Aprilia CLASSIC50




2003年 10月上旬、手元にバイクが来た。初めて見る本物のClassic50。
予想以上に大きい。運送会社の方も「これホントに50??」って。そのくらい大きい。
さっそく各部チェック! いろいろと整備しなければならない所が…



不具合箇所

クラッチケーブル オークションの段階から分かっていた事。中古ですがスペアが付いてきました。 初めてバイクにさわったのですが、今までに車をいじくってたのでそれに比べればもう… あっさりと交換完了。 これだけで格安で買えたのかな??
バッテリー これもオークションの段階から分かっていた事。前もって購入しておきました。 ちなみに型番は…
ユアサバッテリー YT4L−BS だったと思う…違ってたら連絡下さい。
フロントブレーキバッド 全くありませんでした。急いでオークションチェック!(笑) 新品があったので購入しました。 交換方法は車と全く同じ。何をやっても楽々でいいです。さすが原付!
ヘッドライト レンズの中が曇って真っ白! ばらして拭いておきました。
メーターイルミ バルブ切れで点灯せず。近くのバイク屋さんで購入して交換。
ギヤオイル 抜いてビックリ! 思いっきり濁ってました。大丈夫か?このミッション…


いよいよ初走行

整備も出来てナンバーも取得。保険にも入って準備完了。いよいよ初走行です。チョークを引いてセルON! あっさりとエンジン始動。車体はデカイがエンジン音はやはり原付。
今までにバイクのミッションどころか普通の原付スクーターにも乗ったことがなかったのでちょっと緊張。しかも国道沿いの車庫から! 車は走ってるし… 大丈夫か? エンジンを吹かし、恐る恐るクラッチを離していく。車体が少しずつ動く。そのままジワーっと離していくとスーッと走りだした。超感動!! 未知の世界へLet’s Go!!って感じ。初めはエンストするかと思ったが一発で発進出来た。(その後はエンストしまくりだが…)
とりあえず発進の練習がしたかったので車通りのない旧道が近くにあるのでそこへ移動。ここは全く車が通らない練習には最適な場所。あまりにも車が通らないのでちょっと荒れてきているが… しばらくここで発進の練習。低速トルクが細く、クラッチ操作が結構シビア。その後はシフトアップ、シフトダウン。ちょっと慣れてきたかな?

練習はこのくらいにして公道へ行ってみよう! しかし、いざ走ってみるとやっぱり怖いし戸惑う。一番戸惑ったのが右折。車では何てことない事だがバイクだと「車道の真ん中なんて行ってもいいのか?」と思ってしまう。俺だけなのか??
走っていても後ろの車が気になる。追い越されるときも怖い。自転車ならあっさりと抜いて行かれるがバイクだとしばらく並走する時間がある。この時間が非常に怖い。トラックならなおさら。吸い込まれそう。誰だ、こんな法定速度決めたの!非常に危険じゃないか! 原付も車と同じ速度にするべきだと真剣に思った。(後で調べてみるとこんな法定速度の国って日本以外ほとんど無いらしい。ごく一部の国だけみたい。なんで日本ってこうなんだろう…)

シフトアップのタイミングもよく分からなかった。タコメータが付いていればだいたい分かるけどそんな便利なものは付いていない。感覚でシフト操作しなければならない。初めてのバイクであまり回さずに走っていたが少し慣れてきた所で回してみると、「なんじゃこりゃ!」って感じ。途中の回転域から急激に加速する!非常に気持ちのいい加速。50ccの原付でこれだけの車体を引っ張って行くとは… これが2Stの加速か〜。マグナにしてたらこの加速は味わえなかったんだろうな〜。確かにいろんなパーツは少ないけど全然OKって感じ。平坦な道なら軽く70Km位に達してしまう。(ネズミ捕りが心配。でも今まで2回やっていたが大丈夫でした。大きいので原付とは思われなかった?)まあ、のんびりゆったり走りましょう。(笑)


ツーリングに行くぞ!

結構慣れてきて普通に走れるようになってきた。こうなるとやっぱり何処かへ行ってみたい。で、行った所は姫路。いきなり200Kmのロングラン。ちょっと心配でしたが全然楽々。最高に気持ちいい♪ なんでもっと早くバイクを買わなかったんだろう。10月という事で結構風は冷たく、帰りは夜でかなり寒かった。途中にたいこ弁当があったのでラーメンを食べて帰ってきました。今度から防寒はしっかりとしよう。
その後は鳥取、丹後半島一周などいろんな所へ行きました。しかもバイク購入後1ヶ月で。走行距離も1000Km以上走ってます。でも、もうすぐ雪が降る季節。そろそろ冬支度です。来年の春までおとなしくしてましょう。