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このページでは、釣りおやじの2003年(平成15年)の幸栄丸での釣果を紹介しています。

 

 

 

アジ、太刀魚釣れたものの・・・

 

 9月8日(月)、知人のKさんとアジを狙って、幸栄丸に乗船してきました。一応、太刀魚仕掛けと餌のイワシも用意して、船長の許可が出れば、太刀魚も釣りたいと欲張った希望とともに。釣り人は、2人だけで、貸し切り状態でした。私は右舷ミヨシに、Kさんは左舷胴に釣り座を構えました。

 4時40分、真っ暗な中を出船。船はゆっくりとポイント目指して進む。風はすこしあるものの、波はない。頬にあたる風が心地よい。加太の瀬戸を越えて、地の島の北側へ。前回と同じポイントだ。5時10分、船長から配られた3本針胴付き仕掛けにアオイソメをチョン掛けして、投入。水深は約40m。底取りをして、アジからの便りを待つ。東の空が明るくなってきた。第1投でのアタリはなく、10数分、アタリはないまま。

 突然、Kさんから、来たよとの声。竿先が綺麗に曲がっている。リールを巻く手が重たそう。仕掛けが上がってきた。中アジがついている。玉網で掬うと、もう1匹付いている。ダブルだ。でも、前回のアジと比べると、型は小さめ。 船長さんも、竿を曲げている。でも、上がってきたのはグチ。アジが少ないのかな〜と思っていると、私の竿にピクッとしたアタリ。リールを巻き上げてくるものの、引きがあまり感じられない。上がってきたのは、波止でも釣れるような15cm程度の小アジ。水深40mの深いところにこんな小アジがいるとは。

 続いて、ゴンとしたアタリ。ゆっくりと聞き合わせして、リールを巻く。今までアジ釣りに使っていた竿ではなくて、少し短めの2.7m30号の竿を久しぶりに使っているので、竿の曲がりから魚の大きさがまだよくわからない。巻き上げてくる途中でのグッグッとした引きを味わいながら、上がってきたのは、中アジ。下あごにガッチリ針掛かりしているので、抜きあげる。その後も、ビンビンとした引きで最後まで抵抗するフグを釣ったり、最初はグングンと締め込んでくれるものの海面近くになると抵抗をやめてしまうグチを釣ったりと、なかなか本命のアジには巡り会えないが、何とか1匹ずつ、数を追加していく。それに引き替え、Kさんは、釣れるとアジがダブルと数を稼がれる。7時ぐらいまでに8匹中、6匹をダブルでゲット。私はシングルばかりで8匹。

 その後、少し、ポイントを変えて、地の島のすぐそばから少し沖合に離れて、水深60m付近へ移動。潮の流れも速いので、30号の錘だと底を取りにくいと船長さんからアドバイスがあり、40号の錘にチェンジ。ここで、9時まで粘って20cm強の小さめのアジも含めて5匹づつ追加。合計13匹ずつ、アジを釣ったものの35cm前後のオオアジは釣れずじまい。

 船長さんから太刀魚を狙おうかと声がかかる。ポイントは先ほどより、さらに北へ移動して、水深は約80m。太刀魚テンヤに持参のイワシをセットして投入。4号の道糸では、糸ふけが出やすくて100m以上も糸が出て釣りづらい。Kさんは3号の道糸なので80数mで着底するとのこと。私も3号の道糸をセットした竿にチェンジ。なかなかアタリが来ない中、アジに続いて、太刀魚もKさんが口火を切る。来たよとの声で振り向くと、竿先がきれいに曲がっている。リールを巻く手をゆるめるとバレルこともあるので、休まないで巻いてと声をかける。水深が深いので、上げるのも大変だが、ようやく水面まで巻き上がってくる。海中を覗くとケミホタルの緑に光った先に銀色の魚が見える。太刀魚だ。Kさん、初の太刀魚をゲットされて、うれしそう。

 Kさんにまたも先を越されて、焦るものの私には来てくれない。船長さんから流し替えの合図があり、リールを巻き上げてくるとコツッと何か手応えがあった。あれっと思いながら、リールを休まずに巻き上げると、時々、リールを巻く手が重くなる。仕掛けが水面に近づくと、銀色の魚体が海中で光る。なんとか小さいものの太刀魚をゲット。

 底からリールをゆっくりと巻き上げてくると、竿先がグンと入り込む。来たっと喜んでリールを巻きあげるものの、途中でフッと軽くなってしまう。あ〜ぁ、逃げられてしまった。こういうことが2,3度続く。船長さんから、私の竿は柔らかすぎる。もっと棒のような堅い竿でないと太刀魚の口にはかからないとアドバイスを受ける。今回は、太刀魚仕掛けを持ってきたものの、太刀魚用の竿まで持ってきていなかったのが残念。

 Kさんはまたも、必死になってリールを巻いている。これは大きいとおっしゃる。上がってきたのは良型の太刀魚、指5本の太さはありそう。

 私には、良型は来てくれず、小さいのを2匹追加して、11時過ぎに納竿としました。

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オオアジはワンチャンス?

 

   8月11日(月)、オオアジを求めて、幸栄丸に乗ってきました。今日は、知人のKさんとご一緒です。そして、スマイル海長さんが応援団として特別参加。釣り人は全部で6人。私は右舷艫に、kさんは左舷艫に釣り座を構えました。

 午前5時30分過ぎに加太港を出港。天気予報では、そんなに風が出る予報ではなかったのに、案外、風が強くて、大きなうねりがうねっている。船はゆっくり暗い中をポイントを目指して進む。今日のポイントは、前々回の最初にねらったポイントの神島の北方約2km、水深約50m。オオアジよ来てくれと期待を込めて第一投。でも、船長さんにはアジの群れは小さい、1,2匹でも釣れたらいいぞと言われてしまいました。

