8月1日(金) 天気:曇り一時小雨 最高気温:26度ぐらい

 午前8時頃起床。暑そうな気配は全く無く、雲が立ち込めていまにも雨が降り出しそうな天気模様。朝食を食べて午前9時前に出発。
近くのセブンイレブンでロックアイス2袋とポカリスェット1リットル・1本、さらにやっちぉが美味しい水1本を買って昨日買ったビールも含めてクーラーボックスにそれぞればらして詰め自動車で会場へ向かう。むそーさん宅から会場へは約10分という近さ。今年は3日間と
も駐車券を購入済なので安心である。
今年はまだ梅雨明けもなく肌寒い日々が続いているのもあって、例年のこの時期にみられる海水浴客は皆無状態になっている。
JR○田駅からひたちなか海浜公園までは広い道1本で結ばれている。その道に出て会場方面へ向かうと駐車場待ちの列にぶつか
った。そのうえ、小雨が降り出して嫌な予感がした。多少の混雑で会場付近の広大な空地を駐車場にした第2駐車場へ駐車。
警備会社も警備員の配置もほぼ昨年と同じ顔ぶれである。駐車場から入場ゲートへは大きな交差点を渡るのだが、ゲート近くに発着
するバス乗降の関係なのか順路が複雑で、さらに鉄製のポールと鎖(チェン)により柵で一部順路が塞がっていて感じ悪かった。
今年は全体的に係員の配置等、細部のケアに怠りがあるのか。。。

 午前10時が開場であるが、入場ゲートはすでに開場していた。ゲートでチケットとリストバンド(灰色)とネックレスパンフを受け取り、
GLASSステージへ向かう。今年は飲食屋台が道沿いに増えていた。GLASSステージには次々と人が集まっていた。早速、シート
ゾーン内のステージ正面付近にシートを広げた。少し休憩して、やっちぉは鼻炎カプセル1粒を水で飲用。荷物を置いてグッズ売り場
へ向かった。
                         
10時10分頃 GLASSステージ内にて撮影         10時20分頃 1日目のシート敷き場所よりステージを撮影

 昨年はGLASSステージ入口を入ってすぐのステージとの間にあったオフィシャル・グッズ売場は、かなりの混雑になる教訓からか
DJブース後方に移動していた。また、まわりを取り囲んでいた飲食屋台はさらに奥の林の中に移動していた。DJブースには朝から
大勢の人が集まり楽しんでいた。というか、毎年大きくなってないか?DJブース(汗)。そのうちにDJブースのステージが出来そうな
勢いである。二人とも1日目に出演するO.P.KINGのグッズ売り場の列に並んだ。列は数十人になっている。むそーさんは、Tシャツ
(オレンジ・M)とリストバンド(チョコ)、やっちぉはTシャツ(オレンジ・L)を購入。他にも奥田民生やYO−KINGなどのグッズも販売され
ていた。民生の参加記念タオル「アメリカン奥田ダイレクト」(タオル3枚で1000円)には参った(笑)。

 その足でオフィシャル・グッズ売り場へ向かう。他にも当日出演するアーティストのグッズが販売されていたが、1日目のシークレット
になっているアーティストのブースはなかった。オフィシャル・グッズ売り場にはすでに長蛇の列。昨年のような順路内でのスムーズな
誘導がなく、ここでも今年の運営に疑問を感じた。グッズ売場に隣接したブースでは年末に開催される「JAPAN COUNTDOWN 
03/04」の第一弾出演者発表と先行チケット発売をしていたが、もうひとつ不人気であった。時刻はすでに10時40分を過ぎ、
また小雨が降り出し風が吹いて肌寒い。やっちぉは長袖カッターを着ていたが、むそーさんは去年の教訓を無視して今年も防寒対策
なしのTシャツ一枚だったので寒そうにしている。

 今年もここで鹿野の挨拶を聞くのかと思っていたがDJブースに声を掻き消されたのか、声も聴こえないまま中村一義のライブが始ま
った。11時過ぎになってようやく売り場の列に並んだものの販売員の不器用さが目立ち、なかなか自分の番が来ない。むそーさんは
ロゴTシャツ(赤)を購入、やっちぉはロゴTシャツ(白・L/青・S/赤・L)とリストバンド(赤)、さらにパンフ1冊を購入して、シートの場
所へ戻った。
                         
