通知表の所見をどのように書いていますか?

順調に学級経営や学習が進んでいますか?

「所見」作成は、学期の途中からも始まっています。勿論、学期末の仕事ですが、
「生きた所見」を書くために、子ども達の心や願いと教師の思いがぴったり重なる
所見を書くために、「今」を記録しましょう。
そうしておけば、学期末にも鮮やかに「その時」が思い出されて、
生きた所見となります。

そのために、記録する項目についてあらかじめ計画を立てておきましょう。
・主な行事(3学期なら6年生を送る会の取り組み、作品展など、
2学期なら運動会、学芸会、その他発表会などの当日のがんばりばかりでなく練習の時の様子やがんばりやリーダー性なども)
・係活動、班の役割、総合的な学習などのグループ活動など
・学習の記録、発表やノート、学校によって違いますが、各学校で重点的に頑張っている
研究授業や取り組みなどの様子、等々も記録したいですね。

今からでも遅くありません!記録しましょう!!
今からやっておけば、指導要録を書くときに、極めて効果絶大です。
まず、記録したいのは、係の仕事のがんばりです。
そして、行事や学年、学級の取り組みの様子です。
行事や取り組みが終わるごとに、どの先生も必ず、頑張りや感想などを
「作文」や「振り返りシート」に書かせていますね。
それを見て、今のうちに所見出ーたちゃんに記録していきましょう。

その記録は、所見を書くとき、指導要録を書くときに
生きた子ども達の所見を書く上で、ものすごく大切なものです。
そして、校務の省力化に、時間の有効活用に、必ずや必ずや役立つはずです。
共にがんばりましょう!!(^○^)
  

 通知表(Wikipedia)作成、それは、必ずどの教師にもついて回る宿命のようなものです。
これが終わらないと、その学期は終了しません。そして、期限が決まっています。
 通知表(あゆみ、通知票など)作成の中で、
最も悩み苦しみ時間を要するのが所見の作成ですね。
これは得意な先生もいればそうでない先生もおられると思います。

学期末というのは、子ども達にとってはその学期の締めくくりの時期で、
1つの区切り・節目です。その学期の自分はどのように過ごしたか、学習や生活を
振り返らせ、長期の休みや次学期に向けてしっかり締めくくらせてやりたいものです。
節目が豊かで意欲が持てるものであればあるほど、その後の伸びも違ってくると思います。

しかし、そんな時であるにもかかわらず、教師は大忙しです。各種事務処理や片付け、
通知表作成に追われます。子ども達に、できるだけ豊かなまとめをすることが、
ついついできずに、学習進度の遅れを埋めることや校務分掌の自分の仕事に追われ、
ともすれば、目の前の仕事を片っ端から片付けることに忙殺されます。

更に、学年末ともなれば、様々な事務処理や片付けが待っています。
教室をスッカラカンにしなくてはなりません。作品配布や教材備品の片付けばかりでなく、
どの学年の子ども達にも、それぞれの学年の締めくくりをしっかりしてやらねばなりません。
学習の締めくくり、班活動・係活動などの締めくくり、次の学年に向けて良い意味での決意を持たせたいし、
友達との別れもあります。それに指導要録を仕上げなければなりません。あぁ、春まだ遠し・・・・

でも、どの先生も、よりよい締めくくりを切に願っていると思います・・・・

書店に行って、教育書等や所見に関する本を探していて「あなたは、子どもの成長に気づいていますか?」
なんて書いてあったりして、どきっ!としたことがあります。
以前からそうであったのかもしれませんが教育現場は、忙しくてなかなか心の余裕もありません。
いつも仕事に追い回されているような気がします。だから、子ども達の小さな成長や変化に目をとめられなかった
時があると思います。

教師が余裕なく、忙しく、いつも何かに追いかけられながらいると、よく失敗もするし、
子供達を叱りがちになります。こうなると、どこかで軌道修正しないと、更に悪循環に陥ってしまいます。

所見作成もそうです。忙しさに振り回されながら過ごしていると、いつの間にか学期末を迎えることになって、
あわてなくてはならないことがあります。

私の友達にこんなことを言われたことがあります。
「学期末だから忙しいって言うけど、こっちは年中忙しいんだ。学期末が忙しくなるのが分かってるなら
忙しくならないように対策を立てればいいじゃん。」
確かにそうです。教師にとっては学期末は忙しいものです。分かってはいるけれど、どうすることもできません。
いつも少しでも楽に過ごせるようにと頑張るのですが、だいたいそうはなりません。

そんなこんなで20年以上過ぎてしまいました。で、何とかならないかと、ずーっと考えてきました。
特に時間もかかり、悩みに悩む所見作成をなんとかしたい!と考えてきました。
そして、やっとそれが形になったのが、「所見出ーたちゃん」です。(2006年2月末)


ただし、作ってみて使ってみて分かったのですが、このソフトを使えば
オートメーションの機械のようにポンポン所見が出来上がるわけではありません。
頭に思っていることをコンピュータソフトの所見出ーたちゃんが読み取って、文字にしてくれる?
そんな、わけはありません。


子ども達に国語や算数などの教科を教えたり、色々な取り組みをしたり、クラスみんなで力を合わせて
行事を成功させたりする中で、様々な表情を見せたり、ぐーっとやる気を見せて伸びたりする様子を
しっかり記録して、そんな様々なデータから生きた所見がやっと書けるのです。
だから所見は簡単には書けません。

けれど、けれど、所見出ーたちゃんを使うと、今までよりは、早く、しっかり、確実に手早く、
生きた所見が書けます。特にバージョンが1.5になってからは。
所見が手書きの先生も、記録として使うことができます。
様々な子ども達の行動の蓄積にも使えます。
学期末に、多くの記録(教科のテスト、行事の記録、鉄棒や縄跳び、リコーダーや鍵盤ハーモニカ、係活動など)
を前に、どのデータを重視して、どのことをどんな風に書こうか、迷う時間(これが結構大きな時間です)が、
少なくなります。画面Bを活用すると、きっと実感できると思います。

是非使ってみてください!