 最初の一流しで左舷ミヨシの釣り人がオオアジをゲット。でも、それ以外にはオオアジは上がらず。次の流しへ。この流しでは、私の左側の右舷の胴の間でオオアジが上がる。すると、私の竿先がグッと曲がり込む。来た〜と喜んで、リールを巻こうとすると、ふっと竿の曲がりが消えてしまった。あ〜ぁ、残念、バレテしまった。

 気を取り直して、投入。でも、アタリはなく、この流しは終了。kさんもアタリはないとの返事。

 6時半頃、私の竿が再び、大きく曲がる。今度はバレナイでくれよと念じながら、リールを巻く。グーンとした引き込みはないものの、竿が大きく曲がっている。ゆっくりゆっくりとリールを巻いてくると、魚が見えてきた。期待通りのオオアジだ。船長さんの玉網で掬ってもらう。あれっ、もう1匹ついている。やった〜。オオアジのダブルだ。

 でも、その後は、フグに悩まされ続けて、8時頃までアジを狙ったが、アジを追加できずに、ガシラ釣りとなってしまった。

 ガシラ釣りは、加太の瀬戸の北側、水深約30m、胴付き2本針、鯖の切り身をチョンガケして狙う。底取りして、ガシラを魚信を待っていると、ブルブルッと竿先を振るわすアタリがきた。ゆっくり、聞き合わせをすると、魚の重みが竿先に加わる。リーディング開始。上がってきたのは、狙い通りのガシラ。その後の順調に釣れて、30分とちょっとの時間で10匹、ゲット。相変わらず、ガシラの食いは順調だ。このポイントで10時頃まで狙い、次のポイントは、地の島の南側。ここのポイントも水深約30m。ここでも、順調に数を伸ばす。でも、他の乗船者は今一つ、数が伸びていないようで、船長さんに、一人釣っているな〜、ガシラ釣り、上手になったな〜とほめられました。

 11時20分頃には、40匹くらい釣れたかなと思っていると、スマイル海長さんが、50匹ほど釣っているのと違うかなということで、数えてくれました。すると、47匹。あと、10分で3匹頑張って釣れ、とハッパをかけられました。すると、プレッシャーに弱いのか全然釣れずに5分経過。 これは、47匹で終わりかなと思ったが、まだまだあと5分あると再度、ハッパをかけられて、仕掛けを投入。すると、小さいながらもダブル。あと1匹。次のアタリは逃がしたものの、その次のアタリをとらえて、何とか50匹を達成。納竿となった。

 私の釣果はワンチャンスを生かして、正確には1回アタリを逃したので、ツーチャンスを生かして約35cmのオオアジ2匹をゲット。他に中アジ2匹、ガシラを50匹でした。

 Kさんは中アジ4匹、ガシラを25匹。他の方は、アジを3匹釣られた方もいました。 初心者の方を除き、ガシラは20〜25匹程度。

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ガシラの食いは順調

 

残暑が厳しくなってきた8月27日(木)、海風にあたりたくて、和歌山市加太の小物釣り乗合船幸栄丸に乗船してきました。この船は、私がよく利用していている船でガシラをたくさん釣らせてくれるし、オオアジの季節には、オオアジを狙ってくれるのでお勧めの船です。
 さて、当日は、天気予報では、それほど風が強くない予想だったのに、案外、港でも風が強くて、絶好の釣り日和とはいえなくなりました。釣り人は6人で、私は右舷艫に釣り座を構えました。

午前4時40分、辺りは真っ暗な中を加太漁港を出船。一路ポイントへ。暗闇の中、船はゆっくりと進み、地の瀬戸を越えて、地の島の北側を回りこむ。今日のポイントはどこかな〜と思っていると、地の島の北側、すぐそばに船が集まってきている。ここがポイントなのか。初めてのポイントだ。船頭さんお手製の3本針の全長約4mの胴付仕掛けにアオイソメをチョンガケして、期待を込めて第一投。すると、左舷ミヨシの釣り人が早くもリールを巻いている。もう、オオアジがかかったのかと期待を込めて注目していると、まずまずの型のチャリコがあがってきた。

第一投目からオオアジゲット

あれっ、アジの違うのかとがっかりしたが、チャリコの方が、釣れるとうれしいので私にも来てくれと、念じながら、自分の竿先を見つめる。私が使っている竿は、3.5m錘負荷20号の竿に30号の錘を背負わせているので少し大きめに竿先がお辞儀している。すると一瞬、フワッと竿先が軽くなり、錘のテンションがなくなったよう。食ったのかなとゆっくりと聞き合わせると、ググッと重みが伝わってきた。よしっ!きたっ!とゆっくりとリールを巻く。時々グーンと突っ込みを見せながら、魚が上がってきた。アジだ。針が上あごにがっしりかかっていたのでごぼうー抜きした。アジの口はやわらかいので、口切れしそうだったら、丁寧に玉網で掬わなければならない。

 第一投目から釣れたので、これは幸先、いいぞと思ったが、その後が続かない。なかなか当たりが来てくれない。周囲の釣り人には、当たりはパラパラと来てくれるのだが、私には、その後は一度だけ、竿先がグッと突っ込んだが、すぐに元へ戻ってしまった当たりがあったきり。時間はだんだんと経ち、とうとう7時頃、船頭さんがアジ釣りはもう、終わり、ガシラ釣りだ、とアジ釣りの終了を告げる。

