■MAWJ(メイク・ア・ウィッシュ・オブ・ジャパン)
 ゆうが病気になって「種まく子供たち」という本を読んだ時、いろんな子供たちが頑張っているので、私はこの本にすごく励まされた。でも、やっぱり同じ年代の子が自分の病気をしっかり知って頑張るが亡くなっていく様子を読んだ時、辛くて辛くて私にはゆうに告知する勇気がありませんでした。
 本の裏にボランティア団体のことが書いてあり、なにげなく控えていたのが、MAWJとFellow Tomorrowでした。
 ゆうが元気に1度でも退院したらFellow Tomorrowで活動させようと考えていました。その時は、いろんなことが落ち着いていると思うので病気のことも告知し、本人自身が成長していってくれるようにと願っていました。
 もうひとつのMAWJ。これは、本当に最後ゆうにそして私たちの思い出作りに(お金では買えないもので思い出を作る時に)このボランティア団体を使わせていただこうと決めていました。
 そして、8/26,27,28 2泊3日 DASH村への夢が実現しました。1日だけ中に入れていただき、BBQを楽しませていただき、木、草花、昆虫と、ゆうが大好きなものばかりの中で、いろんなものに触れさせていただき、自然が大好きなゆうに最高の思い出を作らせていただきました。
 この旅が実現するにはMAWJのスタッフのみなさんはもちろんのこと、日本テレビプロデューサーのIさん、DASH村のスタッフのみなさんのご協力なしでは叶えられませんでした。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
 それと、K病院の小児科のNDr。主治医でもないのに、“僕、夏休みだから一緒に行ってあげる!”この一言は私たち家族にどれだけ心強かったでしょう。現地でゆうが亡くなるかもしれないのを覚悟で一緒に思い出作りをして下さったことは一生忘れません。
 ゆうが一番大好きだったN看護婦さんも同行してくださって、ゆうもどんなに嬉しかったことでしょう。本当に有難うございました。

 最高の思い出を作って、2週間後、ゆうは天国に行きました。
MAWJというボランティア団体は私たちにとって最高でした。感謝致します。

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