1978年3月(その3)

1978年は四畳半の石津から、会社近くの次屋に居を構えて数年。部屋は6畳と4畳半の畳の部屋、
それに4畳半のキッチンで風呂はなし。風呂は近くの銭湯へ行っていた。




(1987年)3月の後半の日曜日の事でした。

No さんが昼過ぎに、勤務を終えた、いうて事務所に遊びにきんしゃったとですよ。

今日は運動会やった、ああ疲れた、いうてここで昼寝しはりまして。

今、事務局はガスストーブたいていますんや。ぬくいでっせ。

Ta さんもいつもストーブの前でねてはりまっせ。この日も Ta さん夜来はりましてな。

この二人会わせたら必ず出る話がおまんのや。

No さんも好きな人やから、この前あっち行った、こっち行った、延長や、W やいうてお互い話してはりました。

それで、Ta さんも No さんと会うと、ニューヨーク連れていけ、

ハワイ連れていけ、青龍や、ワイキキや、グァムや、いうて賑やかでっせ。

No さんによるとニューヨークがええ、あそこは最近手入れうけたくらいやから、

いうて推薦してはりました。

それはそうと、その夜は、腹減ったなぁ、何か作ろうか、すき焼きしようか、

いやギョウザ食いたい、作るのめんどい、Ta さん車でどっか行こうか、イヤわしもビール飲みたい、

じゃタクシーやなとなって、三人で寿司食って、炉端焼き食って、満腹、満腹。

勘定はあんたら出しなはれと Ta さん。それでも2千円出してくれました。

そして、Ta さんその日は泊まって、あくる日、月曜日 Ta さん休み、わたし仕事、

しかも堺の方まで電車で行く様になっとって、車で堺まで送ったるといってくれて、

ほんまありがと。そして車に乗ったとですよ。車ん中には本がおいてあって、

彼って意外と読書家ですなぁ。僕んところ来る時いつも本持ってきんしゃるし、

「商人の胃袋」とか「発想の転換法」とかこの頃読んではったけどなぁ。

それで、あんさんあの本読んだか、と聞いたら、読んだ言うてはりました。

なかなかの読書家でんな。もっとも、本の様にうまいぐわいにいったらなぁ、とも言ってはりました。

わても実感でんな。そんなわけで、無事堺までつきました。

ほんにありがとう。みんなも気張って働きや。


当時、近畿在は Mo 、Ta 、Be 、No 、Na の5人だったかな?みんなそれぞれの会社勤めが忙しく、
私は月曜から金曜まで泊まり込み出張で家を空けることが多かった。


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