●例1-1-1◆両上肢を上げるように言っても指示が入らず、再現できなかった。介護者によると本人が普段頭を掻いていると言うので、日頃の状況から「ない」を選択。 ●例1-1-2◆右上肢を前方に肩の高さまで挙上できるが静止した状態を保持できないため、「右上肢」を選択。 ●例1-1-2◆右上肢に麻痺があり、全く動かすことができず「右上肢」を選択。 ●例1-1-2◆右上肢を前方に45度までしか上げられず「右上肢」を選択。 ●例1-1-2◆左上肢は前方へ上げることはできるが、横方向は60度までしか上げれない。「左上肢」を選択。 ●例1-1-2◆両上肢に筋力低下があり、肘関節から先は上げれるが、腕全体を持ち上げることは全くできない。「左上肢」、「右上肢」を選択。 ●例1-1-3◆右下肢を床に対して水平まで挙上できるが、静止した状態を保持できないため、「右下肢」を選択。 ●例1-1-3◆座位で右下肢が45度しか上がらず「右下肢」を選択。 ●例1-1-4◆右上下肢に拘縮があり、自分で全く動かすことができない。「右上肢」、「右下肢」を選択。 ●例1-2-2◆右肩関節に痛みがあり、他動でも前方に45度までしか上げられず「肩関節」を選択。 ●例1-2-3◆左股関節はほとんど開かず、右股関節は20cmまでも開かない。「股関節」を選択。 ●例1-2-4◆右膝関節は可動域制限があり、座った状態から他動でも45度ぐらいしか伸ばせない。「膝関節」を選択。 ●例1-2-4◆両膝関節は仰向けの状態で90度は曲がるが、伸ばしても膝が浮いたままで伸びない。「膝関節」を選択。 ●例1-3-2◆ベッド柵につかまり寝返りができているため、「何かにつかまればできる」を選択。 ●例1-3-2◆腰は完全に回転はしないが、敷布団につかまり右側に向きを変えれるので「何かにつかまればできる」を選択。 ●例1-3-3◆ひどい円背があり、仰向けにはなれず一度起き上がってから体の向きを変えている。「できない」を選択。 ●例1-3-3◆意欲の低下が著しく、声かけをしても寝返りはできない。「できない」を選択。 ●例1-3-3◆自らは寝返りができないため、エアーマットを敷いて介護者が定期的に体位変換をしている。「できない」を選択。 ●例1-3-3◆自らは寝返りができないため、介護者が定期的に体位変換をしている。「できない」を選択。 ●例1-4-2◆しんどいからと再現してもらえなかったが、本人と家族の話ではベッドにつけた紐につかまり起き上がりはできる。「何かにつかまればできる」を選択。 ●例1-4-2◆ベッドにつかまるところがなく、敷布団やベッドの縁を持って足をベッドから下ろし、右手で杖をつき左手でマットに押して、時間をかけて起き上がっている。「何かにつかまればできる」を選択。 ●例1-4-2◆腹部に強い痛みがあり、ベッド柵につかまらないと起き上がれない。「何かにつかまればできる」を選択。 ●例1-4-2◆両足をベッドから下ろしながら、ベッド柵につかまり起き上がっている。「何かにつかまればできる」を選択。 ●例1-4-3◆ベッド柵につかまっても、途中までしか起き上がれず、介護者が支えて起こしている。「できない」を選択。 ●例1-4-3◆介護者が抱えて起こしている。「できない」を選択。 ●例1-4-3◆常に介護者に電動ベッドを操作してもらい、上体を起こしている。「できない」を選択。 ●例1-5-2◆ベッド柵につかまれば、どうにか10分間程度は座位を保持できる。「自分の手で支えればできる」を選択。 ●例1-5-2◆両手を座面について座位を保持しており、「自分の手で支えればできる」を選択。 ●例1-5-2◆両膝に両手を置いて体を支えれば10分間の座位保持ができる。「何かにつかまればできる」を選択。 ●例1-5-3◆ギャッチベッドにもたれていないと座位保持はできない。「支えてもらえばできる」を選択。 ●例1-5-4◆意識障害があり、1ヶ月以上座位はとっていない。「できない」を選択。 ●例1-5-4◆股関節や膝関節に拘縮があり、1ヶ月以上座位はとっていない。「できない」を選択。 ●例1-5-4◆常時臥床し軽眠状態で、1ヶ月以上座位はとっていない。「できない」を選択。 ●例1-6-1◆「できる」を選択。どうにか10秒間の立位保持はできるが、それ以上はふらついた。家族の話では日頃も同様の事。 ●例1-6-2◆ベッド柵につかまれば立位保持はできる。「支えがあればできる」を選択。 ●例1-6-2◆円背があり両手で膝をつかんでいれば立位保持はできる。「支えがあればできる」を選択。 ●例1-6-2◆杖につかまれば立位保持はできる。「支えがあればできる」を選択。 ●例1-6-2◆両手で手すりにつかまれば立位保持はできる。「支えがあればできる」を選択。 ●例1-6-3◆7、8、9、常時臥症状態で立位はとれず、歩行、立ち上がり、片足立位はできない。 ●例1-6-3◆左下肢に麻痺と右下肢に筋力低下があり、手すりにつかまっても立位はとれない。「できない」を選択。 ●例1-6-3◆常時臥症状態のため立位はとれない。「できない」を選択。 ●例1-6-3◆両下肢に筋力低下があり、立位保持はできない。「できない」を選択。 ●例1-7-2◆右手で杖をつき、左の腕を介護者が支えれば、5mは歩けた。「何かにつかまればできる」を選択。 ●例1-7-2◆円背があり、両手を膝についてバランスをとりながら歩く。「何かにつかまればできる」を選択。 ●例1-7-2◆杖がないと全く歩けず、「何かにつかまればできる」を選択。 ●例1-7-2◆腹部痛がひどく再現はしてもらえなかったが、本人は歩行器につかまり、1日4〜5回は5〜6m離れたトイレまで歩いていると言うので「何かにつかまればできる」を選択。 ●例1-7-2◆壁や家具につかまりながら5〜6mは歩行できる。「何かにつかまればできる」を選択。 ●例1-7-2◆歩行器につかまれば、歩行はできる。「何かにつかまればできる」を選択。 ●例1-7-3◆常時臥床状態のため、歩行はできない。「できない」を選択。 ●例1-7-3◆心肺機能の低下により、医師から歩行を禁止されている。「できない」を選択。 ●例1-7-3◆歩行器で歩くが、2〜3mで止まって休まないと歩けないため、「できない」を選択。 ●例1-7-3◆両下肢の筋力低下で歩行はできず、車いすで移動している。「できない」を選択。 ●例1-8-2◆ベッド柵につかまれば立ち上がりはできる。「何かにつかまればできる」を選択。 ●例1-8-2◆円背のため、膝に両手を当てて時間をかけて立ちあがっている。「何かにつかまればできる」を選択。 ●例1-8-2◆片手に杖を持ち、もう一方の手で座面を押して立ち上がる。「何かにつかまればできる」を選択。 ●例1-8-2◆両手を机について体重をしっかり机に預けて立ち上がっている。「何かにつかまればできる」を選択。 ●例1-8-3◆自分では立ち上がることができず、介護者が手で引き上げている。「できない」を選択。 ●例1-8-3◆常時臥症状態のため、立ち上がりは「できない」を選択。 ●例1-8-3◆膝の痛みが強く力が入らず、介護者が引っぱり上げている。「できない」を選択。 ●例1-9-2◆ふらついてテーブルにつかまらないと、片足での立位保持はできない。「支えがあればできる」を選択。 ●例1-9-2◆何もつかまらずには足を上げることができず、家具につかまれば片足の立位保持はできた。「支えがあればできる」を選択。 ●例1-9-2◆左足はできないが、右足はいすの背もたれに両手でつかまれば立位保持できる。「支えがあればできる」を選択。 ●例1-9-2◆腹部痛がひどく再現はしてもらえなかったが、本人は歩行器につかまればできると言う。「何か支えがあればできる」を選択。 ●例1-9-2◆歩行器につかまれば片足での立位保持はできる。「支えがあればできる」を選択。 ●例1-9-3◆つかまっても数秒間の立位保持がやっとで、ふらついて片足での立位保持はできない。「できない」を選択。 ●例1-9-3◆支えてもらっても1〜2秒間の立位保持がやっとで、片足での立位保持はできない。「できない」を選択。 ●例1-9-3◆常時臥床状態で立位もとれず、片足での立位保持はできない。「できない」を選択。 ●例1-10-1◆「介助されていない」を選択。疲れるので3〜4日に1回程度しか入浴していないが、自分で洗身している。 ●例1-10-2◆自分で陰部など手の届く範囲は洗っているが、洗えない背中や足は介護者が洗っている。「一部介助」を選択。 ●例1-10-2◆週に2回、訪問介護を利用して入浴している。手が後ろに回らず前傾姿勢をとれないため、背中や足は介護者が洗っている。「一部介助」を選択。 ●例1-10-2◆週に2回デイサービスで入浴しており、体の前面や陰部は自分で洗うが、洗えない背中や足は介護者が洗っており、「一部介助」選択。 ●例1-10-2◆独居のため自宅では入浴はしておらず、週に2回小規模多機能型居宅介護の通いを利用し入浴をしている。自分で体の前面は洗うが、他は介護者が洗っており、「一部介助」を選択。 ●例1-10-2◆入院中で週に2回入浴をしており、体の前面は自分で洗うが、背中や足は看護師が洗っている。「一部介助」を選択。 ●例1-10-2◆本人は毎日入浴をしていると言うが、独居で認知症があり、不衛生な状況から入浴しているとは考えられず、介護が必要と考え「一部介助」を選択。 ●例1-10-2◆毎日入浴をしているが、肩関節が悪く背中は半分しか洗えない。介護者も高齢で洗ってもらうが遠慮があり、3日に1回しか頼んでいない。「一部介助」を選択。 ●例1-10-2◆毎日入浴をしているが、洗身を行わずに浴室から出てきてしまうため、介護者が指示をしながら洗身するのを見守っている。「一部介助」を選択。 ●例1-10-3◆手の届く範囲は自分で洗うが、念入りに洗身するために、本人が洗身した個所も含めて介護者が洗い直している。「全介助」を選択。 ●例1-10-3◆週に2回特浴を利用し、介護者が全て洗っている。「全介助」を選択。 ●例1-10-3◆週に3回入浴しており、高齢のため体力の消耗を考慮して、全て介護者が洗っている。「全介助」を選択。 ●例1-10-3◆両手指に変形があり、自分で洗えず介護者が全身を洗っている。「全介助」を選択。 ●例1-10-4◆隔日に夫が清拭をしている。夫が蒸しタオルを渡すと、自分で体の前面と陰部は拭いている。「行っていない」を選択。 ●例1-10-4◆空腸ネラトンが挿入されており、医師から入浴の許可が出ておらず、看護師が清拭を行っている。「行っていない」を選択。 ●例1-10-4◆高齢のため体力の消耗を考慮して入浴しておらず、介護者が毎日清拭を行っている。「行っていない」を選択。 ●例1-11-1◆視力障害があるが、手探りで自分で切っている。「介助されていない」を選択。 ●例1-11-2◆手の爪は横になったまま自分で切るが、足の爪は妻が切っている。「一部介助」を選択。 ●例1-11-2◆手の爪は自分で切るが、足の爪は手が届かず、息子が切っている。「一部介助」を選択。 ●例1-11-3◆高齢で目が悪く、危ないので介護者が全て切っている。「全介助」を選択。 ●例1-11-3◆自分で切っていると言うが、独居で爪が伸びており、明らかに清潔行為が不十分であり、介助が必要と考え「全介助」を選択。 ●例1-11-3◆手に振戦があり、自分では切れず、デイサービス利用時に爪を切ってもらう。「全介助」を選択。 ●例1-12-2◆拡大鏡を使っても新聞の文字は見えにくい。「1m離れた視力確認表は見える」。 ●例1-12-2◆白内障があり、新聞の文字は見えにくいが、「1m離れた視力確認表は見える」。 ●例1-12-2◆老眼鏡をかけても、新聞の小さい文字は見えず、大きい活字のみ見ている。「1m離れた視力確認表は見える」。 ●例1-12-3◆マジックで書いた大きな文字しか見えないが、「目の前に置いた視力確認表は見える」。 ●例1-12-3◆新聞の一番大きい活字しか読めない。「目の前に置いた視力確認表は見える」。 ●例1-12-4◆視力障害があり、部屋の中はうっすら見えると言う。目の前に置いた視力確認表は見えない。「ほとんど見えない」を選択。 ●例1-12-5◆意識障害があり、呼びかけに目を開けることがあるが見えているか確認できず、「見えているのか判断不能」を選択。 ●例1-12-5◆意識障害があり、左目は反応がなく、右目は手をかざすと目を閉じる。全く見えていないことはないが確認できず、「見えているのか判断不能」を選択。 ●例1-12-5◆目を開けている時に手をかざしても目を閉じない。意識障害があり、「見えているのか判断不能」を選択。 ●例1-13-2◆普通の声で話すと聞き取りにくく、聞きなおしが多い。「普通の声がやっと聞こえる」を選択。 ●例1-13-2◆普通の声で話すと聞き取りにくく、聞き間違えたりする。「普通の声がやっと聞こえる」を選択。 ●例1-13-2◆補聴器をつけているが、普通の声で話すと聞き取りにくく、聞き間違えたりする。「普通の声がやっと聞こえる」を選択。 ●例1-13-3◆耳元でかなり大きな声で話さないと聞こえない。「かなり大きな声なら何とか聞き取れる」を選択。 ●例1-13-3◆補聴器は嫌いで使用していない。耳元でかなり大きな声で話さないと聞こえない。「かなり大きな声なら何とか聞き取れる」を選択。 ●例1-13-3◆補聴器をつけているが耳元でかなり大きな声で話さないと聞こえない。「かなり大きな声なら何とか聞き取れる」を選択。 ●例1-13-4◆耳元でかなり大きな声で言っても聞こえない。大事なことは筆談をしている。「ほとんで聞こえない」を選択。 ●例1-13-5◆意識障害があり、呼びかけにも反応はなく「聞こえているのか判断不能」を選択。 ●例2-1-2◆ベッドから車いすに移乗する時に、安全に乗り移れるよう介護者が車いすをお尻の下に差し入れており、「見守り」を選択。 ●例2-1-2◆移乗時にバランスを崩すことがあり、介護者が見守りをしている。「見守り」を選択。 ●例2-1-2◆移乗時に足の運びが悪いため、介護者が声かけと見守りをしている。「見守り」を選択。 ●例2-1-2◆日によって移乗できる時とできない時があり、介護者が見守りをしている。頻度から「見守り」を選択。 ●例2-1-3◆ズボンの後ろを持って少し介助すれば移乗できる。「一部介助」選択。 ●例2-1-3◆右足に体重をかけられるので、介護者が少し支えれば移乗できる。「一部介助」選択。 ●例2-1-4◆リフターを使って介護者がベッドから車いすに移乗させている。「全介助」を選択。 ●例2-1-4◆常時臥床状態で毎日、清拭の時に臀部を動かしており、「全介助」を選択。 ●例2-1-4◆立位がとれず、介護者が抱えて車いすに移乗させている。「全介助」を選択。 ●例2-2-1◆車いすを、両足と左手で自走している。「介助されていない」を選択。 ●例2-2-2◆3m離れたトイレまで歩行器で歩いているが、歩行が不安定なため見守りが行われている。ふらつく時は介護者が少し支えることもあるが見守りの方が多い。「見守り」を選択。 ●例2-2-2◆パーキンソン病で突進歩行があり、危ないので移動時は常に家族が見守りをしている。「見守り」を選択。 ●例2-2-2◆歩行器を使って移動するが、転倒の危険があり介護者が常に見守りをしている。「見守り」を選択。 ●例2-2-3◆居室内は自分で車いすを動かすことができるが、食堂やトイレや浴室への移動は段差があり、段差では介護者が車いすを押している。「一部介助」を選択。 ●例2-2-3◆認知症のため、場所の理解ができない。食堂やトイレ、浴室等は介護者が手を引いて連れて行く。「一部介助」を選択。 ●例2-2-4◆ベッド上の生活で、週1回のデイサービス利用時のみ車いす介助で出かけている。「全介助」を選択。 ●例2-2-4◆ベッド上の生活であるが、週に4回、介護者がシャワーイスを押して浴室まで移動している。「全介助」を選択。 ●例2-2-4◆自分で車いすの操作ができない。介護者が食堂や浴室まで車いすを押して移動している。「全介助」を選択。 ●例2-2-4◆入院中で常時臥床状態であるが、毎日、リハビリで車いすを押してもらい散歩をしている事から「全介助」を選択。 ●例2-3-2◆口の中に食べ物をため込み、飲み込まないので声かけをしながら見守りをしている。「見守り等」を選択。 ●例2-3-2◆普通食を食べるが、毎回むせこむため、ゆっくり飲み込むように声かけをし、見守りをしている。「見守り等」を選択。 ●例2-3-2◆嚥下障害がありブレンダー食を食べている。喉に詰まらせることがあり介護者が見守りをしている。「見守り等」を選択。 ●例2-3-3◆意識障害があり、誤嚥するので点滴が行われている。「できない」を選択。 ●例2-3-3◆嚥下ができないため、中心静脈栄養(IVH)が行われている。「できない」を選択。 ●例2-3-3◆嚥下障害があり、経管栄養(胃ろう)が行われている。「できない」を選択。 ●例2-4-2◆自分で箸を使って食べるが、同じ物ばかり食べたり、一度に口にいっぱい入れたりするので介護者が声かけや見守りをしている。「見守り等」を選択。 ●例2-4-2◆食事動作は自立しているが、他人の食事も食べてしまうため、常に介護者が見守りをしている。「見守り等」を選択。 ●例2-4-3◆ミキサー食を自分で食べるが、毎回、途中でやめてしまい最後まで食べないので、介護者が食べさせている。「一部介助」を選択。 ●例2-4-3◆食べる動作を忘れており、箸を持たせ少し食べさせると後は自分で食べている。「一部介助」を選択。 ●例2-4-3◆半分ぐらいの量は自分でスプーンで食べるが、毎回途中でやめてしまうため、残りは介護者が食べさせている。「一部介助」を選択。 ●例2-4-4◆スプーンは持つがうまく食事が口まで運べずこぼしてしまうため、介護者が全て食べさせている。