 ガシラ釣りということで、アジ用の胴調子の長い竿から、ガシラ用の先調子の短い竿にチェンジ。仕掛けも胴付2本針の全長約1.5mの短い仕掛けに。
ガシラ釣りの今日のポイントは、加太の瀬戸の少し南側。水深は約30数メートル。相変わらず、風が強めで、波が高く、船が結構揺れる。船が揺れるので、ガシラ釣りに大事な誘いがしづらい。ガシラを釣るのは岩礁地帯なので少し油断すると、すぐに根掛りしてしまう。根掛りを避けながら、ガシラに餌をアピールして食いつかせなければならない。
その誘いが波のためにしづらくて苦労する。 錘が着底するとすばやく糸ふけを取り、錘を海底から少し浮かせ、海底の起伏をトレースするイメージで時々、ゆっくりと竿先を動かして誘いを入れる。誘いを入れたときに、ググッとガシラが食いついてくれて誘いが決まったときはうれしい幸い、ガシラの食いはまずまずで、8時まで1時間で10匹、ゲット。次の1時間でも10匹と、順調に数を伸ばす。ところが、9時頃からパッタリと当たりがなくなって来た。そして、たまにかかってくるのは、餌取りのベラ。それもキューセンではなくてイソベラ。ガシラなら最初にグッと突っ込みがあるが、その後はあまり引かないのに、ベラは最後まで、竿先をビンビンと震わしてくる。当たりがあって、ガシラかなと思っても、ビンビンの引きにはガックリ。30分ほど当たりが少ない時間を過ごし、周りではポツポツとガシラが上がりだしたのに、私には来てくれない。すると、私の仕掛けを見て、同乗していたベテランの釣り人から、そんなにハリスにヨリがかかっていてはダメだとのアドバイスを受けた。早速、ハリスを交換すると、錘が海底につくと同時に、当たりが来た。その後も立て続けに当たりが来て、10分ほどで5匹ゲット。次の20分で5匹と、結局、1時間で10匹ゲット。後、5匹を追加した10時15分頃、ますます、波が高くなって、周りの船もみんな引き上げていたので、納竿となった。
 私の釣果は30cmオーバーのオオアジ1匹。13〜20cmのガシラを35匹でした。
 オオアジは、釣り人6人で最高は3匹、みんな1匹づつは釣り上げていました。
 ガシラは10数匹から30数匹。
 風が強くて早上がりだったものの、アジ釣りとガシラ釣り、両方楽しめて、満足の釣行でした。


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ガシラ爆釣

 

 7月21日(月)、先週に引き続いて幸栄丸に乗船しました。前日の20日に釣行しようとすると、お客さんが多いので、21日にしてと頼まれたので雨模様の中での出船。釣り人は全部で11名。私は右舷ミヨシに釣り座を構えた。4時35分出港。釣り人が少ないのでアジを狙ってくれるかなと思ったが、本職の漁師さんでも前日、2人で11匹と食いが悪かったので、初めからガシラ狙いとのこと。船はゆっくりとポイントを目指す。中ノ瀬戸の南側へでもいくのかなと思っていると、通り過ぎて鯉突きに到着。

 5時5分、釣り開始。胴付き2本針仕掛けに鯖の切り身をチョンガケして投入。水深は30数メートル。底取りをする間もなく、魚信があった。早速、リーリングを開始すると、そこそこの抵抗が感じられる。上がってきたのは、まずまずのガシラ。これは幸先、いいぞ。今日はかなり釣れるかなと期待を持って釣り続ける。錘を海底の起伏にあわせてトレースするイメージで、少し浮かせ気味にしてガシラからのアタリを待つ。すると、チョンチョンとアタリがあり、ゆっくり聞き合わせると、ビンビンと魚信が伝わって針掛かり。ガシラ釣りは誘い方と底取りの仕方で釣果に差が出る。私は、なかなか会得できずに、いつも船長さんや船屋のおばさんに下手やな〜と言われ続けている。でも、今日はなぜか好調だ。底取りして、ガシラのアタリを待つと割と頻繁にアタリが来てくれる。グッと竿先を押さえ込むアタリが来ると、ほとんどが上の針にかかっている。やはり、ガシラが上針に食いつくと、住みかの海底に戻ろうとして、アタリが強く出るのだろう。餌取りのベラもなぜか、少ない。鯖の切り身だとベラの食い気もあまり誘わないのだろうか。エビだと一発でやられてしまうだろう。

 時々、アタリが遠くなることはあったが、ほぼ順調にアタリがあり、朝一番の約30分で10匹ゲット。その後、少し食いが悪くなったが、7時過ぎの約2時間で25匹ほど釣り上げることできた。ここで、ポイント移動。鯉突きから、中ノ瀬戸の南側へ。虫餌を使うと、チャリコが来るかもわからないとの船長からのアドバイスがあり、針を一本、一番上に追加して、欲張って見る。でも、上針にはなかなか魚がかかってくれない。下の針にはかかってくれるものの、小さなアタリで巻き上げてくる途中でも小さな引きで上がってくるのは、小さなオコゼ。背鰭等に毒があるので、丁重にお帰りいただく。 ここでも、たまに良い型のガシラが上がってくるものの、小さめが多い。

 でも、アタリがとぎれることが少なくて、みなさん、ハイピッチでガシラを追加していく。

 私も釣りはじめて、3時間半の8時半頃に50匹を達成。船長さんに2〜30匹、釣ったのかと尋ねられたので、50匹ぐらいと答えると、今日は出来過ぎだなと冷やかされてしまった。

 このポイントで10時過ぎまで、頑張り、最後に大波止沖へポイント移動。

 この頃から私のペースは落ちたものの、皆さんは快調にガシラを釣り上げていく。何とか私にもアタリが来てくれて、10匹ほど追加。

 11時半に納竿となった。竿頭は私の反対側、左舷ミヨシに座れられた周藤さん。全部で98匹。私も小さいのが多かったが自己最多の83匹。

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マダイ、オオアジをゲット

 

 7月14日(月)、今年、何度か挑戦しながら良い釣果に恵まれていないオオアジ釣りに再度挑戦。乗船者は、わたしと同じ職場のKさんとスマイル海長さんの3名。スマイル海長さんは昨日に引き続いてのレンチャン釣行だ。

