平成14年8月31日、陸上自衛隊・畑岡地区演習場にて開催されました、陸上自衛隊・富士総合火力演習を見学してきました。迫力あるシーンを御覧ください。
なお、このホームページは、一般には公開されておりません。
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<その他、90式戦車の発砲シーン>
<203mm自走榴弾砲>
陸上自衛隊最大の火砲です。最大射程距離は、30kmにもなります。
地上の戦車などを攻撃する対戦車ヘリ・AH1Sです。
長年に渡り活躍してきましたが、新型の攻撃ヘリの採用が決まったようです。
(Ah-64 Apache)近々新型攻撃ヘリが見学出来るかも知れません。
写真左は、搭載されている20mm機関砲の射撃シーンです。
写真右は、対戦車ミサイル(TOW)の発射シーンです。
主に90式戦車と行動を共にし、90式戦車の作戦行動を支援します。
搭載されている火砲(35mm機関砲)は、連射が可能で、破壊力も侮れません。
乗員の安全性を考慮し、フロントエンジンを採用しています。
<74式戦車の発砲>
90式戦車が採用されるまでは、陸上自衛隊の主力戦車だった74式戦車は、現在も全国に配備されています。
砲安定装置など最新の装備を持ち、射撃性能も優秀ですが、動力性能は90式の方が、かなり優れています。(後退速度など、まったく問題になりません)
左の写真では、発射の瞬間を捉え、砲弾が飛び出す瞬間が写っています。
<90式戦車の発砲>
一度でも見学に行かれた方は御存知だと思いますが、火砲の発砲時の炎は、ほんの一瞬です。
通常のカメラでは、発砲シーンの撮影は非常に困難ですが、1秒間に10コマの連写を誇るEOS−1nRSだからこそ撮影できた、非常に迫力のある発砲シーンです。(つまり、撮影者の腕は関係ないということ?)
この一瞬の撮影のために、現地へ赴いたといっても過言ではありません!
90式戦車の主砲は、国産の120mm滑腔砲(かっこうほう)でドイツ・ラインメタル社からライセンス供与を受けて生産されています。
この滑腔砲は、一般の火砲のような砲身内のライフリングがなく、単なる筒の中を火薬の威力で『矢』のような砲弾を発射するようになっています。
今回の使用機材
<カメラ>
CANON EOS D60
CANON EOS−1nRS
OLYMPUS E−1OORS
<レンズ>
CANON EF35−350mm F3.5-5.6L USM
CANON EF50mm  F1.4 USM
CANON EF100mm F2 USM
SIGMA APO 170-500mm F5-6.3 ASPHERICAL RF
<74式戦車>
<90式戦車>
<89式装甲戦闘車>
<対戦車ヘリ・AH1S(コブラ)>
<特科火砲>
これらの火砲は、主に後方からの支援射撃を行います。
99式自走155mmりゅう弾砲
師団特科連隊などに配備され近接戦闘部隊を支援します。
<航空機>
偵察や、特科火砲の着弾点観測の為のヘリです。
偵察だけでなく、自衛のための攻撃装備も可能で、対空ミサイル等の装備が可能です。
運動性能も抜群で、見学者の目前を『これでもか!』と言わんばかりにアクロバット飛行を行います。
車両・兵員・物資の輸送を行う、輸送ヘリです。空挺師団の自由落下の時も、このヘリから降下してきます。
写真は、120mm迫撃砲とジープを運んでいるシーンですが、陸上近くに降下してきたら、すごい砂埃で、目を開けることが出来なくなります。
75式自走155mmりゅう弾砲
99式の前の自走榴弾砲です。
最大射程距離は19kmです。
96式多目的誘導弾システムMPMS(Multi-Purpose Missile System)愛称は96マルチ
光ファイバTVM赤外線画像誘導方式の最新型誘導弾です。
光ファイバー有線誘導式ミサイルは他国でも開発が行われていますが、現時点で実用化に成功し、配備されているのは96式多目的誘導弾システムだけという、世界に誇れる装備です。
発射時は、ロケットを圧縮空気の力で空中に放射し、空中でロケットに点火します。
この発射システムは画期的で、従来のように発射台上で点火すると、ロケットの発射時の炎が、搭載車両に吹きかかるので危険であるため、設置や発射方向にかなりの制限があったそうです。
一発でフリゲート艦を撃破するような大型ミサイルには使用できないので、戦車・小型舟艇向けのロケット弾専用でしょうか。
この96式多目的誘導弾は、目標直前で上空にホップアップして、戦車や舟艇の装甲の薄い上部より目標を確実に破壊します。
こういった火砲は、操作する兵員が目的まで誘導しますので、全弾命中します。

見学者の中には、自分が勘違いしていた目標を誘導弾が通過してゆくと『おー!はずした!』と絶叫する人がいますが、レンズを通して見ていると全弾命中している事が良くわかります。間違いなく『全弾命中!』です。
(少なくとも、4年連続で見学しましたが、はずしたのを見たことがないです。)
隊員の練度が、とても高い事が良くわかります。
<その他の火砲>
誘導弾、無反動砲、小銃など。
偵察部隊(オートバイ)の兵装
当日、会場前を警備してました。
顔が写っているものもありましたが、肖像権の問題もありますので、背後から撮影したものを掲載しました。(笑)
小銃は、89式5.56mm小銃です。
バイクで走りながら射撃したり、ジャンプしたりします。

昨年までは、忍者のようにバイクの片側に身を寄せて会場前を走行する『見せ場』がありましたが、今年はなかったです。

84式無反動砲の射撃状態の展示
会場前で、実際の射撃は行いませんが、射撃に至るまでの状況を展示します。

無反動砲は、発射時の衝撃から兵員の負担を軽減する為に後方へガスを射出するので、観客席直前での発射は大変危険なのです。
同じ理由で、ロケット弾・ミサイルなどの火砲も、観客席前では発射直前までの展示を行い、実際に発射するのは前方の所定の位置からということになります。

富士川SAより
当日は、とても天気がよく、帰りの富士川SAから、こんなに綺麗な富士山が見えました。

来年も絶対行くぞ!

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<戦車の火砲の衝撃波>
初めての見学した時(99年)発射時の衝撃波には、さすがに驚きました。小さな子供は驚いて泣いてましたね。すさまじい轟音と同時に、全身を何かで叩かれるような感じです。(今でも最初の1発目の発砲時には驚きます。)
<観測ヘリ・OH−1>
<輸送ヘリ・CH−47J>
20mm機関砲の射撃シーンで、アニメーションを作成してみました。

見やすくする為に、各コマの表示時間を、実際の映像より、『長め』に設定してあります。
(実際のローターの回転がこんなに遅いと、墜落します。)
この写真は2001年度・総合火力演習撮影データから作成しました。
(カメラは、OLYMPUS CAMEDIA E−100ES)

  
平成14年・富士総合火力演習
※一部、14年以前のデータも使用しております。