「全介助」を選択。 ●例2-4-4◆ブレンダー食を介護者が食べさせているが、毎回1時間ぐらいかかっている。「全介助」を選択。 ●例2-4-4◆毎食、介護者が胃ろうから注入食を入れている。「全介助」を選択。 ●例2-4-4◆嚥下ができず、経管栄養(鼻腔)を行っており、看護師が注入食を入れている。「全介助」を選択。 ●例2-5-1◆「介助されていない」を選択。排尿動作はできるが、ズボンやパンツが尿でよく濡らす。1日に1回程度は自分で時間をかけてはきかえている。 ●例2-5-1◆昼間はほとんどトイレに行くが、夜間は尿器で自分でとっている。看護師が後始末をしているが、頻度から「介助されていない」を選択。 ●例2-5-1◆尿意はあるが間に合わず、紙パンツを1日に1〜2回程度濡らしてしまい、自分ではき替えている。「介助されていない」を選択。 ●例2-5-2◆介護者がついていてズボンが下ろせているか確認したり、陰部の清拭の声かけをしている。「見守り」を選択。 ●例2-5-3◆6、排泄動作はできるが、水洗トイレの水を流すことはしないため、毎回、妻が水を流している。「一部介助」を選択。 ●例2-5-3◆ポータブルトイレを使用し自分で排尿できるが、1日5〜6回妻がポータブルトイレの尿を捨てており、「一部介助」を選択。 ●例2-5-3◆看護師がズボンの上げ下げとトイレの水洗の介助をしている。トイレで排尿ができているので、「一部介助」を選択。 ●例2-5-3◆床や便器を汚すので、夜間は毎回できないが、日中はほぼ毎回、妻が直後に掃除をしている。頻度から「一部介助」を選択。 ●例2-5-3◆尿意はあり、自分で尿器にとるが、妻が尿器の後始末を行っており、「一部介助」を選択。 ●例2-5-4◆6、尿意、便意はなく、妻が定期的にオムツの交換を行っている。「全介助」を選択。 ●例2-5-4◆意識障害があり、尿意がなく看護師が定期的にオムツの交換をしている。「全介助」を選択。 ●例2-5-4◆尿カテーテルを留置しており、看護師が蓄尿袋の尿を捨てている。「全介助」を選択。 ●例2-6-2◆便意はあり、トイレに行くが、便器の蓋を開けずに排便をしたり、排便後に拭くことを忘れているため、妻が声かけをしている。「見守り」を選択。 ●例2-6-3◆看護師がズボンの上げ下げ、陰部の清拭、トイレの水洗の介助をしているが、トイレで排便ができているので、「一部介助」を選択。 ●例2-6-3◆便意があり、トイレで排便ができるが、ズボンが途中までしか上げられないため、妻が毎回ズボンを上げている。「一部介助」を選択。 ●例2-6-4◆人工肛門を造設しており、介護者が排尿時にストーマ袋を確認し、便が溜まっていたら交換している。「全介助」を選択。 ●例2-6-4◆便意がなくオムツをしており、便が出たら介護者が交換している。「全介助」を選択。 ●例2-7-2◆義歯の出し入れは自分でしているが、義歯を磨くのは介護者が行っている。「一部介助」を選択。 ●例2-7-2◆妻が歯磨き中の声かけと見守りをし、磨き残しがないか確認をしている。「一部介助」を選択。 ●例2-7-2◆歯ブラシや歯磨き粉やうがいの水を用意すれば、ベッド上で自分で行っている。「一部介助」を選択。 ●例2-7-2◆洗面所で腰をかけて行うため、嫁が歯ブラシや歯磨き粉、コップに水を入れて手元に用意している。「一部介助」を選択。 ●例2-7-2◆電動歯磨きを使って自分で行うが、半分しか磨けていない。介護者はいるが高齢のため介助は受けていない。「一部介助」を選択。 ●例2-7-3◆1日に数回看護師が、スポンジブラシで口腔ケアを行っている。「全介助」を選択。 ●例2-7-3◆右手が麻痺しているため、介護者が歯を磨いて水を口元までコップを運んでいる。本人は口をすすいで吐き出す行為だけをしている。「全介助」を選択。 ●例2-7-3◆自分で歯を磨くが不十分で本人が磨いた後に、介護者が全て磨きなおしている。「全介助」を選択。 ●例2-8-1◆「介助されていない」を選択。両手指の変形があり洗顔ができないので、自分でタオルをぬるま湯に浸して拭いている。 ●例2-8-2◆一人暮らし。自分で洗っていると言うが、顔の垢が取れておらず、清潔行為が不十分である。指示や見守りがあれば洗顔はできるので適切な介助方法を選択し認知症があるので「一部介助」を選択。 ●例2-8-2◆看護師に蒸しタオルを用意してもらい、顔を拭いている。「一部介助」を選択。 ●例2-8-3◆タオルを渡しても自分で顔を拭こうとしないので、介護者が拭いている。「全介助」を選択。 ●例2-8-3◆介護者が渡したタオルで一応は拭くが汚れがとれていないため、介護者がもう一度拭きなおしている。「全介助」を選択。 ●例2-8-3◆常時臥床状態のため、介護者がタオルで顔を拭いている。「全介助」を選択。 ●例2-9-2◆ベッド上で整髪するため、介護者が櫛の準備や後片付けを行っている。「一部介助」を選択。 ●例2-9-2◆前は自分で行うが後ろは手が届かず、嫁が介助している。「一部介助」を選択。 ●例2-9-2◆認知症があり、手にブラシを持たせて、声かけをすれば自分で行う。「一部介助」を選択。 ●例2-9-3◆手が頭部まで届かず、介護者が整髪を行っており、「全介助」を選択。 ●例2-9-3◆常時臥床状態のため自分では行えず、介護者が整髪を行っている。「全介助」を選択。 ●例2-10-2◆11、自分で着脱できるが、着る順番が分からない。夫が一枚ずつ声かけしながら服を手渡している。「見守り」を選択。 ●例2-10-2◆11、自分で着脱はできるが、着る順番が分からない。パッチに腕を通したり服の上に下着を着たりするので、声かけしながら見守りをしている。「見守り」を選択。 ●例2-10-3◆ボタン掛けに困るので、かぶりの服を着ている。着る時は介護者が背中から服を下ろし、脱ぐときは服を引っぱっている。「一部介助」を選択。 ●例2-10-3◆右肩関節が悪いので、娘が袖を持って腕を通しやすいように介助して着脱をしている。「一部介助」を選択。 ●例2-10-3◆入院中で、看護師に介助してもらい着脱しているが袖に腕を通したり、ボタンをかけたりは自分でしている。「一部介助」を選択。 ●例2-10-3◆服の前後が分からず、着方も分からない。妻が手伝って着せているが、指示をすれば袖に腕を通したりはできるので、「一部介助」を選択。 ●例2-10-4◆11、常時臥床状態のため、ベッド上で全て介助され着脱をしている。「全介助」を選択。 ●例2-10-4◆座位保持ができず、ベッド上で介護者が全て着脱の介助をしている。「全介助」を選択。 ●例2-11-1◆「介助されていない」が両膝や左股関節に強い痛みがあり、時間をかけて着脱している。 ●例2-11-3◆腰痛があり、介護者が足を通せるようにズボンを持てば、自分で足を入れズボンを上げている。「一部介助」を選択。 ●例2-11-3◆手すりにつかまれば立てるので、妻がズボンに足を通せるように用意すれば、足を入れることはできる。妻がズボンを上まで上げている。「一部介助」を選択。 ●例2-11-3◆前傾姿勢がとれず、妻が足にズボンを通し膝まで上げると、自分で上まで上げている。「一部介助」を選択。 ●例2-11-4◆ベッドに横になったままで、介護者が全て介助してズボンの着脱を行っている。「全介助」を選択。 ●例2-11-4◆重い認知症があり、介護者が全て介助してズボンの着脱を行っている。「全介助」を選択。 ●例2-11-4◆常時臥症状態で介護者が全て介助して着脱を行っている。「全介助」を選択。 ●例2-12-1◆週に1回程度、シルバーカーを押して、近所の店まで買物に出かけている。「週1回以上」を選択。 ●例2-12-1◆週に3回デイサービスを利用している。通院は家族の運転で月に2回受診している。「週1回以上」を選択。 ●例2-12-2◆外出は通院のみで、移送サービスを利用し、妻の介助で車いすで月1回出かける。「月1回以上」を選択。 ●例2-12-2◆外出は通院のみで、夫の介助で月に2回出かける。「月1回以上」を選択。 ●例2-12-3◆2月10日から入院しており外出はしていない。「月1回未満」を選択。 ●例2-12-3◆外出は通院のみで、2〜3ヶ月に1回家族の介助で受診している。「月1回未満」を選択。 ●例2-12-3◆半年前までは、妻の介助で通院していたが、現在は往診のみで外出はしていない。「月1回未満」を選択。 ●例3-1-2◆自発的に伝達することはほとんどなく、問いかけに対して意思を伝えることはできるが具体的なことに限られるので「ときどき伝達できる」を選択。 ●例3-1-2◆失語症があり、必要なことも的確に伝達できないが、簡単な内容であれば伝達できる。「ときどき伝達できる」を選択。 ●例3-1-3◆身振りで「いらない」「食べたい」など、ごく限定された内容の意思伝達しかできない。「ほとんど伝達できない」を選択。 ●例3-1-3◆調査時はつじつまが合わないことを言うが、質問によく答えた。家族によると、日頃は、痛い、腹減ったなど限定された内容しか意思表示できない。「ほとんど伝達できない」を選択。 ●例3-1-4◆意識障害があり、発語は全くなく「できない」を選択。 ●例3-1-4◆自分からは話すことはなく、呼びかけに少し声は出る程度で言葉にはならず、「できない」を選択。 ●例3-1-4◆重い認知症のため発語はなく、呼びかけにも反応はない。自ら訴えることは全くない。「できない」を選択。 ●例3-2-2◆3、4、5、6、7、意識障害があり、発語が全くなく「できない」を選択。 ●例3-2-2◆3、4、5、6、7、重い認知症があり、何を聞いても「フンフン」しか言わず、「できない」を選択。 ●例3-2-2◆常時寝ているため、食事の時間も分からない。「できない」を選択。 ●例3-2-2◆食事の時間が分からないので、1日何回も食事をしており「できない」を選択。 ●例3-3-1◆「できる」を選択。生年月日は答えられるが年齢は分からない。 ●例3-3-1◆「できる」を選択。生年月日は答えられるが、年齢は81歳を84歳と答えた。 ●例3-3-2◆生まれた年までは答えられるが、月日は答えられない。年齢も分からない。「できない」を選択。 ●例3-3-2◆調査時は生年月日を答えることができたが、家族によると普段は生年月日や年齢を聞いても答える事ができないとのこと。「できない」を選択。 ●例3-4-2◆昼食は済んでいたが、まだ食べていないと答えた。「できない」を選択。 ●例3-4-2◆訪問時に台所に居たが、居間でずっとテレビを見ていたと答えた。「できない」を選択。 ●例3-6-2◆「春」であるが「秋」と答えた。「できない」を選択。 ●例3-6-2◆調査時は春と答えたが、家族によると普段は季節を聞いても間違えていることが多いとのこと。「できない」を選択。 ●例3-6-2◆分からないと答えた。「できない」を選択。 ●例3-7-2◆入院中であるが、自宅にいると思っている。「できない」を選択。 ●例3-8-2◆夜間に「お父さん」「お父さん」と言いながら、廊下を歩き回り夫を探すことが月2〜3回ある。「ときどきある」を選択。 ●例3-8-2◆夜中に部屋から居なくなる。夫や息子が家中をさがしたり、本人が行きそうな場所を探し回る。月に2〜3回あり、「ときどきある」を選択。 ●例3-8-3◆歩行が不安定なのに、庭に出てうろうろ歩きまわることが週1回はある。「ある」を選択。 ●例3-9-2◆毎日夕方になると畑に行く。暗くなっても帰ってこないことが月に2〜3回あり、家族が探しに行くと道に寝ていることがある。「ときどきある」を選択。 ●例3-9-3◆本人は足が弱らないように歩いていると言うが、自宅に帰れなくなり娘に電話がかかってきて迎えに行っている。週に1回ぐらいあり、「ある」を選択。 ●例4-1-2◆○○さんが靴を盗ったと言う。