 スマイル海長さんが右舷艫に、私が右舷ミヨシ、kさんが左舷胴の間に釣り座を構える。午前4時25分、出港。今日は風が強くて、波も結構ある。天気予報では、風が出るという予報ではなかったのに。でも、どんよりと曇っているものの雨にならないのが救いだ。船を中ノ瀬戸を越えて、ポイント目指して進んでいく。中ノ瀬戸だけ、大きく波がうねっている。やはり、中ノ瀬戸は潮流が早いのだろう。中ノ瀬戸の北側、約2km、水深40数mのポイントに到着。船長が用意してくれた胴付き4本針仕掛けにアオイソメをチョンガケしてオオアジへの期待を込めて、第一投。食いがいいときは、第一投からアタリがあるのだが、船中誰もアタリなし。20分ほど経過して、流し替え。竿先を見つめていると、一瞬、竿先がフワッと浮いた感じ、ゆっくりと竿先を上げるとググッと来た。竿先がきれいな円弧を描く。ゆっくり、ゆっくり、リールを巻く。底から上がってくるにつれて、魚の引きが強まる。グーンとした魚の引きを感じる。この瞬間が釣りの醍醐味だ。リールが後、数mの合図を鳴らす。魚が見えた。オオアジだ。1匹なので、Kさんに玉網で掬っていただく。

 続いて、竿先を少し持ち込んだようなアタリがあった。これもゆっくりと聞き合わせるとグーッと重くなった。上げてくるとこれもオオアジ。どうも、今日は、最初のアタリがオオアジらしからぬ小さなアタリだ。活性が高いと一気に竿先を持っていくアタリを見せてくれるのだが。

 Kさんも竿を曲げている。最初の引きが感じられなかったが、水面に近づいてきて、魚の引きが強まったそうだ。艫のスマイル海長さんも好調に竿先を曲げている。

 私にもまた、アタリが来て、取り込もうとしたとき、玉網の柄と竿の尻手ロープがからまり、あせってしまう。なんとか、玉網を海中に入れたものの、時は遅し。アジが口切れして、海の底へお帰りになってしまった。

 何度か流し替えをして、同じポイントを攻める。スマイル海長さんは順調に数を伸ばしていく。私の竿先がグッと入り込む。リーリング開始。巻き上げる途中、グングンと竿先を曲げる引きが来る。おやっ、アジの引きにしてはおかしいなと思いながらもリールを巻いてくる。今まで、釣り上げたアジが4本針の一番上か、上から2番目だったのに、今回のは一番上の針にも、2番目にもかかっていない。これはアジと違うかも、船長さんが差し出した玉網を見ると、30cmオーバーのマダイが収っている。測ってみると、35cm。久しぶりのマダイをゲット。うれしい。

 kさんがリールを巻くのが重いと悲鳴を上げている。竿先が大きく曲がっている。これは大物か、と玉網を持って待機。仕掛けが見えてきた。あれっ、一番上の針にアジがかかっているのだが、普通のサイズ。良い引きを見せたのにおかしいなと思っていると、たぐった仕掛けにまだググッとした手応え。もう1匹いると、あわてて仕掛けをたぐって、玉網に収めた。

 kさんは、その後、もう一度ダブルを達成。おまけにガシラ狙いに追加した底針にガシラもついていて、トリプルだ。

 私も7時前に大きなアタリが来て、竿先がグーンと曲がる。巻き上げる途中の引きも、今までと違って強い。でも、先ほど釣った鯛のようなグングンとした引きとは違う。ダブルかなと思ったが、水面をのぞき込むと大きなアジ。体高があるりっぱなアジだ。測ってみると40cm。5cm大きさが違っても引きが全然違う。

Kさんもダブルとシングルでは引きが全然違うとおっしゃる。

 7時以降もスマイル海長さん、kさんは好調に釣果を追加するものの、私は、8時頃にようやくアジをかけたものの、玉網入れを失敗して取り逃がして、その後はアジの顔を見れずじまい。

 9時頃から、地の島沖、地の瀬戸北方へポイント移動し、スマイル海長さん、kさんは快調に釣り上げるが、私は全然、ダメ。ガシラ、メバルを追加して、11時の納竿を迎えた。

 私の釣果は35cmのマダイ、35〜40cmのアジを4匹、ガシラ、メバル等。

 スマイル海長さんはオオアジを9匹。Kさんは、オオアジを8匹。ダブルを2回達成して、オオアジの引きを堪能したとおっしゃる。

 

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大アジは、やっぱりダメ。

 

 

 6月23日(月)、またまた大アジを狙って幸栄丸に乗ってきました。先週の水曜日、18日は、竿頭で19匹、大アジが釣れたのとことで、幸栄丸に電話すると、おばさんが、アジは釣れへんで〜、止めといたらどうかと話しでしたが、釣れなくてもいいからということで、きむらさんと釣行してきました。4時30分、出港。私は右舷艫に、きむらさんは左舷艫の釣り座へ。4時50分、地の瀬戸の北方、大川の西方水深約53m付近で釣り開始。回りには大物狙いの乗合船の他、本職の漁師さんの船が集まっています。

 期待を込めての第一投でしたが、アタリは来ずに10数分経過。流し替えしての再度の投入。30号の錘を背負って曲がっている竿先が一瞬、フワーッと持ち上げられたかと思うとググッと舞い込んだ。来た〜、アジだ!と喜び勇んでリールをゆっくりと巻く。途中、何度かの締め込みをかわしながら、また魚の引きが感じられなくてバレタかな不安を感じながら、再び、竿先が締め込みられてやっぱりバレテいないとホッとしながらリールを巻いていくる。ピッピーとリールが後8mの合図を告げ仕掛けの先端が見えてくる。全長6m以上の四本針仕掛けをたぐると下から2番目の針に大アジの姿が。船長の玉網に無事、収まり安心。

 その後も大アジを求めて、真剣に竿先を見つめるものの、掛かってくるのはフグばかり。それと小さなグチ。なかなか二匹目のアジが来てくれない。

きむらさんもフグの猛攻に悩まされている様子。8時半頃のきむらさんの様子が慌ただしく、船長さんが玉網を持って、傍らでスタンバイ。大アジが掛かったようだ。大アジが船長の玉網に。でも、再度玉網を海中に。あれ、もう1匹かかっているのかなと見ていると、玉網の中には大アジ。