10時30分頃 オフィシャル・グッズ売場には長蛇の列   10時30分頃 HMVブースを撮影

 1.中村一義 11時00分〜 GLASSステージ
 社長 渋谷氏の挨拶が聴こえなかったので始まったという実感のないまま中村一義のライブを眺めていた。拍子抜けしつつもライブ
は進んでいく。昨年は編集長 鹿野氏の挨拶であったが、批判連発の雨乞い効果が叶ってこんな天気になったのが原因で雲隠れし
ているのだろうか。シートに戻るとやっちぉは3年目にして初お目見えのピリピリパーカー(謎)を着た。着ていた上着をむそーさんに
渡して、むそーさんが着た。今年のRIJはこんな3日間になるのだろうか…。

 とりあえず、二人はクーラーボックスからビールを取り出し乾杯..>_<!おつまみはとうもろこしを茹でたものとやっちぉが持ってきた
めんたいこウインナー。どちらともむそーさんの母親が朝から茹で&ボイルしてくれたものである。とうもろこしをむそーさんは始め一粒
ずつこまめにとって食べていたが、何時の間にかやっちぉと同じくかぶりついていた。

 中村一義のライブはスムーズに進むが、なんせ二人ともメロディーは知っていてもタイトルが思い出せないので、もうひとつのノリ。
居酒屋さんのBGM状態であった(爆)。
                         
11時30分頃 GLASSステージにて              めんたいこウインナー(アサヒビール園博多工場で販売)


 2.175R 12時20分〜 GLASSステージ
 ビールは進むが、太陽が雲に隠れて冷たい風が吹く環境では身体からアルコールも抜けないため、ある程度飲むと順番にトイレに
通うようになった。しかも酔いも深まって二人とも気分も低下へ。

 さて、175Rはこの1年で大きく成長したバンド。昨年SHAKA LABBITSとの共作でリリースした「STAND BY YOU!!」が
ヒットし、メジャーデビューシングル「ハッピーライフ」で大ブレイクとなった。こういうバンドがミスチルやスピッツなどの後継者となって
もらいたいと思うのだが、最近ブレイクするアーティストの寿命は短すぎると感じる。むそーさんはほとんど座ったり寝たりして聴いて
いた。やっちぉは立ち上がったり、たまに座って聴いていた。
                         
12時40分頃 雲の間に太陽の光が弱々しく覗く       仮設トイレ内の電気スイッチ。なんとなく撮影(ぉぃ)。


 3.HY 13時40分〜 GLASSステージ
 昼過ぎになってようやく雲の切れ間から青空が出た。暑くはないがやや蒸し暑めになり、今年も登場ヒヤロン・ミニ!早速袋を揉んで
硝酸と尿素、そして水を反応させるがなかなか冷たくならない(爆)。15分ほど経過してようやく冷たくなったが、それも束の間でみる
みるうちに終了(−_−;;。しょうがなので、ここで登場熱さまシート。おでこに貼って身体を冷やす。

 HYは昨年3日目の最初に出演。それまでも口コミでブレイクしていたが、ライブ後にその勢いが全国に達して今年発売されたアルバ
ム「Street Story」はインディーズCDとしては初のオリコン・チャート3週連続TOP1という快挙。彼らが届けてくれる等身大の沖縄の風味たっぷりの音楽は時間を忘れるほどのゆったりしたライブを魅せてくれる。昨年大ヒットの「ホワイトビーチ」や最新アルバムから
「AM11:00」、「さあ行こう」、「DREAMING」などを熱唱♪「Ocean」も歌って欲しかったが…。
やっちぉはHY好きなのでほとんど立って観ていたが、むそーさんは酔いがまわってバテていた。
 14時00分頃 GLASSステージにて 雲の切れ間から空が覗く空模様


 4.Secret 15時00分〜 GLASSステージ
 HY終了後にスタンディング・ゾーンより戻ってきた隣りにシートを敷いている団体の女性が「シークレットはHYDEだって…」と言って
いた。ハッキリいってラルクも含めて大嫌い!ほんまほんま(笑)。シングルは知っているが、関西出身であってもあまり関西でヒットし
ていないのも事実。
 そのHYDEが登場し。歓声とともにシートゾーンやテントゾーンよりスタンディングゾーンへ走っていく人がいる。ただ全体的にはたい
した人数ではない。やっちぉもむそーさんも興味ない。ライブのコメントする価値なし...終了、、とうか、ほぼ眠っていた(爆)。
団体の女性も寝てたぐらいだもの。
 この頃にどこからとなくラーメンの香りがして、ライブ後にラーメンを食べに行くことに決定した。


