絵との出会い


         絵を欲しいと思った一番始めのきっかけは、某社展示即売会の広告チラシを見てトーマス・マックナイトやラッセンの絵に興味を持って見に行ったことに始まります。もちろんマックやラッセンの絵も良かったのですが、エルテやアイベンロールの絵が印象に残りました。その後何回か展示即売会に足を運ぶうちに、エルテの「モダンハーレム」と出会いました。それからはエルテの「モダンハーレム」に合うために展示即売会に足を運ぶようになり、欲しいと思う気持ちがどんどん膨らんでいきました。でも、高くてとても買う勇気がなく半分諦めていましたが、ある知り合いの伝手で画商を紹介してもらい聞いてみると展示即売会よりも20万円ほど安かったのです。アメリカでの価格を円建てにした価格にちょこっと乗せたくらいでした。この20万円ほど安い価格に悩んだ据え思いきって購入したのが1994年の11月でした。親や嫁さんからは呆れられ、自分でも良く買ったなと思いましたし、これが絵を買う最後だと思っていました。

 ところが、1999年の9月頃、インターネット・サーフィンをしていて「tatsuさん」のホームページにたどりつき、そこでネットオークションなるものの存在を発見したのです。 展示即売会では100万円前後する絵がオークションでは10万円から20万円で手に入れることが出来る世界を知ったことで「もう絵は買えない」から「まだ絵は買うことが出来る」に考えが変わりました。初めてのオークションでは予算をオーバーしましたがとにかく落札したいと熱くなって見事?落札し、興奮したものでした。今は少し落着いてきましたが...。しかし展示即売会に比べ破格値とはいっても決して安いものではなく、お金が有り余っているわけでもないので、気に入った絵が安く買えればラッキーといった気持ちでオークションを楽しめたらと思っています。

       

 


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