ダブルだ。やっぱり、釣れるときには釣れるのだな〜と、改めて気合いを入れ直して自分の竿先に集中。

 9時30分頃、竿先がいきなり締め込まれて海中に突き刺さりそうになった。やっと来た〜と締め込みを堪えて、リールを巻こうとすると、竿先がフッと軽くなってしまった。あ〜あ、残念、バレてしまった。その後も、相変わらずフグからの攻撃が続き、船長さんも今日はアカンで〜とのことで10時30分頃、早上がりとなりました。

 港に戻るとおばさんがやっぱり、釣れへんかったやろ〜。

 ほんとに今日は食いの悪い日でした。


大アジは、ダメ。

 

 

 6月12日(木)、大アジを狙って幸栄丸に乗ってきました。でも、大アジの情報は芳しくなく、ガシラが好調とのこと。6月8日、9日と竿頭は70匹程度釣れたそうですが、アジは専門の漁師の方が釣っても数匹とのこと。私たち、アマチュアではますます望み薄。

 釣り人は3人。私は、右舷ミヨシへ、Bさんは、左舷ミヨシ、Sさんは右舷艫に釣り座を構えた。出船予定は4時30分でしたが、釣り人が揃ったので、4時15分。出港。船は中ノ瀬戸を越えて、沖の島北側へ。いつもより、かなり北へ上がったようだ。周りにも船が集まってきている。ここがポイントなのだろう。神島の真北少し西より。水深は40数m。4時45分、アオイソメをチョンガケして、3本針胴付き仕掛けを投入。波もなく、風もなく、天気は曇りで絶好の釣り日和。

 ゆっくりと、竿先をあげて誘ったりもするものの、アタリは来ない。やっぱり、アジは少ないようだ。

 艫のSさんの竿先が曲がり、ゆっくりとリールを巻いている。アジがかかったようだ。30cmクラスのアジが船長さんの玉網におさまった。

 その後も何回か流し換えをするも、アタリは来ない。ふと、竿先がクンとお辞儀した。でも、グーンとした締め込みがない。餌を点検すると、アオイソメが半分ほど食いちぎられていた。アジではなく、餌取り。今度もクンとしたアタリ。リールを巻くと、竿先に少し重みが感じられる。上がってきたのは20cmのキス。後ろのBさんから来たで〜との声。振り返ると、30cmクラスのアジが手に。

 釣っていないのは私だけとプレッシャーをかけられる。でも、私には来てくれなくて、Sさんに2匹目が。

 9時前まで、地の島の北側などポイントを移動しながら、アジを狙ったが、アジの食いは渋く、アジ釣りは終了。地の島南側で、ガシラ釣りにチェンジ。

 胴付き2本針に擬似と鯖の切り身をセット。水深15m付近の海底を探る。ブルッブルッとしたアタリでガシラが食いついてくる。でも、ガシラの方は今、一つ。コンコンとしたアタリで、リールを巻く途中でもビンビンと竿先を振るわすのはベラ。エビならいざ知らず、鯖の切り身、擬似まで、ベラが食いついてきて、ガシラ釣りの邪魔をされる。

 その後も、地の島から淡島神社前の大波止沖を流しながら、ガシラを狙う。

 グンとしたアタリが来た。リールを巻くと、重い。久しぶりの重みを味わう。途中のビンビンとした引きがないので、ベラではないだろうと考えながら、リールを巻いてくると、魚の姿が見えた。

やっぱり、ガシラ。20cmオーバーの良型だ。

 ベラに悩まされながら、何とか数を追加して11時45分の納竿まで、約3時間のガシラ釣りで25匹をゲット。

 アジが釣れなくて、残念だったが、ガシラも釣れたし、久しぶりの釣りを楽しめて満足でした。

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久しぶりの釣行も不調。

 

 

 5月4日(日)、久しぶりに幸栄丸に乗ってきました。前回は3月23日だったので、1ヶ月半ぶりです。

 GW真っ最中であり、天気予報も波もなく、風もなく、絶好の釣り日和の予想だったので満員の17人の予約が入っていました。当日、2人がこられなくて、15人の釣り人を乗せて、5時頃、加太港を出港。私は右舷艫よりに釣座を構えた。お隣には、職場の知人とそのお父さんがご一緒。

  今日、最初のポイントは、地の瀬戸。加太の国民休暇村の沖合。水深は約20m。胴付き2本針仕掛けに船長が用意してくれた、アオイソメを上の針にチョンガケ、下の針にはサバの切り身をチョンガケして、投入。

 海底の起伏をイメージしながら、底から少し上に錘をあげる感じで、ガシラからのアタリを待つ。時々、グンと竿先が引っかかる感じがするが、強く引っ張ると、はずれる。海底の海草か何かに引っかかっているようだ。コンとした小さなアタリがきた。リールを巻く手が非常に軽い。小さいなと思いながらあげてくると、ミニサイズのガシラ。あまりにも小さいので、海に帰したが、プカプカ浮かんでいる。

 なかなか、次のアタリが来ない。ブルッとしたアタリ。さっきよりは少し、リールを巻く手が重い。でも、あんまり大きくはなさそう。上がってきたのは、やっぱり小型のガシラ。その後も、思い出したようにアタリはあるものの、良型が少なくて、数も伸びない。5時20分頃の釣り初めから7時前までに6匹ほど。

 ここで、ポイント移動。中ノ瀬戸の南側のポイントへ。水深は約30m。少しは良型が混じるかなと期待する。チョンとしたアタリ。リールを巻き始めるも、手応えがない。これもあんまり大きくないなと思っていると、真っ赤な魚。招かざるお客さんのオコゼだ。もう少し大きいといいのだが、小さいので海にお帰りいただく。魚バサミとペンチを使って慎重に針をはずす。

 気を取り直して、投入。今度はグッと竿先を押さえ込む。リールを巻く手も重い。これはちょっと良い型かなと期待する。20cmのガシラが上がってきた。今日の中では良型だ。隣の知人も竿を曲げている。上がってきたのはガシラのダブル。ポツポツしか釣れなくても、うまくポイントに入れば、釣れるのですねとお互いに納得。

