ん!!
・・・どんな集まりなんじゃい・・・ったく・・・・・
はたと気づいてみたら宴会開始50分足らずで八海山の一升瓶は空になってまひた。
(なんでも後で聞くと、その時の様子をみてP様が「信じられん・・・・・信じられんペースじゃ・・・」とおののいていたらしい。)
よ〜く考えてみたらとぅちゃんの口にはほとんど入らなかったような・・揃いも揃って全く気を使うことの知らぬ面々でごめんちゃ〜い。
ほどよく酔っ払ってきたところで可愛いクッションが目に入る!!
あああああーーーー!!嫁Pさんお手製の“ぴよ蔵くんクッション”だーーーーー!!
ぴよ蔵くんはP様の大事な家族で、本当に残念なことに昨年の秋にお空に召されたお子・・・・・。
実際には逢ったことないけど、ライブ映像では毎日見てたぴよ蔵くん。
はじめまして〜〜〜、という気持ちがこみ上げ一瞬ウルッっとくる。(←ほんとかよ!?と思ったアナタ!!マジですぜ。)
他の酒もどんどん胃袋へ流し込まれてゆく・・・・・
誰か(←記憶がない・・・)がwakaちゃんの梅酒を水で割って飲もうとするのを、
「もったいない!!水で割るなんて何事かっ!!そのまま(原液)呑め!!」
と言ったような・・・いや誰かが言ってたのを聞いたのか・・・・・・
だんだん記憶が怪しくなってく。
あまり呑まない、オトナの飲み方組(なのさん、はなたろりん、ルネさん・・・あと誰だっけ?)が「もうそろそろ・・・」と別部屋に引き上げていく。
それを「バイバ〜〜〜イ♪おやすみ♪」と見送ったような、見送ってないような・・・・・
で、次に記憶があるのは・・・・・
トイレ。
トイレで「おえええええええーーーーーーーっ!!」とゲロってると後ろから力強い手がわたしの背中をさすってくれる。
あ!!とぅちゃんだぁぁぁぁぁ!!
けどその瞬間からもう記憶がありません・・・・・。
で、気づいたら、というか起こされたのが4時過ぎ頃?
なんと・・・・・オトナの飲み方組部屋の布団でちゃっかり寝ていたわたし。
な〜ぜ〜じゃ〜〜〜!!
わたしはなんでここに寝てるんじゃ〜〜〜!!
宴会部屋(すぐ隣だが・・・)からどうやってここに来たんじゃ〜〜〜!!
さ〜っぱりわからん!!
とにかく宴会部屋へ行ってみると・・・すごい乱れ模様・・・・・
アラシが何度通って行ったというのか・・・・・
まだ放心状態の人が・・・・・と思ったらなお↑ちゃん。
「なんでか、わたし隣の部屋で寝てたの・・・・・」
というと、どうやらなお↑ちゃんが酔い潰れたわたしを連れて行ってくれたらしい。
「ちょっと寝たらまたすぐに呑みに行くから・・・」
と言ってたらしいわたし。
ぜんっぜん知りませんっ!!
そんな状態のわたしが静かに寝ている人たちの中で何か粗相はなかったでしょうか・・・?
それだけが未だに心配。
そしてもう一つ気になること・・・それはわたしの酒はどこいったーーーーー!!
P様にもらった酒は飲み干したのを確認していたが、“ゆい太郎”はまだ呑みきってないはず!!
何処に行ったんじゃーーーーー、ゆい太郎ーーーーーー!!
(後日、wakaちゃん宅で荷物の中から発見。ちゃんと奪取しにゆきました♪)
もう胃も肝臓もギブアップ!!
ムカムカと吐き気を催すも何か口に入れたほうがいいのか?と思い、昨日買っておいたプリンをゴクゴクと飲み込む。
ふと横に目をやるとセバ子がコンビニ弁当のざるそばを食ってた(笑)。
何が何だか、荷物をちゃんと詰め込んだのかどうかもわからないまま、wakaちゃんに連行されるようにチェックアウト。
wakaちゃんよ・・・なぜにアナタはそんなにゲンキなの・・・・・?
昨日のままトンネル内に止めてあるとぅちゃん号になお↑ちゃんと2人、後部座席に押し込められて出発。
とぅちゃんやさとちんが前の席で話しててもぜ〜んぜん耳に届かない。目も開かない。
だめだ、こりゃ。ぜんぜん胃肝臓(イカンゾー)・・・・・。
すると、ガンッ!!
緊迫した空気と共に鈍〜い音が聞こえる。
どうやらナビの案内が悪く、細い路地に入り込んでしまい、また間の悪いことに駐車車両が進行を邪魔をし、さらに運悪く道路脇にあった障害物がクルマの後部バンパーにめり込んでしまったのだ。
ぼんやりする意識の中ではあるけれど何か尋常じゃないことが起こったことを察知。
さとちん夫婦の慌て方も普通じゃない。
一生懸命にエンジンをふかしてその障害物から逃れようと、今度は煙が上がりイヤな匂いが立ち込める。
どうしたらいいのーーーーー!!
とぅちゃんの誘導に従って運転するも脱出できないので、さとちんが涙声になる。
どうしよう・・・ どうしよう・・・
とぅちゃんが近くにいる人に助けをもとめ、地元の人と運転を代わるとなんとかクルマは抜けられた、が、
クルマの前後はひどい有様に・・・・・
さとちんもとぅちゃんも相当にショックを受け、同乗させていただいてるわたしたちもなんとお声をかけていいのやらわからないほどだった。
そしてなんとかクジラ船着場に到着。
さぁ、さっさと船に乗る準備を・・・・・!!といきたいところだが、無理!!絶対に無理!!