家族が本人に靴を見せると、○○さんが新しい靴を持って帰り、古い靴を持って来た。自分の靴ではないと言う。月に2〜3回あり「ときどきある」を選択。家族は説明するのにストレスを感じている。 ●例4-1-2◆お金や大事な物を置いた場所を忘れて、息子が盗ったと言う。月2〜3回あり「ときどきある」を選択。家族はその都度探している。 ●例4-1-3◆家に泥棒が入ってお金を盗られたので、警察に電話をするように家族にしつこく言う。週に2〜3回あり「ある」を選択。家族が納得させるのに手間を要しストレスとなっている。 ●例4-1-3◆食べ物に毒が入っていると言い、食事を拒否する。週1〜2回あり「ある」を選択。家族が納得させるのに手間を要している。 ●例4-1-3◆箪笥の引出しを開けたり閉めたりし、盗られると言って枕や布団で箪笥を囲っている。毎日あり「ある」を選択。 ●例4-1-3◆朝6時ごろに朝食を食べているのに、家族が7時ごろに食事をしていたら、自分だけ食べさせてくれないと言うことが週に2回はある。「ある」を選択。 ●例4-2-2◆家族が注意すると、家族がいじめると近所に言い回る。月1〜2回ある。「ときどきある」を選択。家族はストレスを感じている。 ●例4-2-3◆「昨夜12時ごろに医者から電話があり、迎えに来てくれる」や「○○先生と○○先生が往診に来てくれる」、「ごはんを食べたらあかんと医者が言っていた」など事実と異なる話を夕方になると毎日のようにする。「ある」を選択。 ●例4-2-3◆毎日、着る物を盗られたと他の入所者に言うので入所者が混乱する事が週に1回はある。「ある」を選択。 ●例4-3-2◆他の入院患者が近づいたり、体に触れたりすると、急に興奮して大きな声を出して怒る。月に1〜2回ある。看護師が落ち着くまで見守りや声かけをしている。「ときどきある」を選択。 ●例4-3-3◆嫁の姿が見えないと、不安になり「お母さん、お母さん」と探し回り、帰ってくると泣き出すことが1日に1〜2回ある。「ある」を選択。 ●例4-3-3◆食事をしようと食卓に着いた時に食事の準備ができていなかったり、自分が物を置こうとする場所に物が置いてあったりすると、怒って置いてある物や新聞等を投げる。ほぼ毎日1回はあるので「ある」を選択。 ●例4-3-3◆性格が変わってしまい怒ることが多くなった。孫が廊下を通れないので退いて欲しいと言ったことや、大きな声で歌うので止めるように言うと大声で怒り出す。毎日ぐらいあるので「ある」を選択。 ●例4-4-2◆月に1〜2回眠れなくて、長時間詰所に来たり、ホールで座っていたりする。そのため疲労や眠気があり、食事の時しか起きてこない。「ときどきある」を選択。 ●例4-4-3◆安定剤を飲んでも効かず、朝の4時頃まで眠れない。昼間しんどくて何もできない日が週に3日ぐらいあり、転倒予防教室も月に1回しか行けていない。「ある」を選択。 ●例4-4-3◆本人は昼間に良く眠り、夜中の2時頃になると家族を呼びつけ、苦しいとか腹痛等を訴える。ほぼ毎日あり、「ある」を選択。家族が夜間交代で付き添っているが睡眠不足で困っている。 ●例4-4-3◆夜早く眠るので、夜中に目が覚めてしまい眠れず、部屋の中でゴソゴソしている。昼間、自宅にいてもデイサービスでも、椅子に座ったまま長時間眠っている。ほぼ毎日あり「ある」を選択。 ●例4-5-3◆「今日は何月何日か」、「何曜日か」「通院の日はいつか」「デイサービスに行く日はいつか」と何度も繰り返し聞く。毎日あり、「ある」を選択。妻は腹が立つほど何度も聞かれると言う。 ●例4-5-3◆高校に行っていた時のことや野球をしていたことを1日に何回も家族に話す。調査時も30分間に3回ぐらい聞かされた。「ある」を選択。聞かないと怒るので、家族がストレスになっている。 ●例4-5-3◆嫁と顔を合わせるたびに昔の自慢話が始まる。1日に何度も聞かされ、嫁はストレスが溜まるので顔を合わせないようにしているが、毎日何回もあり、「ある」を選択。 ●例4-6-3◆妻の姿が見えないと大声で呼び続ける。ほぼ毎日あり、「ある」を選択。周囲の迷惑になるので常に誰かがそばに付いており、介護の負担となっている。 ●例4-6-3◆毎日、午前中は玄関先で小学校の校歌などを大声で歌い続ける。近所の迷惑になっており、「ある」を選択。 ●例4-7-2◆妻の介護の仕方が悪いと言い、妻がオムツを換えようとしても換えさせない。月に1〜2回あり、「ときどきある」を選択。寝巻きやシーツまで濡れてしまい困っている。 ●例4-7-3◆いくら入浴を勧めても風呂には入らない。2ヶ月間入浴していない。仕方なく妻が本人の機嫌が良い時に体を拭いているが、拒否するため毎日は拭けないので尿臭がある。「ある」を選択。 ●例4-8-1◆夕方になると「家に帰る」と言っていたが、安定剤を服用するようになってからはない。 ●例4-8-2◆自宅にいるが、ほぼ毎日夕方になると生家に帰ると言う。止めても家から出て行くことが月に2回ほどあり、「ときどきある」を選択。その度に家族がなだめており、介護の手間となっている。 ●例4-8-3◆施設にいるが、夕方になると自宅に帰ると言って荷物をまとめて、部屋から出てウロウロすることがほぼ毎日り、「ある」を選択。介護者が納得させるのに手間となっている。 ●例4-8-3◆夕方になると家に帰りたいと言って施設内をウロウロすることが週に1〜2回ある。「ある」を選択。介護者が玄関や外まで連れて行き、今日は帰れないと説明している。 ●例4-9-2◆朝、仕事に行くと言って家から出て行こうとする。月に2〜3回あり、「ときどきある」を選択。妻が「今日、仕事は休み」と言い聞かせても何度も家から出て行くので対応に困っている。 ●例4-9-3◆歩行が不安定なのに、1日2〜3回外に出ようとするため「ある」を選択。家族が常に出ていかないように見守りをしている。 ●例4-10-2◆ゴミ捨て場に行き、空き缶や空き瓶を拾ってくる。月2回程度あり、「ときどきある」を選択。