 続いて、また、アタリ。竿先が大きく曲がり、ビンビンと魚の手応えが伝わってくる。これは大きいと期待する。水面から、のぞき込むと、赤いものと白っぽいものが見えてきた。ガシラのダブルと思ったが、上の針には小さなオコゼ、下の針には石がついていた。ガックリ。

 しばらくして、また竿を押さえ込むアタリが来た。今度も竿先が大きく弧を描いて曲がっている。船長にまた石と違うかと冷やかされるが、巻き上げる途中でも、ゴンゴンと竿先を振るわすので、魚だと確信する。ゆっくり、魚の引きを味わいながら、リールを巻いてくる。水面から現れたのは、茶色っぽいあまり見かけない魚。船長が、良い型のオコゼだ。値打ちものだと言ってくれる。毒のある背びれの棘などをハサミで切ってくれた。

 その後、潮が速くなってきて、8時半頃、このポイントを後にして、加太港の大波止の沖合へ。

 この時点でもまだ、10匹ちょっとで、今日は20匹は無理かなとあきらめかける。

 大波止沖から、深山、大川沖まで、船長は、こまめにポイント移動してくれるがなかなか、ガシラの食いが渋くて、数が伸びない。11時頃に、地の島の南側にポイント移動。水深は約30m。ここでも最初は、アタリは渋かったが、11時20分頃から、俄然、食いが良くなってきた。船中のアチコチで竿が曲がり、ガシラが釣り上げられる。私も投入後、即アタリなどがあり、10分間で5匹ゲット。11時50分まで、船長が時間延長してくれて、何とか20匹に到達。

 今日は食いが渋くて苦労した1日でした。

 私の釣果はガシラ20匹。28cmのオコゼ。このオコゼ、鍋でいただきましたが美味しかったです。他の方は初心者の方を除き、20〜30匹ぐらいでした。

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ガシラ、数はまずまずだが、小型ばかり。

 

 3月23日(日)、ほぼ1ヶ月ぶりに幸栄丸に乗ってきました。

 事前の天気予報では、天候が思わしくなかったので、お客さんの出が今ひとつで、日曜日には珍しく、私を含めて、4人の釣行です。ミヨシに兄弟で釣りに来られた方がお二人、右舷艫にスマイル海長さん、左舷艫に私が釣り座を構えた。

 春分の日を過ぎ、日の出も早くなってきて、出航時刻の午前6時には辺りは明るくなっていた。船は、風もなく、波もなく、釣り日和の中、地の瀬戸を目指して進む。深山の少し北側が今日のポイントだ。6時15分頃、船のエンジンがスローになり、釣り開始。水深は約30m。胴付き2本針に仕掛けの上針にワームをセット、下針に持参した冷凍海エビを付けて、投入。底を取り、ゆっくりと海底の起伏をトレースしながら、ガシラからの魚信を待つ。

 昨日は雨模様にもかかわらず、よく釣れた人は約70匹と好調だったようなので、今日も釣れるかなと期待したが、食いは鈍いようだ。1回目は流しは、船中、音無し。2回目の流しで私の竿先にクンクンとしたアタリ。ゆっくりとリールを巻き上げる。リールを巻き上げる感触はそれほど重くなく、大した型ではなさそう。上がってきたのは、本命のガシラながら、やはり型は今ひとつ。スマイル海長さんもガシラをゲット。ミヨシの釣り人にもガシラ。

 スマイル海長さんは、いろんな餌を持参して、ガシラの食いを確かめられている。海エビよりも、鯖の切り身の方が良いとのことで、私も鯖の切り身にチェンジ。入れ食い状態ではないものの、退屈しない程度にアタリがあって、生け簀は真っ赤に染まっていく。

 一際、グンとしたアタリがあって、竿先が曲がる。リールを巻く手も重い。これは少し良い型かなと期待しながら、巻き上げる。リールが後数メートルの合図の電子音を鳴らす。魚体が見えた。大きな口をパックリと開けて、大きなお腹のガシラが上がってきた。20cmオーバーの良型。この位の型だと、魚売り場では、結構なお値段がついて、並んでいる。これくらいの型が何匹も釣られたらな〜と思うが、このポイントでは、望み薄。 潮がもう少し小さくなってこないと、水深のあるポイントへは行けない。水深がないと、やはり大型ガシラの釣れる確率が低くなってしまう。

 7時30分頃に10匹に到達。この調子だと50匹ぐらい釣れるかなと予想する。その後も、ダブルがあったり、投入して底取りにした途端にアタリがあったりと、好調なときもある反面、投入から5分経過しても、全くアタリがないときもあるなど、食いにムラがあるものの、8時50分頃に20匹に。

 それから、少しポイントを南の方へ移動し、大波止沖へ。この頃から、潮が止まってきて、それに伴って、ガシラの食いが止まり始め、アタリは散発に。スマイル海長さんもアタリが全然ないな〜とお手上げの様子。私も全くアタリがなく、20分ほど何のアタリもなし。9時半頃までに2匹追加しただけ。

 しかし、ようやく、潮が動き始め、また、ガシラのアタリも戻ってきた。11時40分の納竿まで、良いな型は少なかったものの何とか42匹に到達。

 スマイル海長さんは48匹。流石にお上手です。

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ガシラまずまず。

 

 2月22日(土)最近の好釣果に誘われて、幸栄丸に乗ってきました。

 今日は天気予報で降水確率が午前中は50%、午後からは80%の予報だったので、土曜日にしては釣り客が少なくて全部で5名。私は左舷艫に釣り座を構えた。

 曇っているので、日の出がわかりにくいが、少し明るくなってきた午前6時10分、加太港を出港。地の島の南岸に先日、座礁した貨物船がまだそのままになっている。

 6時30分、中の瀬戸の南東側に到着。早速、2本針胴付き仕掛けの上針にワーム、下針にシラサをつけて投入。水深は約50m。徐々に水深が浅くなっていくので油断するとすぐに根掛かりしてしてしまう。前回のガシラ釣り(2月9日)は、波と風に悩まされたが、今日は少し肌寒いものの、波、風がなく釣りやすい。第1投から、早速、ググッとしたアタリがあり、ゆっくり聞き合わせをすると針掛かりした。魚の重みを感じながらゆっくりとリーリング。姿を見せたのは、狙い通りのガシラ。良型だ。中の瀬戸で釣れるガシラは大きいのが多い。ここで頑張ってたくさん釣らないとと、続いて投入。

