<ジャマイカの食堂の赤飯セットはうまかった>
なにせジャマイカと言えばレゲェしか頭になかったわたしたちは、ジャマイカでさえ中華料理屋に飛び込む始末。朝ごはんにかろうじて、泊まっていたホテルのレストランで、ジャマイカっぽい料理、“アキーアンドソルトフィッシュ”という名物料理を食べたのだけどこれがまた結構おいしい。ソルトフィッシュは干しだらみたいで珍味です。アキーっていうのは、ジャマイカ特産の果物(?)で、オレンジ色の大きないちぢくみたいなんだけど、これをこのまま食べると死んじゃうらしい。熟れて落ちて、パックリ口を開けて、中のでかい黒い種が見えたら食べてもいいんだって。味は・・よくわかんない。それをさっと炒めたのが『アキー&ソルトフィッシュ』それと焼きバナナ。え?青菜の炒めたみたいなのもありました。それにトースト&コーヒー。コーヒーは、めちゃおいしい。さすがブルーマウンテンのお膝下だい!ってかんじで。それがまた外国はこれがいいのですが、コーヒーは飲み放題なんですよね。コーヒー好きにはベリーグッドなシステムです。 ジャマイカではモンテゴベイとキングストン、オチョ・リオス と廻ったのですが、モンテゴベイではホテルの隣の中華料理屋、キングストンではケンタッキーフライドチキン、オチョ・リオスでは中華料理屋とピザ屋、ジャマイカなのに何でって言う食生活。というんで(でもないけれど)モンテゴベイからレンタカーを借りて夕日を観にネグリルの夕陽見物で有名な「リックスカフェ」へ向かう途中どっかでご飯食べようと探していたところ、(これがなかなかないんだけど)小さい建物の前にレストランと書いてあった(と思う)看板をみつけ、車をすべりこませ中をのぞいた。中は左半分が食堂、そして右半分は工場のようになっていて何人かがミシンかけをしていた。食堂の入り口に小さい黒板が立て掛けてあって、本日のメニューがチョークで書いてあるというほんとに町の食堂みたいなところ。黒板にあるチキンをたのんでしばし待つ、チキンを焼いてる音がして覗いたら、食堂のねぇさんは茶色の箱を取り出してそこへ直にごはんをいれた。赤いご飯だ。そこに焼き上がったチキンをのせてできあがり。野菜も少し入ってたかなぁ。忘れましたが。「ビールちょうだい」というと冷たいのか?とたづねられた。ジャマイカの人は冷やしてないのも飲むのかしら。冷えたビールと赤飯セット、これがうまい。赤いご飯はまさしく日本の赤飯でした。
表で食べていると子供なんかが出て来て、珍しそうに我々のことを眺めているし、写真を撮ったらお金ちょうだいと手を出す。それをまた子供の言い値を半額に値切ったりして。彼らもお金がほしい訳じゃなくて、遊びみたいだし。そのうち大きいお兄ちゃんまで出て来て、その小さい子供を指して「こいつをガイドに連れて行かないか、」なんて言い出したりするのをていねいにお断りしてネグリルへと出発したのでありました。
<旅の記録1992.6.;同行者:S>