集めた瓶や缶が溜まると、家族が捨てに行っている。 ●例4-10-2◆散歩の度に石を拾ってくる。家族が一緒に散歩するようになり減少したが、月に2〜3回は石を家に持って帰る。「ときどきある」を選択。たまると家族が捨てている。 ●例4-10-2◆どこから抜いてきたのか、大根が玄関に積み上げてあった。2週間前にも1回あり、「ときどきある」を選択 ●例4-10-3◆トイレに行く度にトイレットペーパーをまるめて自分の部屋に持ち帰る。注意しても毎日あり、「ある」を選択。 ●例4-11-2◆ハサミを隠していても、探し出して衣類をハサミで切ってしまう。月に2〜3回あり、「ときどきある」を選択。 ●例4-11-3◆まだ着られる下着をハサミで切って、腰に巻いている。家族がハサミを隠していても探し出す。週に1回はあり、「ある」を選択。 ●例4-12-2◆通帳や印鑑、保険証などのしまった場所を忘れてしまい探し回る。月に2〜3回あり、「ときどきある」を選択。その度に家族も一緒に探している。 ●例4-12-2◆嫁が外で用事をしている間に炊飯器の中へコメだけを入れてスイッチを入れる。嫁がにおいがするので気づき、後始末をする。1か月前と2週間前にもあったので「ときどきある」を選択。 ●例4-12-3◆できるだけ煮たきしない物を買ってきて食べるようにしているがガスコンロの消し忘れがあり、月に4個ほど焦がした鍋が置いてある。「ある」を選択。 ●例4-12-3◆ほぼ毎日、家の玄関の鍵がない、カバンがないと探している。家族が捜すと玄関の鍵をさしたままで忘れていることが週の半分はある。「ある」を選択。 ●例4-12-3◆財布や大事な物の置き場所を忘れて、なくなったと家族を巻き込んで探しまわる。週に1〜2回あり、「ある」を選択。 ●例4-12-3◆食事をしたことを忘れて何度も食事を要求することがほぼ毎日1回はあるので「ある」を選択。本人に納得するように説明している。納得しない時はおやつを食べさせている。 ●例4-12-3◆日常の動作(立つ、座る、手を上げるなど)を忘れてしまい、指示しても動作ができない。毎日あり、「ある」を選択。 ●例4-12-3◆入浴したことを忘れ1日に3回入ったり、一度も入らない日もある。食事もしたことを忘れて食べたり食べなかったりする。ほぼ毎日あるので「ある」を選択。 ●例4-13-2◆壁に向かって、意味不明なことを言っていることが月に2〜3回ある。「ときどきある」を選択。 ●例4-13-3◆突然大きな声で一人笑いをすることがある。夕方から眠るまでの間に多く、週の半分ぐらいあり、「ある」を選択。 ●例4-15-3◆失語症があり、質問に対して全く関係ない話を続け、会話が成立しない。調査時も同じ質問を5回ぐらいしないと答えず、違う話をしていた。毎日あり、「ある」を選択。 ●例4-15-3◆話題を次々に変えたり、聞いたことに答えず、子どものころの話が続き会話が成り立たない。毎日あり、「ある」を選択。 ●例5-1-2◆嫁が薬を管理し、1日2回薬を掌にのせて飲むように声かけをしている。「一部介助」を選択。 ●例5-1-2◆家族が薬を管理し、1日3回服薬ごとに薬を手元に用意している。「一部介助」を選択。 ●例5-1-2◆朝夕薬を飲んでいる。看護師が服用時間に薬を渡せば飲めるが、薬を落とすことがあるので確認もしている。「一部介助」を選択。 ●例5-1-2◆入院中で看護師が1日3回、服用時間に薬を渡しており、「一部介助」を選択。 ●例5-1-3◆寝たままで、嫁が薬を口に入れている。水は嫁が手元に用意し、ストローで自分で飲んでいる。「全介助」を選択。 ●例5-1-3◆胃ろうを造設しており、妻が薬を水に溶いて胃ろうから注入している。「全介助」を選択。 ●例5-1-3◆認知症があり、介護者が薬を口の中に入れ、水を飲ませて飲み込むのを確認している。「全介助」を選択。 ●例5-2-2◆妻が管理している。妻から小遣い程度のお金をもらい、近くの店に買物に行く。「一部介助」を選択。 ●例5-2-3◆計算能力はあると思われるが、現在、入所中で自分でお金を使う機会がない、家族が管理を行っているため「全介助」を選択。 ●例5-2-3◆財布を置いた場所を忘れてしまうようになり、夫が全て管理している。 ●例5-2-3◆常時臥床状態のため、妻が全て管理している。 ●例5-3-2◆テレビ番組や着る服の選択はできるが、老人会の行事は自分で決められず、家族に勧められて参加しているので「特別な場合を除いてできる」を選択。 ●例5-3-2◆食べたい物は自分で買っていることから日常的なことは決定ができているが、冠婚葬祭の式事の出席は家族が検討しており、「特別な場合を除いてできる」を選択。 ●例5-3-3◆たまに食事は「いらない」と言うことはあるが、日常的に意思決定をすることはほとんどないので、「日常的に困難」を選択。 ●例5-3-3◆自分から話すことは少なく、意思決定がほとんどできないが、見たいテレビ番組をたまに妻に言うので「日常的に困難」を選択。 ●例5-3-4◆意識障害があり、意思決定は全くできない。「できない」を選択。 ●例5-3-4◆重い意識障害があり発語は全くなく、意思決定はできない。「できない」を選択。 ●例5-5-4◆近くの店で自分の好きなラーメンと菓子のみ買って来る。食材や日用品はほとんど家族が買っており、「全介助」を選択。 ●例5-5-4◆週に1回は町内の店で自分の好きな食べ物を買ってきているが、食材等は家族が買っており、「全介助」を選択。 ●例5-5-4◆食材や日用品等の買物は娘が行っており、「全介助」を選択。 ●例5-5-4◆買物をする能力はあるが、入院中で日用品等は妻が買物をしており、「全介助」を選択。 ●例5-6-1◆「介助されていない」を選択。柔らかいご飯を炊くため、自分の分だけは自分で炊飯している。副食は娘が調理している。 ●例5-6-1◆入院中で点滴のみで、調理の介助は受けていないため、「介助されていない」を選択。 ●例5-6-3◆グループホームでの調理は積極的に手伝っている。野菜の皮むきや食材を切ったり、味付けなどをしている。「一部介助」を選択。 ●例5-6-3◆娘が週に3回は来て米を洗い炊飯器にセットしている。本人はスイッチを入れて炊けたら容器に小分けして冷蔵庫に入れて2日で食べている。副食は娘が作って持ってきており、本人は電子レンジで温めて食べている。「一部介助」 ●例5-6-4◆簡単な調理を行う能力はあるが、入院中で、病院の調理員が行っているので「全介助」を選択。 ●例5-6-4◆経管栄養で注入食のみを投与されているが、妻が注入食を温めたりの介助は行っている。「全介助」を選択。 ●例5-6-4◆現在、入院中で調理員が調理を行っているので、「全介助」を選択。 ●例5-6-4◆現在、入所中で施設職員が調理を行っているということで、「全介助」を選択。 ●例5-6-4◆調理は全く行っておらず、毎食、家族が調理を行っている。「全介助」を選択。 ●例6-1-2◆嚥下障害があり、毎日抹消からの点滴が医師の指示に基づき、看護師により行われている。 ●例6-2-2◆経口摂取ができず、中心静脈栄養を医師の指示に基づき看護師によって実施されている。「ある」を選択。 ●例6-5-2◆在宅酸素療法を受けており、自分でも毎日血中酸素濃度を測定し、2週間に1回受診し、医師の指導を受けている。「ある」を選択。 ●例6-5-2◆在宅酸素療法を受けており、訪問看護師により週1回血中酸素濃度等の管理がされている。「ある」を選択。 ●例6-6-2◆人工呼吸器を装着しており、訪問看護ステーションの看護師が週に3回呼吸器の管理を行っている。 ●例6-7-2◆気管切開が行われており、カニューレの交換や開口部の消毒を訪問看護師により週1回行われている。「ある」を選択。 ●例6-8-2◆ガンの末期でモルヒネの座薬を使っている。2週間に1回は受診し医師の指導を受けている。「ある」を選択。 ●例6-9-2◆胃ろうを造設しており、看護師が週に1回訪問して管理をおこなっている。 ●例6-11-2◆左外踝部に直径1cmの表皮剥離の状態の褥瘡があり、週2回訪問看護師により処置が行われている。「ある」を選択。 ●例6-12-2◆自宅で自己間欠導尿を行っており、訪問看護師が週1回状況を尋ね、管理を行っている。「ある」を選択。 ●例6-12-2◆尿カテーテルを留置しており、医師の指示により週2回訪問看護師による管理が行われ、週2回膀胱洗浄を受けている。「ある」を選択。 ●例7-1-2◆左足に軽い麻痺があるが、週に1回はバスに乗って外出ができているので「J1」を選択。 ●例7-1-3◆両下肢に加齢による筋力低下があり、杖で歩行しているが、近所の店に週2回買物に出かけているので、「J2」を選択。 ●例7-1-4◆近所に外出する時も介助が必要で、日中はほとんどベッドから離れて生活する。「A1」を選択。 ●例7-1-4◆食事、排泄、着替えは概ね自分で行い、介助者がいれば週に2回は外出している。「A1」を選択。 ●例7-1-4◆日常生活は概ね自立しているが、介助により週1回は外出し、日中はほとんどベッドから離れて生活する。「A1」を選択。 ●例7-1-5◆食事、排泄(ポータブルトイレ)着替えはおおむね自分で行うが、介護者がいてもまれにしか外出しない。「A2」を選択。 ●例7-1-5◆日中は寝たり起きたりの生活で、外出は通院のみで、夫の介護で月1〜2回出かけている。「A2」を選択。 ●例7-1-5◆入院中でベッド上の生活ではあるが、リハビリでは杖歩行の訓練をしており、病棟では歩行器でトイレまでの移動はできるようになっている。食事や排泄、着替えは自分で行っている。「A2」を選択。 ●例7-1-6◆介助なしで車いすに移乗し、排泄はトイレで行う。着替えは部分的に介助を受けている。「B1」を選択。 ●例7-1-6◆排泄着替えは部分的に介助が必要であるが、介助なしで車いすに移乗できている。「B1」を選択。 ●例7-1-7◆介助され車いすに移乗し、排泄や着替えに部分的介助が必要なため、「B2」を選択。 ●例7-1-7◆排泄や着替えは部分的に介助を受けているが、食事は自分で食べている。週に3回は車いすに介助で移乗し、デイサービスに行っている。「B2」を選択。 ●例7-1-8◆食事、排泄、着脱に介助が必要で、1日中ベッドで過す。自分で寝返りはできるので、「C1」を選択。 ●例7-1-9◆意識障害があり、自分で寝返りをうつこともなく、ベッド上で常時臥床している。「C2」を選択。 ●例7-1-9◆自分で寝返りをうつこともなく、ベッド上で常時臥床している。排泄、食事、着替えにおいても介助を要する。「C2」を選択。 ●例7-2-2◆「T」を選択。月や日を忘れやすくなっており、何らかの認知症はある。日常生活はほぼ自立している。 ●例7-2-2◆「T」を選択。息子家族とは別棟で、一人で生活できているが、部屋の中は片付いておらず、ごみの片付けもできていない。息子家族の援助が必要な状態になっている。 ●例7-2-3◆買い物や金銭管理でミスが目立つようになっているため「Ua」を選択。 ●例7-2-4◆服薬の管理ができず、電話の対応や訪問者の対応ができないため「Ub」を選択。 ●例7-2-4◆薬の管理にミスがあり、鍵やかばんを置いた所をよく忘れている。電話や訪問者の対応はできない。「Ub」を選択。 ●例7-2-5◆食事の再要求やトイレの場所が分からなくなることがある。着替えや排泄に介助が必要になっている。「Va」を選択。 ●例7-2-5◆箪笥の引き出しを開けたり閉めたりの動作を繰り返すことがあり、着替えや排泄に介助が必要になっている。「Va」を選択。 ●例7-2-6◆作話や介護に抵抗があり、意思疎通の困難さがある。着替えや排泄が上手にできず日中や夜間にも排泄の見守りをしている「Vb」を選択。 ●例7-2-8◆意識障害があり全く意思疎通ができず、認知症の有無の確認ができない。「M」を選択。