 5.O.P.KING 16時20分〜 GLASSステージ
 HYDEのライブが早く終わるのを待っていた二人は、終了と共にスタンディングゾーンへ向かった。むそーさんはYO−KINGのツアー
Tシャツに着替えて出陣という気合の入りよう。HYDEが終わったスタンディングゾーンは、思ったより人の入れ替わりは無く、逆に増え
ている気配。

 O.P.KINGはこの夏だけの企画で結集した奥田民生、YO−KING、大木温之(from the ピーズ)、佐藤ケンイチロウ(from the
pillows)の4人。この夏の各地で開催されるライブ参加のためにアルバムを製作、発売した。このRIJにとってこの4人の存在は大きく
常連である。ライブは「O.P.KINGのテーマ」で始まった。続いて大木中心に「ミサイル畑で雇われて」、民生中心に「Rock’N Roll
が必要だ」、さらにYO−KING中心の「OVER」を熱唱。なかでも民生に対する声援が一番大きい。民生はこのフェスにとって神様であ
り雨男である(爆)。あの昨年の最終日のトリで濃霧を呼んだ男なのだから。。。
むそーさんはCDを購入、やっちぉは試聴済ということで約1時間のライブを大いにを楽しんだ。
 16時50頃 ステージ上で演奏するO.P.KING


 6.KICK THE CAN CREW 17時40分〜 GLASSステージ
 天気も回復と思いきや、会場上空にはまたまた低い雲が広がってきた。例年だとこの時間はまだまだ暑さが残る夕暮れだが、今年
は涼しく感じる。とはいえ、スタンディングゾーンでO.P.KINGのライブで盛り上がった二人(特にむそー)は、そのままその場に滞在
して、次のライブ開始を待つ。ますます空が暗くなり、ステージ上を照らすライトが幻想的風景をもたらす。

 KICK THE CAN CREWは、お祭り好きの3人MC。これもこのフェスの目玉の一つである。1曲目は最新シングル「性コンティ
ニュー」の2曲目に収録されている「BREAK3」を熱唱。新曲だが会場内は大いに盛り上がった。昨年も新曲「アンバランス」を披露
しているので、違和感は全く無い。続けて1曲を挟んで、宴会ソング「地球ブルース〜337〜」を熱唱中にMCUのMC担当歌詞に出て
くる「今年で30です。」という所で、KUREVAが扇動された会場内からMCUへのハッピバースデーソング。小雨が降り続く空模様
を気にならないほど、会場一帯が熱気に包まれていく。続けて新曲「性コンティニュー」や改めて最新シングルに収録されたお祭りソ
ング「神興ロッカーズ feat.Rhymestar」など、ヒットシングル「マルシェ」、「sayonara sayonara」、さらに沈んでく夕日を呼ぶ「ア
ンバランス」を熱唱し、身体に残っていたアルコールも完全燃焼させた。
                         
18時頃 ステージ上で熱唱する3MC             17時40分頃 再び雨が降り出し観覧車も靄に包まれる。


 7.東京スカパラダイスオーケストラ 19時〜 GLASSステージ
 小雨も上がり、雲の切れ間から夕暮れ空が顔をだした。これで夕日が出れば。。と思うのだが、この時間の太陽は既に地平線付近
まで達していて叶わぬようだ。みるみるうちに空が暗くなり、観覧車にも灯りが灯った。むそーさんとやっちぉはシートまで戻り、再び
缶ビールを飲み始める。この日持ち込んだ缶ビールは18本。うち、やっちぉが10本、むそーさんは8本であった。

 時刻は7時を過ぎ1日目GLASSステージのトリ、東京スカパラダイスオーケストラが登場するこの時間には夜空になっていた。
長年のキャリアと躍動感溢れる演奏の醍醐味は、夜ライブの=この人たちと言っても過言ではないほど迫力を感じる。スタンディング
ゾーンにいる人は当然であるが、シートゾーンにいる人もその演奏に酔いしれていた。雨は上がっていたが、透明なレインコートを着て
ライブを観ている女性二人がステージ内を照らすライトに光り、シルエットになっている。ヒットシングル「銀河と迷路」や「A QUICK 
DRANKER」など、次々とパフォーマンスを繰り広げる。そんなライブを観ながら、ふとあの奥田民生をボーカルに迎えた曲(タイトル
と楽曲が思い出せない..>_<!?)をやるのではないか、との期待と予感を感じていた。

