撮影ワンポイントアドバイス
晴れの日の撮影 1.晴れた日の日中は明暗の差がリバーサルフィルムのラチチュ−ド(5EV)をはるかに超えるため、シャドー部の割合に注意して撮影する。(肉眼ではシャドー部分が見えていても写真に撮ると真っ黒けになって重たい写真になってしまう) 2.日中は逆光撮影になりがちのためレンズに太陽光があたらないようにハレーションに注意する。(ハレーションが起こるとシャドー部分の締りがなくなる) 3.スポット測光の出来るカメラではハイライト部分を測光して2〜2.5EV値出た目に足した露出値で撮る。(あくまでも参考値である。) 4.出来ればワンシーン段階露光で3コマは撮りたい。(リバーサルでは0.3〜0.5EVの範囲で撮る) 5.被写体の一番良いところを一番いいアングルで撮る。その為にはカメラマンが動き回っていい角度・場所を見つけることである。 6.一眼レフカメラでは特にズームレンズの画角に頼ることなく動き回ること。ズームは最終の微調整程度にとどめる。(画角はあくまでもカメラマン自身が決めるものである。)
曇りの日の撮影 1.曇りの日は晴れの日と違い明暗の差がなくフラットな写真になりがちである。その為霧や雲などの変化のない日では特に範囲を絞って撮ったほうがよい。(被写体に接近して撮るつもりでちょうどよいかも) 2.曇りの日の撮影で注意したいことに出来るだけ出た目よりも露出オーバー気味に撮影すること。そのほうがいい結果になることが多い。紅葉や花の撮影には良い。
雨の日の撮影 1.雨の日はカメラが濡れないようにするのが先決。晴天の日と違ったしっとりとした写真が撮れる。狙いを絞り込まないと、逆に難しく何も撮れなくなる。 2.曇りの日と同じ様に、出来るだけ範囲を絞り込んだほうがよい。特に紅葉や花、水辺の撮影には良いようである。
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