いまこの瞬間でも吐きそうなのに、これから何時間も船に揺られた沖へ出るなんて・・・・・
キャンセル料を払ってでも遠慮したい!!
(結局はキャンセル料は勘弁してもらえた♪)
船はわたしを陸に一人残し、出航。
わたしは、というとwakaちゃん号の後部座席で爆睡。
ムカムカはするけど、気持ちいい〜〜〜
したらポツポツと雨音。
と思ったら急にザーーーーーーッと激しい雨が降ってきた。
だいじょーぶかな?船のみんなは。
しばらくすると雨は止み、またわたしは深い眠りにつく。
少し周りに物音がし、目を覚ますと船が帰ってきてる〜。
はなたろりんがやってきてクジラは観れなかったとの報告。
う〜・・・ん、残念!!
せっかくみんな船に乗ったのにね。
すると青白〜い顔をしたwakaちゃんが息も絶え絶えに「ゆいちゃん、船に乗らなくって正解だよ・・・」と言ったきりダウン。
朝のあのゲンキな姿はなんだったんだ!!
かなり、みんな海に撒き餌をして帰ってきたらしい。
しかもアルコールの残る撒き餌をね。
セバ子はアルコール抜きの撒き餌(ざるそば)をしてきたらしい。
おかげで痩せた〜と喜んでいた(笑)。
その後、その船着場ベンチにて新鮮海の幸が次から次へと出され、あんなにげっそりとしていたみんなはコロッと態度を変え、美味そうに食している。うさっぺなどは船のマストによじ登り撮影会まで開いている。すごいぜ、アンタたち・・・。
ゲンキな人たちの中、わたしは・・・無理矢理流し込んだプリンが鼻からブブブブブ・・・とプリ・ゲロが放出さr(中略)。
あぁ〜、鼻の中がプリン臭いったらありゃしない。
こんな激しい二日酔いってわたしの人生において2度目。
はなたろりん曰く、「ゆいちゃん、あまりお酒に強くないんだねぇ〜」とな。
ひょっとしたらそうなのかもね・・・・・
これからは時と場所を選んで自粛しなきゃね。
そんなこんなでホエールウォッチングは残念な結果に終わり。
お次は“那智の滝”へ〜。
さぁ、滝のマイナスイオンを満喫して復活を図るのじゃ、わたしよ。
と思っていたら・・・・・
ゲッ!! なんじゃい、この階段は!!
なぜこんなに下りていかなきゃならんのですかっ!!
下りたら今度はもれなく上らなきゃならんじゃないですかっ!!
このバリアフリーの時代にこんな階段・・・・・
そうブツブツぼやきながら滝まで下りて行くと、お線香の煙がもわもわ〜〜〜
うえええええぇぇぇぇぇ・・・・・またもや吐きそうじゃ・・・
今、わたしはとてもデリケート体質なんだから・・・・・
とぼとぼ階段を上る・・・わたし
マイナスイオンを全身くまなく浴びて気分爽快になることはできなんだよ。。。
しかし、ちょっとずつ調子は戻ってるぞ、うん。
そろそろ和歌山を発たなきゃならない時間のP様ご夫妻を紀伊勝浦駅でお見送り。
遠いところよくお越しくださいました。
これに懲りずにまた遊ぼうねぇ。
P様&嫁P様ご結婚10周年おめでと〜。 そんな大事な記念の旅にこのおふ会に参加されたこと後悔してませんか?
みんなでお見送りしたあとは、とりあえずゆっくりと(カラダを休めながら)話ができるところへ移動しようとファミレスを捜し求めてクルマを走らせるが・・・んなものないっ!! のでやっと見つけた大型スーパーマケットのフードコートにてみんな一息。
おしゃべりをするどころか誰もあまりしゃべらない。。
座ったまま寝てしまう人までいる。
そんな中、ちょっと復活したわたしは“うどん”と“カキ氷”を食べる。
はぁ〜、美味しい〜。
プリンは全部出ちゃったからねぇ。
今日最初の食事だよ〜。
しばらくそこで休憩をとり、次はルネさんとセバ子が大阪・北陸方面へ、なお↑ちゃんとなのさんが名古屋方面へ帰る電車の時刻が近づいてきたのでまた紀伊勝浦駅へ。
じつはわたくし、本来の予定ならばこれからwaka邸へお邪魔してインコまみれ(特にお目当てははちみつサマ♪)になり、ゆっくりと1日を過ごして帰るはずだったのだが、いかんせんまだこのヘタレカラダが完全復活しきれていない。しかも明日はフルタイムでの仕事が待っている。
どうする、わたし!!
結局わたしはおとなの選択をいたしまして、ルネさん・セバ子と一緒に夕方に和歌山を去ることに候。
つまり早い話、今回のおふでわたしは当初の計画に遅刻・早退したってわけで・・・(すまん、深〜く反省)。
こうして不本意なことだらけのまま、わたしのおふは終焉を迎えたのでR。
よ〜く考えたらわたしって、今回のおふの“お世話係り”の一員だったのよね・・・・
重ね重ね、皆さま申し訳ありません。
次回はもう誘ってもらえないかもな・・・・・(ボソッ)
最後におふでご一緒させていただいた皆さまへ。
この2日間とても濃厚な時間を過ごすことが出来ました。
こんなに気を使わず呑んで、暴れてもいいのか?と思うほど、したい放題・存分に楽しめました。(←わたしだけか?)
たくさんの醜態をさらしてしまったわたしをどうかキライにならないでね。
特に初めてお逢いした皆さま。
これからもよろしく〜♪
そしてこのおふれぽを最後まで読んでくださった忍耐強いあなた。
まことに謝謝☆