 でも、底取りする間もなく、根掛かり。竿をあおってはずそうとするが、しっかりと重りが根にかかったようで、はずれない。仕方なく道糸を引っ張ると、仕掛けが切れた。はやる気持ちを抑えながら、仕掛けをチェンジして投入。根掛かりしないように、慎重に底取りをしながら、アタリを待つ。すると間もなく、竿先を押さえ込むアタリ。今日は食いが良いようだ。この調子で釣れ続かないかな〜と思った途端にまた、根掛かり。今度はハリスが切れただけの軽傷。ハリスを付け替え、即投入。その後も根掛かりと闘いながら、何とか8時前までに10匹ゲット。やっぱり、中ノ瀬戸は型の良いのが多い。隣の方で15匹。右舷ミヨシのYさんは、私の倍の20匹。それも丸々とした良い型が多い。船長さんの話でもYさんは上手とのこと。

 ここで、中ノ瀬戸の潮が終わったのか、今度は中ノ瀬戸を超えて、沖の島の北側の神島付近へポイント移動。でも、ここはアタリが少なく、20分ほどで、少し西のバンガロー沖へ。ここは水深が30m程。先ほどのポイントよりは根掛かりが少なく、釣りやすい。その反面、良型のガシラが少ない。このポイントでは私は順調に数を伸ばし、大きな型はないものの、投入即アタリなどがあって、1時間に10数匹をゲット。その後も沖の島西端まで、ポイントを探り釣り続ける。隣の方も好調でダブルでガシラをゲット。シラサよりもワーム、サバの切り身が良いようだ。10時頃になり、潮が止まってきて食いが止んできた。やっぱり、根魚でも潮の動きが食いに影響する。

 ここでまた、ポイント移動。加太の大波止沖へ。ここも水深が約25mぐらいと浅く、型の良いガシラは、期待薄。ポツポツとガシラをゲットするものの、いい引きは少ない。たまにグンと竿先を押さえ込むアタリがあるが、上の針にガシラが食ってくると良いアタリが出る。また、チョンチョンしたアタリで掛け合わして、巻いてくる途中でもビビッと竿先を振るわす引きは、ベラ。ベラは我が家には喜ばれない魚なのでお帰りいただく。水温が低いはずなのにベラがまだ活動中。

 今にも降り出しそうな天気だったが、何とかもってくれて、ポツポツと降り出してきた11時40分頃納竿となった。

 私の釣果は49匹。竿頭はYさんで68匹、ほかの方も30〜50匹。

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釣り大会、波と風に苦戦

 2月9日(日)、今が好シーズンのガシラを狙って、ネット仲間の(さ)さん大阪転勤記念ガシラ釣り大会が開催されました。参加者は幹事役を買って出ていただいたスマイル海長さん、

sawaさんきむらさん、moriさん、 SHIV200さん、なみもとさん、のりちゃん(さ)さん、ふみさん、私の合計10人。釣行2日前の天気予報では降水確率60%、波の高さが3mと釣行が危ぶまれたが、前日の予報では降水確率30%、波の高さが2mと落ちてきたので、ちょっと安心。出船までに続々と釣り仲間が集結。私たちのグループはミヨシに4名、艫に6名、その他のお客さん6名の計16名の釣り人を乗せて、少し明るくなってきた加太港を6時10分に出船。港を出ると、北風が強く、波が高い。船はゆっくりとポイント目指して進む。風が強いのと波が高いので右舷ミヨシにはバシャッと波しぶきがかかっている。6時45分頃、ようやく鯉突きのポイントに到着し、胴付き2本針に仕掛けに海エビを付けて投入。私は左舷ミヨシに釣り座を構えたが、高い波によって、船の上下動が激しく、非常に底取りが難しい。隣の竿頭の常連であるなみもとさんは、今日は厳しい釣りになりそうと予言される。ガシラの食いも悪く、なかなか魚信が来ない。船中、アタリなしの状態が続く。ようやく、口火を切ったのはやっぱりなみもとさん。ガシラが上がってきた。その後もポツリポツリとなみもとさんはガシラを追加されるがミヨシ側の他の人にはなかなか来てくれない。私もようやくグンとしたアタリが来てガシラをゲット。1時間かけてようやく4匹。この調子だと今日は20匹も釣れないかなと弱気になる。ミヨシ側ではなみもとさんがダントツの釣果。艫側でスマイル海長さん、のりちゃんが好調。

 8時過ぎ、潮が少し緩んできたのか、潮流が早くて鯛釣りで有名な中ノ瀬戸のポイントへ移動。ここは、攻める時間が限られるので大きなガシラが残っているところだ。仕掛けを投入して底取りする間もなく、ググッとしたアタリ。ゆっくりと竿先を持ち上げて、リーリング開始。リールを巻く手が重い。これは良い型のガシラだと期待する。上がってきたのは22cmのガシラ。やっぱり中ノ瀬戸で釣れるガシラは型が良い。中の瀬戸周辺を9時ぐらいまで狙って私は6匹追加。艫側では、たくさん釣られていた。中ノ瀬戸の潮が終わったのか、次は沖の島北側の神島近くにポイントを移動する。でも、アタリが少なく、また移動。中ノ瀬戸の南側へ。だが、ここも食いが悪く、10時頃、淡島神社前の大波止沖へ到着。

