■11月1日 外泊をずっとしていなかったので、外出届を出し、2人で気分を変え、門真の手焼せんべい屋さんへ行く。
 ゆうはここのおせんべいが大好きで初めてお店に行く。店ではご主人が炭で焼いている。お茶とおせんべいを頂き、奥さんと話をしておせんべいを買い物し、お金を支払おうと思ったら財布を病室に忘れ、ゆうをお店に置いて車をとばし財布を取りに行く。
 その間はご主人の仕事を見ながら、おせんべいのお話(仕上りまで)を伺ったり奥さんが袋に自筆で書かれた字を見てお習字のお話をしたりと、とても楽しいひとときを過ごさせて頂く。
 抗癌剤治療をすると口の中(味覚感覚)も変わるらしく、しょう油味のおせんべいはすごく口に合った。

■11月3日 RIの検査結果 「大丈夫」との事
 胸をホッとなでおろす

■11月8日 CRPが7.5あり熱もあるので、今日からまた点滴
 肩の痛みがある。

■11月19日 熱も下がりやっと点滴がとれる。
【5クール目投与 11月26日〜】
 タキソテール  80mg  1日間
 ランダ      24mg  5日間
 イホマイド   1.6mg  5日間
 デキサメザソン 8mg  1日間
■11月26日 朝から元気ですごく元気
 朝はトースト1枚。昼はミートスパゲティー。夜はきつねうどん と今までには考えられない食欲。
 今までの治療は流し(メイロン)の段階で吐いていたのに、5回目にもなると、体も抵抗力が出るのか、元気なのはうれしいが、抗癌剤が効いていないのか?と思ってしまう。
 この日は元気なので夜10時まで居て泊まらず、私も帰る。

■11月27日 昼過ぎまで寝ている。少し気分は悪くなるが、おまんじゅう1コ食べてくれる。

■11月28日 朝から夜まで寝る。夕方からおう吐始まる。
 夜11時まで居るが、いつもより吐き方もましなので、泊まらず帰る。

■11月29日 今日はぐったり、今日はうすい黄色の水っぽいものばかり吐いている。
 毎週木曜日はシーツ交換の日、治療中は吐いて、吐いて大変なので無理を言って、シーツ交換をとばしていただいていましたが今日は担当の看護師さんが厳しくむりやりシーツを替えられる。やっぱりこんな時でもシーツを交換していただくことがこの子にとっても甘やかさないでいいのかと考えさせられる。
夜11時までいて、この日も帰る。

■11月30日 今日もぐったり、全身だるくて息も苦しいようだ。
 飲み薬がなかなか飲めず夜11時にやっと飲む。
 夜も遅くなり全身もだるいので少しでもさすってあげる事で、ましになるので泊まってあげる。