 ライブ終了後、当たり前のように会場内にアンコールの声援が鳴り響き、再びメンバーが登場。予感が的中して、思い出せなかった
楽曲が会場内に響いたと同時にむそーさんとやっちぉは、ほぼ片付けていた荷物を置いたままスタンディングゾーンへ走り出した。
会場内に奥田民生登場の雰囲気を感じたファンが一気にスタンディングゾーンへと走り出す。そして、奥田民生登場!!タイトルを
思い出して「めくれたオレンジ」だと大きく勘違いしていたやっちぉであった。それに気づくのは明日なのだが(爆)。。あ〜恥ずかし。
「美しく燃える森」を熱唱し、一日目のライブは終了した。
                         
18時40分頃 ようやく青空が出るが夕日は沈んだ後    18時50分頃 観覧車に灯が灯る

                         
19時30分頃 熱いステージを魅せるライブ          19時30分頃 レインコートを着てライブを観ている女性二人


 20時過ぎにライブ終了。とともにステージ後方より花火が打ち上げられ、鮮やかな花火が夜空を照らす度に数万人の歓声が上が
った。 GLASSステージから入場門へ歩くこと約20分、ここでも係員の誘導が悪く、駐車場方面に行こうとするが、ある程度まで進
んで、反対側をまわるように指示されたが、やっちぉは不満に我慢出来ずに、ロープを超えて強行突破!それでも交差点で警備員の
誘導により迂回させられた。第2駐車場へ辿りつき、今年は二人とも駐車した自動車を見つけ、クーラーボックス内の水を捨てて会場
を後にした。
 20時10分頃 ライブ終了後ステージ後方より打ちあがった花火

 会場の後にするが、駐車場を出ると嫌でも会場前の混雑している交差点を通らなければならない。所々道路も通行規制され、迂回
しながら帰った。帰りに酒店に寄ってキリン「淡麗」1ケースを購入。そのまま○田駅方向に走らせ駅南側にあるラーメン「一代元」に
入った。やっちぉはとんこつチャーシューラーメン(ねぎ少なめ)と餃子、むそーはねぎしょうゆラーメンと餃子を注文。しばらくして、むそ
ーさんの友達から携帯に電話があり仕事を終えてこの店に来るとのこと。5分ほどしてむそーさんの友達が来て、それまで二人でいた
カウンターから奥の座敷へと移動した。奥の座敷にはRIJ参加したと思われる若者の男女、水戸黄門祭り帰りと思われる男女などがいた。まもなく、むそーさんとやっちぉのラーメンが運ばれてきた。ここでむそーさんお友達がラーメンを注文。10分ほどして、むそーさ
んの友達が注文したラーメンが届く。。。その際に隣りにいた若者団体がこちらを見ている。というのは、奥の座敷に来る前に注文した
ラーメンよりさっき注文した方が優先して運ばれてきているからだ。ところで、ラーメンの味は最悪。なんせスープがコンソメか味の素
風の化学調味料の味がするので、ラーメンという感じではない。
 ラーメン店を出ると「一代元」○田店と書いてあるので、こんな店でもチェ−ン店なのか。

   ラーメン「一代元」店内
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 |      ↓敷居↓          ↓カウンター↓
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 |   男@     浴衣女性   |
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 |   男A      男性B   |
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 | A   B     RIJ参加   |
 | ____    ____   |
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 ||___ |  |___ |  |
 |     C     の団体    |
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むそーさんの友達と分かれて、自宅近くのセブンイレブンで、むそーさんはキリン「氷結・シャルドネ スパークリング」とわさび風味いな
り寿司を、やっちぉはアルコール類(何を買ったか忘れました)とサンドイッチなどを買った。

 むそーさん自宅に到着後、買ってきたものを夕食にした。やっちぉが持ってきたRIP SLYMEのアルバム「TIME TO GO」を
DVDプレーヤーで聴くことに。配線が複雑で、音が出るまでに少し時間がかかった。RIP SRYMEを聴きながら、むそーさんが
お風呂に。続いてやっちぉも入った。
 まもなく就寝した。

 8月2日(土)RIJ2002 2日目へ