 ここでは、水深が20〜30mと浅いので大型は望めないものの、活発にガシラからの魚信があり、皆さん、数を稼ぐ。私も型は小さいものの順調に釣れ続く。いつの間にか、風も収まり、波も低くなってきて釣りやすくなってきた。一際、グンと大きなアタリがあり、竿が気持ちよく曲がる。リールを巻く手が重い。上がってきたのは、まずまずの型のガシラがダブル。重いはずだ。良いポイントに仕掛けが入ってくれたのだろう。このポイントに来て30分で10匹ゲット。その後も順調に釣れ、11時過ぎには再び、ガシラをダブルでゲット。30匹を超えた。でも、その頃からアタリが遠くなり、私はパッタリ釣れなくなってしまった。そんな中、なみもとさんはなおも順調にガシラを釣り上げていく。船長さんが12時10分まで時間を延長してくれたが、結局、最後の1時間で1匹追加しただけに終わってしまった。

 私の釣果はスマイル海長さんと同じく35匹。なみもとさんは65匹。初心者の方を除き、他の釣り人も20〜40数匹でした。

 この日は、全般に不調でしたが、明くる日の10日は好天に恵まれ、連チャン釣行のスマイル海長さんは70匹の大漁でした。

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当日の参加者の皆さん、画像をクリックするとします。

 

ガシラ、順調

 1月26日(日)、ガシラが好調との情報を耳にしていたが、ガシラ釣りに良い小潮回りを待って、いよいよ釣行。ネット仲間のスマイル海長さんが大艫の右舷に、私は左舷に分かれて陣取る。釣り人は全部で13人。顔馴染みのAさんは私の右隣に、Fさんは、右舷ミヨシ付近に、また、Nさんは息子さんと左舷ミヨシに釣り座を構えた。

 午前6時10分頃、加太港を出港。1月も下旬となり、冬至から1ヶ月が過ぎ、夜明けが幾分早くなってきたようで、薄明かりの中、船は進む。今日は、冬場には珍しく、風もなく、波もなく、絶好の釣り日和になりそうだ。6時45分頃、鯉突き沖のポイントに到着し、早速、仕掛けを投入。今日も自製の胴付き3本針仕掛けに海エビをつけて狙う。だが、仕掛けを投入して底取りをする間もなく、根掛かり。あっさりと仕掛けが途中で切れて、アウト。回りの釣り人も、同じように仕掛けを切ってしまって苦笑い。気を取り直して、再度、仕掛けを投入。ガシラからの魚信をひたすら、待つ。

 潮の加減で、左舷から、右舷に糸が流れ、左舷では、船に下に道糸が流されて、釣りづらい。左舷の釣り人が苦戦している中、右舷ではポツポツとガシラが上がってきた。スマイル海長さん、隣のAさんも2匹、ゲット。私には何の当たりもなく、20分ほど音無しの状態が続く。何回かの流し換えをして、流し換え後の第一投。底取りをする間もなく、ゴンゴンと竿先を押さえ込む当たり。ヤッタ〜。ようやく、来てくれた。ゆっくりと竿先をあげて、リーリング開始。リールを巻く手に心地よい重みを感じながら、水深40m付近から、魚を上げてくる。水面から大きな口を開けて、ガシラが顔をのぞかせる。まずまずの型だ。餌を付け替えて、素早く投入。すると、投入後、底取りして、一度誘いをかけようとすると、また当たり。リールを巻くのも先ほどよりも重い。スマイル海長さんにようやく調子が出てきたねと声をかけられる。これも良い型のようだ。上がってきたのは23cmのガシラ。今日は大きいのが多いのかなと期待する。餌を付け替えて、続いて投入。またまた、投入後、即、当たり。3連発でガシラをゲット。今まであれだけ、当たりがなくて苦労していたが、何だったのか。釣りとは不思議だ。

 その後もポツリポツリと、退屈しない程度にガシラが顔を見せてくれる。しかし、なぜか今日は、根掛かりすることが多く、仕掛け、錘の消耗が激しい。スマイル海長さんの、「みんなが錘を海底にばらまくので水位が上がったのと違う」との言葉を初めとして、「ガシラの数より無くした錘の数の方が多い」とか、「仕掛け作りの良い仕事ができたな」とか、みなさん、嘆きのシンフォニィーを奏でる。

 そんな中、隣のAさんは、良型ガシラを着実にゲットされていく。スマイル海長さんは、電動リールの音を響かせて、順調に数を伸ばしていく。私も何とか、みんなに置いてきぼりにされないように、一生懸命、竿先を見つめる。9時頃までにようやく20匹に到達。スマイル海長さんは30匹ほどとのこと。やっぱり、スマイル海長さんはお上手だ。ミヨシのNさん親子もまずまずで、お父さんも30匹、息子さんもかなり釣られている。

 潮がだんだんと速くなってきて、釣りづらくなってきた。船長も、ここの潮は終わったと、鯉付きのポイントを後にした。10時過ぎに、沖の島の桟橋沖に到着。この時点で、28匹。気分を新たに、後1時間半、前回(年末)の釣果を目標に頑張ろう。このポイントは、先ほどに比べて、少し、水深が浅くて、20〜30m。水深が浅いと底取りがやりやすい。でも、根掛かりがしやすくて、またも根掛かり。竿をしゃくっても取れなくて、仕方なく、道糸を掴んで、引っ張る。フッと軽くなって、錘がなくなってしまう。根掛かりで苦労している私をよそに、ミヨシのNさん親子は快調にガシラを釣り上げている。ダブルあり、入れ掛かりあり。絶好調のようだ。

 スマイル海長さんは、40匹釣り上げて、予定数終了ということで早仕舞。 私は、何とかガシラをゲットしようと、誘いのインターバルを変えたり、誘いの距離を変えたり、試行錯誤する。その結果、何とか、良い型は出ないものの、ガシラが釣れてくるようになった。一旦、釣れ出すと不思議と続いて釣れるようになる。やはり、誘いのリズムが良くなるのだろうか。どうにかこうにか、12時前の納竿直前まで粘って、42匹のガシラをゲット。私にとっては大漁だ。

 竿頭は、後半絶好調のNさんで59匹、2位は、Nさんの息子さんで47匹。親子そろってお上手だ。その他の釣り人も30〜40匹前後。

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